味があるデザインがカワイイから不器用さんでも安心☆水彩ネイルに挑戦

ネイル

水彩画のようなみずみずしいデザインが特徴的な水彩ネイルをご存知ですか?たらしこみネイルと言われることもあります。水彩ネイルはジェルでもポリッシュでも楽しめますし、やさしく趣のある雰囲気ですので、誰でも楽しめるデザインです。また、水彩ネイルは春夏に多く見られるデザインですが、秋冬のイメージであるボルドーとあわせるなど、水彩以外の部分にその季節を感じさせる色を使うことで、どんな季節でもあうネイルになるんです。水性アクリル絵の具を使用したものもありますが、今回は、ジェルで簡単に出来る方法をご紹介します☆

水彩ネイルの特徴って?

水彩ネイルの工程で特徴的なのはズバリ、アートの際に「ジェルを薄める」ということ。この薄める工程こそが、水彩ネイルが水彩たる所以なのです。ここで気になってくるのは「いったいどうやってジェルを薄めていくの?」ということではないでしょうか。一般的に、ジェルを薄める際に使用するのは、ジェルクリーナーなど、ジェルネイルをする際に使用するエタノール系の液体です。

なぜエタノール系の液体を使うの?

エタノール系の液体は揮発性が高いので乾きが早く、親水性があるため、ジェルネイルでの水彩ネイルに適しています。しかし、揮発性が高いゆえ、アートの最中に薄めたジェルがなくなってしまう場合があるので、アートにはスピード感を要します。また、ジェルを薄めて少し時間が経つと、顔料がダマのように見えるケースがあります。この場合は、もう一度混ぜ合わせると元に戻ります。

混ざらなかった場合

ジェルの顔料と液体の相性が悪く、ダマになってしまうケースがあります。その際には、違うメーカーのジェルクリーナーなどを使用してみたり、アセトンやジェル用の薄め液を試してみたりしましょう。

水彩フラワーネイルに挑戦!

準備するもの

  • ベースジェル
  • カラージェル(今回は白とネイビー、紫、ベージュを使用しました)
  • ノンワイプトップジェル
  • 平筆
  • ライン筆
  • ジェルクリーナー
  • ウッドスティック
  • ジェルネイル用のLEDライト
  • ネイルチップ
  • ネイルチップスタンド
  • ネイルパレット
  • ブリオン

下準備

  • ジェルネイルをする前に手洗いと消毒をしましょう。
  • 自爪に施術する際は、爪の形を整え、甘皮などの下処理をします。

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やり方

1


ベースジェルをすべてのネイルチップに塗り、硬化します。
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親指と薬指のネイルチップの全面に、平筆を使って白のカラージェルを塗り、硬化します。人差し指と中指、小指のネイルチップにはベージュのカラージェルを全面に塗り、硬化します。
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ネイルパレットの上にネイビーと紫のカラージェルを出し、ジェルクリーナーと混ぜて明度を高くするように薄めます。カラージェルとジェルクリーナーの割合は1:3程度が目安です。
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薄めたカラージェルが揮発しないうちに、細筆にたっぷりとカラージェルを含ませ、ネイルチップに落とすようにして塗ります。今回は親指と薬指のネイルチップに行いました。
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薄めたカラージェルが乾き始めたら、キッチンペーパーで水分をふき取った細筆で、薄めたカラージェルの中心の液を吸い取ります。その後仮硬化します。花びらを一枚描くごとに仮硬化をしながら、お花のデザインを仕上げます。
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お花の中心に、薄くトップジェルを塗り、ブリオンをのせて硬化します。
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ベージュに塗ったネイルチップの先端にトップジェルを薄く塗り、ブリオンをのせ硬化します。
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すべてのネイルチップにトップジェルを塗り、硬化します。
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完成です♪

まとめ

一見難しそうですが、やってみると意外と簡単な水彩ネイル。平面アートですが立体感があるので、華やかなのに、ジェルのリフトが防げるデザインです。利き手へのセルフネイルでも、水彩デザインは味があるのが特徴のひとつなので、失敗が功を奏すことも。思い通りにアートができなくてもごまかしが効くので、一度はセルフで試してみる価値アリですよ!

 

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