男性に比べて、女性はウソをつくのも感情を読みとるのも一枚上手です。なぜなら、ほとんどの女性が本能的に「女優の素質」を持っているからなのですよ。今回は、誰もが隠し持っている「女優の素質」について、くわしくお伝えしていきます。
演出は女性ならではのコミュニケーションテクニック
基本的に女性は、幅広くさまざまな情報を集めるのが得意です。女性同士のおしゃべりでもよくありますが、「なぜそんなことまで知っているの?」と、全く関係なさそうなことを知っていて驚くことがよくありますよね。
また、交友関係の幅が広くても、必ずしも付き合う人たちすべてが同じ趣味というわけでもなければ、同世代というわけでもないなど、まったく接点がなさそうな関係も多いのです。さらに女性は、それぞれの友人グループや場所、状況に応じて自分自身のキャラクターを使いわけて接することもできます。
キャラクターとは、自分が持っている性格や特徴をうまく活かして、その場の雰囲気にあった自分を無意識に演出しているということ…。
なぜなら、女性は自分だけ目立ったり協調性を乱したりすることはせずに、その場の人間関係がスムーズにいくよう、無意識に配慮することが自然と身に付いているからです。
これは、女性ならではのコミュニケーションテクニックといえますね。
男性の前では変幻自在になれる
男性は、目の前にいる女性や状況によって、自分のキャラを変えることはあまりしませんよね。一方で女性の場合は、その男性との関係性、距離感、状況、好き、キライなどで、さまざまなタイプに変身できちゃうものです。
たとえば、合コンの相手がドクターや弁護士など、ちょっとセレブな雰囲気を感じる相手の場合、その雰囲気に合わせて、おしとやかで礼儀正しいお嬢様風を演出したり、同世代で体育会系のノリのよい相手だったら、元気でキュートな感じの妹風を演出したり…という感じです。
それに、相手が結婚対象なのか?仕事上だけのお付き合いなのか?などでも、大きく変わりますし、変わる時には見た目の雰囲気だけではなく、性格、言葉づかい、仕草までも自然と変化させちゃいます。
また、時にはかいがいしくお世話をしてみたり、さみしがりやで甘えん坊になったりなど態度もガラリと変えることができるので、演出しているとは気がつかずに、コロッと騙される男性も多いものですよ。
印象操作とウソが上手な理由
自分を演出するということとは少々違いますが、女性は、好きな男性の前やお付き合いをしだすと、徐々に雰囲気が変わっていくことがあります。
もちろん、自分をよく見せて、その男性に気に入ってもらいたいという気持ちの表れなのですが、これは「印象操作」といって、好きな人の好みに合うように自分の印象を変えようとする、本能的な女性心理のひとつです。
つまり、自分のタイプではない男性の前では、普段どおりの姿のままでいるということ…。この辺りをみれば、その男性に好意を持っているかどうかがすぐわかるということですね。
また、印象を変えるだけではなく、女性は不思議とウソをついても男性にあまりバレません。なぜなら、女性は相手の感情を読みとる能力が高いので、無意識に相手を観察していて、男性が疑っている時の態度や、普段とは違う態度をすばやくキャッチして対策を考えることができるからです。
そして男性側もまた、「ウソをついたら『目をそらす』、『よそよそしい態度になる』」などと、自分勝手に思い込んでいるので、それをうまく逆手にとって、目をジッとみつめながら平気でウソをつけるのが女性なのです。
終わりに
女性って、したたかですごい力を持っていますよね。このように、さまざまな女優の素質を誰もが持っていますので、恋愛や人間関係などに上手に活かしてくださいね。
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