新年に絶対に作りたくなる「正月料理&献立レシピ」
クリスマスも終わり、そろそろ新年に向けて準備を始めている方も多いのではないでしょうか♪
お正月は、おせちに鍋、お雑煮などが定番ですが、みなさんのご家庭では、正月料理にどのようなものをいただきますか?
いつも同じ正月料理に一品加える事で、新たな気持ちで食事を楽しめるはずです。
そこで今回は、新年に絶対に作りたくなる「正月料理&献立レシピ」をご紹介します。
伝統のお料理から最近流行りのアレンジ料理までを厳選しましたので、次のおせちや正月の参考にしてみてくださいね。
目次
①会津武家料理!ホタテ缶で作るこづゆ
出典:kurashiru
まず初めにご紹介する、正月料理&献立レシピは、福島県にある会津若松という地方の郷土料理です。
福島では、お正月やお祝い事のある時、おもてなし料理として振る舞われる一品です。
家庭によって、キクラゲや干ししいたけ、里芋など具材は様々です。
使用する調味料は少ないですが、ホタテのダシが出るので充分美味しく召し上がれます。彩り豊かなので、お正月にピッタリです。
材料2人分
にんじん…10cm
糸こんにゃく…30g
小町麩…10g
シイタケ…1枚
山菜の水煮…80g
(A)ホタテの水煮缶…100g
(A)水…500ml
(A)薄口しょうゆ…大さじ2
(A)塩…少々
作り方
下準備
山菜の水煮はザルに上げて水気をよく切っておきます。
1
具材を切ります。 ニンジンはいちょう切り、しいたけは薄切り、糸こんにゃく(アク抜き不要のもの使用)は2cmの長さにブツ切りにします。
2
鍋に(A)を入れて中火で加熱します。
3
1で準備した具材と山菜の水煮を加えてニンジンが柔らかくなるまで煮ます。
4
煮えたら小町麩を入れます。
5
麩が柔らかくなったら完成です。
・本来は乾燥のホタテ貝柱を使用するのですがとても高価なので、今回は乾燥のものより安く手に入る水煮缶を使用して作りました。水煮缶を使用することで、乾燥のものを使用する際の水に戻す時間も無くなるので早く仕上がります。
②ぶり入りお雑煮 すまし仕立て
出典:kurashiru
次にご紹介する、正月料理&献立レシピは、ブリをお雑煮に加えたアレンジ料理です。
ブリは出世魚として縁起の良さからおめでたい席には欠かせない魚です。一年の幸せを願い、お雑煮にブリを入れてみてはいかがでしょうか。干し椎茸の出汁の風味も良く美味しいですよ。
材料2人分
餅 (1個50gの切り餅)…2個
ブリ…1切れ
ブリ下処理
(A)塩…小さじ1/2
(A)料理酒…大さじ2
お湯…500ml
大根…70g
里芋…60g
金時人参…30g
干し椎茸…2枚
水 (戻す用)…300ml
水菜…10g
お湯 (茹で用)…500ml
雑煮出汁
水…100ml
薄口しょうゆ…大さじ1
顆粒和風だし…小さじ1
塩…小さじ1/4
ゆずの皮 (飾る用)…少々
作り方
1
干し椎茸は、水を入れたボウルに入れ戻します。戻し汁は捨てずに取っておきます。
2
ブリは半分に切り、バットに入れ(A)を回し入れ15分程おきます。鍋にお湯を沸騰させ1分程中まで火が通るまで下茹でし、水気を切ります。
3
里芋と金時人参はよく洗い皮を剥き、1.5cm幅の輪切りにします。大根は皮を剥き1cm幅の輪切りにします。
4
水菜は3cm幅に切ります。
5
鍋に茹で用のお湯を沸騰させ、1の戻した干し椎茸、3を入れ中まで火が通るまで5分程茹で、水気を切ります。
6
餅はパッケージの表示通りに、トースターで焼きます。
7
鍋に1の300mlの戻し汁、雑煮出汁の材料を入れ中火でひと煮立ちさせ、2を入れて更にひと煮立ちさせます。
8
器に5の大根を底に敷き、残りの5、6、7のブリ、4を盛りつけ、7を回しかけます。ゆずの皮をのせて出来上がりです。
・塩加減はお好みで調整してください。今回お餅を焼いてますが、茹でても美味しく頂けます。雑煮出汁、ブリ、野菜と別々に煮る事で出汁が濁らず、風味良く仕上がります。
③有頭海老の黄金マヨ焼き
出典:kurashiru
次にご紹介する、正月料理&献立レシピは、おせちやおもてなしにおすすめの有頭エビの黄金焼きです。
エビは、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願っておせちや正月飾りに使われています。主にウニと卵黄を使われますが、今回はマヨネーズを入れてアレンジしました。おつまみとしてもおすすめの一品です。
材料2人分
エビ (有頭、生)…2尾
(A)料理酒…大さじ1
(A)塩…小さじ1/4
黄金ソース
マヨネーズ…大さじ1
卵黄…1個
パセリ (生)…適量
作り方
下準備
パセリはみじん切りにしておきます。
1
エビは殻付きのまま背に切り込みを入れ、背ワタを取り除き、尾の中央にあるけん先を取り除きます。竹串を腹側に尾から頭に向けて刺します。
