保湿成分ってどんなものなのか知ってる?自分のお肌に合った化粧品を選んで、正しいスキンケアをしましょう

保湿成分ってどんなものなのか知ってる?自分のお肌に合った化粧品を選んで、正しいスキンケアをしましょう

本ページはプロモーションが含まれています

DAILY RANKING
デイリーランキング
DAILY RANKING
デイリーランキング

スキンケアもメイクも保湿が大事。店頭に並んでいるスキンケア用品を見ると、「保湿成分配合」といったように、保湿成分の名前がパッケージに書かれていることもよくあります。よく聞くのは「ヒアルロン酸」や「セラミド」などだと思いますが、保湿成分の名前を聞いても正直どういう成分なのかわからない…といった方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、代表的な保湿成分について、その特徴を解説していきます。

 

photo by Fotolia.com

 

 

芸能人愛用アイテム

水溶性成分

 

photo by Fotolia.com

 

ここでは、水に溶けやすい成分を指します。水溶性の保湿成分の特徴としては、水を蒸発しにくくする作用があります。水(精製水など)も水溶性成分に分類されるのですが、水を単体で肌につけるとどんどん蒸発してしまいます。しかし、水溶性の保湿成分は肌の上で水とゆるく結合し、水分を蒸発しにくくするのです。まずは水溶性成分から見ていきましょう。

 

ヒアルロン酸Na

 

「ヒアルロン酸Na」は、1グラムで2~6リットルの水分保持力があるといわれており、少量でも保湿できる成分です。「ヒアルロン酸Na」を配合すると、テクスチャーにとろみが感じられます。

「3つのヒアルロン酸を配合」と書かれている化粧品を見たこはありませんか?これはヒアルロン酸にいくつかの種類があるためです。よく使用されているのは上記の「ヒアルロン酸Na」です。「アセチルヒアルロン酸」は、ヒアルロン酸に油性成分をくっつけたもの。保水力と柔軟性がアップされており、角質層にも馴染みやすいものです。「加水分解ヒアルロン酸」は、ヒアルロン酸を分解して小さくしたもの。角質層への浸透をより高めた成分です。

 

 

コラーゲン

 

こちらもよく聞く成分名だと思います。化粧品で使われている「コラーゲン」は主に2種類。一つは「水溶性コラーゲン」で、肌や髪の毛表面に保護膜を作ってくれます。もう一つは「加水分解コラーゲン」。分子を細かくしたものです。どちらもサラッとしていて、肌馴染みが良いのが特徴。

 

 

アミノ酸

 

「アミノ酸」にはさまざまな種類があり、パッケージ裏などに書いてある成分表を見ると「アスパラギン酸」「グルタミン酸」「チロシン」などと表示されています。

人の肌には「NMF(天然保湿因子)」という、天然の保湿成分が集まったものがあります。吸水性や保湿性に優れ、皮膚にとって大切な機能を果たしているのです。「アミノ酸」はこの「NMF」の主成分であり、タンパク質のもとにもなっています。多くの種類がある「アミノ酸」ですが、どれも保湿力が高いです。

 

 

グリセリン

 

吸水性に優れた保湿成分です。「グリセリン」だけでも充分保湿効果が出ますが、「ヒアルロン酸Na」や「コラーゲン」などと相性が良く、こうした成分と組み合わせて配合すると保湿効果が高まります。

ちなみに、成分表は配合量1%以下のものは順不同で書かれています。逆に言うと、それ以上のものは配合量順に記されているのです。多くの化粧品は「水」が最初に書かれていますが、「グリセリン」が最初に書かれているものもあります。「グリセリン」には発熱する性質があるため、最初に書かれているほど多く配合されている場合は温感化粧品であることが多いです。(※温感化粧品は、肌に乗せた時にじんわりと温かさを感じるものを指します)

 

 

油性成分

 

油性成分の中には、保水作用や保護作用などがあるものも。こうした働きを活かして、乳液やクリームなどにも配合されています。硬くなった皮膚を柔らかくする効果があったり、撥水性が高かったりといった成分もありますが、ここでは保湿に着目して解説していきます。

 

 

スクワラン

 

ベタつきを感じにくい、油性の保湿成分です。紫外線に強く、酸化しにくいという安定した性質を持っています。皮膚刺激はほとんどなく、浸透性にも優れているのが特徴。肌のバリア機能を高め、あせもやニキビを予防したり改善したりする効果も。

人の皮脂には「スクワレン」という天然成分が少量含まれています。「スクワレン」にも保湿作用があるのですが、酸化しやすいという難点が。そこで安定性を高めたものが、「スクワラン」なのです。

 

 

ミツロウ

 

ミツバチの巣から摂取したロウを精製したもの。古くから化粧品に配合されており、保湿力が高いです。また、密閉性も高いため、皮膚の保護作用もあります。

ミツバチが関連する美容成分は他にもあります。油性成分ではないですが、「ハチミツ」も保湿成分です。保湿力が長く持続し、クレオパトラが愛用していたともいわれています。その他、「ローヤルゼリー」「プロポリス」といった成分もあります。

 

 

オリーブ果実油

 

水分を抱え込む性質があり、保水力に優れています。水分蒸発を防ぐ上、硬くなった皮膚を柔らかくする効果もあります。

ただし、注意したいのがニキビです。「オリーブ果実油」の主成分は「トリグリセリド」。これ自体は人の皮脂の約40%を占め、肌に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、アクネ菌のエサとなるため炎症を起こしてしまう場合があります。

 

 

セラミドについて

 

photo by Fotolia.com

 

セラミド配合といった化粧品を見かけることもあるかと思います。セラミドは、水分をしっかりとはさみこむ性質を持っています。そのため、うるおいキープに優れているのです。「ヒアルロン酸」などの保湿成分とは違い、肌を健康な状態に改善する作用があり、肌本来の水分保持力を高めてくれるのです。セラミドにはいくつか種類があることに留意しましょう。成分表には「セラミド1」「セラミド2」といったように、数字が一緒に書いてあります。この数字が違うと効果も異なるので、セラミド化粧品を買う時の参考にしてください。

 

  • セラミド1
    水分保持の働きと、バリア機能があります。こちらは非常に高価です。

 

  • セラミド2
    皮膚で保湿してくれる働きがあります。バリア機能を高める作用も。人の肌に最も多く含まれているセラミドで、化粧品によく使われるものでもあります。

 

  • セラミド3
    水分保持の他、シワを防いだり減少させたりする効果があります。

 

  • セラミド4/セラミド5
    角質に脂質バリア層を作る働きがあります。

 

  • セラミド6/セラミド6Ⅱ
    セラミド3と同様の働きに加え、正常なターンオーバーを促します。

 

  • セラミド7
    細胞の増殖分化をコントロールします。また、皮膚にある菌のバランスも整えます。

 

セラミドは人の体内で作られますが、アトピー性皮膚炎の方は「セラミド1」が極端に少ないという研究結果があります。また、加齢によって「セラミド3」と「セラミド6」が減少します。

 

 

どの保湿成分が配合されているのかをチェックして

 

保湿成分といっても、その働きは種類によってそれぞれ異なることがわかりましたね。聞いたことがあるからという理由で化粧品を購入するのはもったいない!それぞれの特徴を知って、自分に合った化粧品を選びましょう。より自分に合った化粧品に出会えますように♡

コメント

タイトルとURLをコピーしました