アジア料理には欠かせない食材で、独特な香りから好き嫌いが分かれる「パクチー」。一昨年のパクチーブームから少し落ち着いてきましたが、依然パクチー人気はアツいですね。そこで今回は、パクチーを大盛りで頼むくらいのパクチー好きが泣いて喜ぶパクチーの美容効果についてご紹介します。
パクチーの知られざる美容効果
世界の様々な料理に用いられているパクチーはハーブの一種で、セリ科の一年草。英語圏で「コリアンダー」と呼ばれている他、中国では「シャンツァイ(香菜)」と呼ばれています。ちなみに「パクチー」はタイ語です。
古くから食用として使われていますが、今ほどブームになっていない頃は、日本でパクチーを入手するには、ハーブ専門店や大型食料品店、中華食材専門店など、取り扱いのある店舗は限られていました。それが今や、普通にスーパーで手に入り、チューブ入りパクチーまで売っているのですから、かなり身近な存在になりましたよね。
では、そんな身近になったパクチーをたくさん食べると、どんな効果があるのでしょう?
美容効果その①アンチエイジング
βカロチンやビタミンCが豊富に含まれているので、皮膚や粘膜を健康に保ち、抗酸化作用から病気予防、老化やシミ・シワ防止といったアンチエイジングへの効果が期待できます。
美容効果その②デトックス
食べ物から知らず知らずのうちに摂取して身体に溜まっていく、水銀や鉛といった毒素や老廃物を排出してくれるデトックス効果が期待できます。老廃物や毒素が溜まっていくと、肌荒れや便秘、体調不良などを引き起こしやすいので、老廃物や毒素を排出する働きがあると病気予防にもなります。
美容効果その③ストレス、ホルモンバランスの調整
パクチーの香りに含まれる成分が、ストレスやホルモンバランスを整えてくれる効果があるんだとか。独特な香りに好みは二極化しますが、良薬は口に苦しと思えば、パクチーの香りも楽しめるのではないでしょうか。
パクチーを簡単に取り入れる方法
スーパーなどでパクチーを買う場合は、なるべく葉が新鮮で、茎にハリがある、みずみずしいものを選んでください。また、生のパクチーは香りが変化しないように早めに使い切った方がベター。余ったパクチーの葉の部分は刻んで冷凍可能ですが、1ヶ月くらいで使い切るようにしましょう。薬味代わりに使うと料理の幅が広がりますよ。
また、近頃は生のパクチーの他に、チューブ入りのパクチーも販売されていますので、用途に合わせて使い分けても良いでしょう。
おすすめレシピ
①デトックスウォーター
密閉できるボトルに、スライスしたレモンやキウイ、レモングラスなどと一緒にパクチーを入れて、ミネラルウォーターを注ぎ冷蔵庫で半日冷やせばできあがり。
②スムージー
パイナップルやキウイなどのフルーツと一緒に、パクチーと水を入れてミキサーをかけるだけ。朝食を置き換えたい時にもおすすめです。
③薬味代わりに
チューブ入のパクチーは、餃子のタレや、塩焼きそばにプラスするだけで、エスニックな味に変身します。カルパッチョやオムレツにかけるのもオススメです。
④チャーハンにする
刻んだパクチー(もしくはチューブ入りパクチー)を使ってチャーハンにするのも◎。炒める時に使う油がビタミンの吸収率を上げてくれます。
いかがでしたか。女性にとって嬉しい効果がたくさんのパクチーを手軽に摂って、ヘルスコンシャスなキレイを作ってください。
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