2
バットに1と(A)を入れて、手でなじませ、ラップをかけて10分程置きます。
3
ボウルに黄金ソースの材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
4
2の水気をキッチンペーパーで拭き取り、形を整え、切り込みに3を入れます。
5
アルミホイルを敷いた天板に4をのせ、全体に薄く焼き色がつくまでオーブントースターで10分程焼きます。 ※竹串が剥き出てしまう場合はオーブントースターで加熱すると竹串が発火する恐れがあります。目を離さずに様子を見ながら加熱してください。
6
器に盛り付け、パセリをのせて出来上がりです。
・お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。
焼き色が付きすぎてしまう場合は、アルミホイルをかけてください。
エビの種類によって焼き時間を調整してください。
エビはお好みで殻を取り除いてからお使いいただいても構いません。
竹串はオーブントースターの熱源に直接触れたり、温まりすぎると発火の恐れがあります。加熱している際は目を離さずに様子を見ながら加熱を行ってください。心配な場合は剥き出ている部分をアルミホイルで巻くとより安心ですよ。
④くるくる 紅白なます
出典:kurashiru
次にご紹介する、正月料理&献立レシピは、お正月のおせちの一品におすすめの、くるくると巻いた紅白なますです。
千切りにした大根とにんじんをあえ酢で和えたものが定番のなますですが、こちらのレシピでは渦巻き状にアレンジ。ゆずの香りと酢でさっぱりとお召し上がり頂けますよ。上品な一品を作りたい方におすすめです。
材料4人分
大根…100g
にんじん…1/2本
塩 (塩もみ用)…小さじ1/2
ゆずの皮…1/4個分
あえ酢
砂糖…大さじ3
酢…大さじ2
塩…小さじ1/2
作り方
下準備
大根とにんじんの皮は剥いておきます。
1
ゆずの皮は長さ2cmの細切りにします。
2
大根とにんじんは桂剥きにします。
3
ボウルに2と塩もみ用の塩を入れ、揉み込みしんなりするまで10分程置き、水気を絞ります。
4
別のボウルにあえ酢の材料と1を入れて混ぜ合わせ、3を加えて混ぜます。ラップをして冷蔵庫で1時間程漬けます。
5
味が馴染んだら、大根とにんじんを重ねて手前から奥に巻き、2cm幅に切り、お皿に盛り付けて完成です。
・あえ酢の調味料の分量はお好みで調整ください。
今回は大根とにんじんを巻いて仕上げましたが、千切りでも代用可能です。
⑤甘すぎない!伊達巻き
出典:kurashiru
次にご紹介する、正月料理&献立レシピは、おせち料理の定番、伊達巻きです。
少ない材料でお手軽にお作りいただける伊達巻きなので、料理が苦手な方にもおすすめのレシピです。正月らしい程よい甘さで、食べやすく仕上げています。鮮やかな色合いで食卓が華やかになる一品ですよ。簡単にお作りいただけますので、ぜひお試しください。
材料2人分
卵 (Mサイズ)…4個
はんぺん (110g)…1枚
(A)みりん…大さじ1
(A)砂糖…大さじ1
(A)薄口しょうゆ…大さじ1
サラダ油…大さじ1
作り方
1
フードプロセッサーに卵を割り入れ、はんぺんをちぎり入れ、(A)を入れます。なめらかになるまで撹拌します。
2
卵焼き器にキッチンペーパーでサラダ油を薄くのばし、弱火で熱します。
3
1を流し入れ、アルミホイルを被せて弱火で焼きます。焼き色がついたら裏返し、同じようにアルミホイルを被せて焼き、中まで火が通り、両面に焼き色がついたら火から下ろします。
4
熱いうちに巻きすで巻き、輪ゴムで数ヶ所を留めて粗熱を取ります。
5
冷蔵庫で2時間ほど冷やし、食べやすい大きさに切ります。お皿に盛り付けて完成です。
・調味料の加減は、お好みで調整してください。
仕上がりの色味が濃くなりますが、薄口しょうゆはしょうゆでも代用いただけます。
フードプロセッサーがない場合は、ミキサーでも代用いただけます。
アルミホイルは直火に触れると溶けてしまう可能性があるため、蓋として使用する際はフライパンからはみ出さないように内側に折り曲げてください。料理によっては調味料などに含まれている塩分によってホイルが溶ける可能性もございますので、ご使用の際は十分にご注意ください。
新年に相応しい美味しいお正月料理を作ろう♪
今回は、新年に絶対に作りたくなる「正月料理&献立レシピ」をご紹介しました。
気になるレシピはありましたか?
どれも新年に相応しい美味しいお正月レシピばかりです。お家にお客様がいらっしゃるご家庭の場合は、ゲストも喜んでくれるはず。ぜひこちらを参考に、気になるお正月料理を作ってみてくださいね。
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