自分に合う枕で朝までぐっすり☆快適な眠りのための寝具選びのポイントをまとめました

夜になっても気温が下がらず寝苦しい夜、熟睡できずに寝不足という方も多いこの時期。質の良い眠りのためには、枕選びも重要なポイントです。でも「良い枕」とはどんな枕を選べばよいでしょうか?体型も生活環境もみんな違うので、硬い素材に柔らかい素材、厚みがあったり薄かったり、どれが自分に合っているのか迷ってしまいますよね。今回は、枕選びのポイントについてまとめてみました。

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枕は「眠りに入る姿勢」で選ぶのがポイント

身体の大きさや体型によってその人に合うまくらは変わりますが、枕を選ぶポイントとしては、普段どのような姿勢で眠りに入っているかということの方が大切だったりします。仰向けで自然に眠ることのできる人もいれば、横向きで背中を丸めている方が眠りやすいという人、中にはうつ伏せじゃないと眠れないという人もいるかもしれません。このように眠りに入る姿勢は人によって違うので、それぞれのタイプで選ぶ枕が変わってきます。では、どのタイプがどのような枕を選ぶのが良いのかを見ていきましょう。

仰向けで寝る人

仰向けで寝る人の枕選びは、頚椎のカーブを保てるかどうかがポイントです。頚椎と呼ばれる首の骨は、若干前に反って(前弯)います。その前弯を適正な角度に保つことで呼吸が妨げられることなく、睡眠時の安静を保つことができると言われています。よく「正しい枕の選び方」として、『顎とオデコを結んだ線が地面に対して5度になるのが理想の角度』などと言われていますが、実際にはそんな角度は測れませんよね?(笑)大丈夫、仰向けで寝てみた時に首に詰まる感じがなく、鼻で息をしてみて苦しくなければそれが適正な角度と考えて問題ありません。

横向きで寝る人

横向きで寝ることが多い人は、首が地面に対して平行を保つくらいの高さが首に負担がかかりにくく、快適に入眠することができます。この場合も枕が高すぎると、上になっている側の首の付け根を痛めやすいので注意が必要です。TVを観るのにソファの肘掛けに頭を乗せて横になったまま寝てしまい、起きたら首を寝違えていた、というのはこのパターンが多いです。お気をつけください。

うつ伏せで寝る人

うつ伏せで寝るのが好きだと言っても、顔まで真下を向いて寝ている人はごく稀で、ほとんどの人が顔を左右どちらかに向けて寝ているようです。その際に枕が高いとやはり首をひねった状態が長くなり、寝違えなどの痛みにつながりやすくなります。よって、うつぶせ寝が好きな人は低めの枕がおすすめです。いっその事、枕を使わないくらいがちょうどいい、という人もいるかもしれません。

枕に注意するだけでは快適な睡眠は得られない?

ここまで枕選びのポイントについて書いてきましたが、実際には枕ばかり気にしていても快適な睡眠にはつながりません。例えば同じ高さの枕でも、薄い布団に寝ている時に使用するのとフカフカのマットレスで寝ている時に使用するのでは、使った感触がまるで違ってしまいます。つまり真に快適な睡眠のためには、枕だけではなく寝具をトータルで見て判断しなくてはいけません。

真の快適な睡眠のポイントは“寝返り”にあり

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だったら何を基準に寝具を選べば良いのかというと、それは単純に「寝返りが打てるかどうか」です。人は、一回の睡眠で20〜30回の寝返りを打つと言われています。人の身体は同じ姿勢をとり続けることで、筋肉に負担が掛かり硬直していきます。これは立っていても座っていても、そして横になって寝ている時でも一緒です。そのような筋肉の硬直を防ぐために、私たちの脳は眠りながらでも定期的に身体の向きを変えようとします。これが寝返りです。

ところが、敷布団やベッドのマットレスが柔らかすぎて身体が沈み込みすぎたり、あるいは枕が高すぎたり、逆に柔らかすぎて頭の動きが固定されてしまったりすると、身体は寝返りを打てずに同じ姿勢を続けることになり、その結果、疲労が抜けず、身体に負担が蓄積したままの状態となります。よくホテルなどで上手く寝付けず、かえって身体が疲れたり痛みが出てしまったりするのは、枕が合わなかったのではなく、寝具全般が柔らかすぎて同じ姿勢で眠り続けてしまったのが原因であると言えます。

よって本当に快適な睡眠を得るためには、敷布団やマットレスは比較的硬めで寝返りの妨げにならないようなもの、枕はそれに合わせて入眠しやすいものをチョイスするのが良いと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は寝る姿勢から枕などの寝具について解説しました。寝具の専門店では、自分に合った枕をオーダーメイドできるところもあるので、専門家に相談しながら自分の枕を作るのもいいと思いますよ。ぜひあなたも自分に合った寝具で寝苦しい夜でもぐっすり休んで、暑い時期を乗り切りましょう。

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