突然ですが一日に何回ぐらいイライラしていますか?
相手のことを「キライ」と思う時には、ちゃんとした理由がある場合と、理由はないけれど生理的に受け付けないという場合があります。この「生理的に…」という言葉、特に女性の口から多く聞かれると思いませんか?今回は、「生理的に無理」と感じる理由を、女性の気持ちの裏側からくわしくお伝えしていきます。
女性が生理的にダメと感じる本能の部分
生理的という言葉って、普段なにげなく使っていますよね。あらためて考えてみると、どんな意味があるのでしょうか?調べてみると…
- 【生理的】…理屈からではなく、感覚的・本能的にそうなるさま。
と、あります。このことからもわかるように、生理的という感覚は、本能の部分や無意識に感じる気持ちのようです。また、生理現象や生理的欲求などの言葉にも使われるように、生命を維持するために必要不可欠な現象や欲求のことを表す場合や、女性の生理(月経)の意味も含まれています。
このように、生理的という感覚は無意識に沸き上がるものですが、男性よりも女性の方が強く感じる理由は男女の脳の働き方と本能の違いによるものです。つまり、男性はものごとを理性的に考えますが、女性は感覚的に本能と感情を使って考えたり、捉えたりすることが得意ですし、女性ホルモンの影響により、男性よりも感受性が強いので「生理的に無理」と感じる気持ちも強いのでしょう。
男女の判断基準の違いについて
女性は、男性を好きになるかどうか?お付き合いができるか?と判断する時に、「この人は自分にとって快適か?不快か?」という部分を本能的に考えてしまいます。たとえば、「この男性から触れられたら?」「この男性とキスできるか?」など気持ちを感じると、その答えは一瞬で沸き上ってきますし、「ダメ」「不快」「無理」と感じると、その人に対する気持ちが変わることはまずありません。
快適と感じることは「良いこと」で、不快と感じてしまうのは「悪いこと」と、思い込んでいますし、一度悪いことと感じてしまうと、そこから逆転して良いことに変わるには、相当なきっかけが必要です。一般的に女性は、恋人との別れを自らが決断すると、サッサと新しい恋に進むこともできますし、切り替えも男性に比べて早いでしょう。未練がましいのは男性の方だと思いませんか?
特に恋愛において女性は、ちょっとしたことでも「イヤだ=悪いこと」と感じてしまうと、どんどんキライになって気持ちが冷めてしまいます。そして一度下した決断をなかなかくつがえさない部分があるのです。思い当たることはありませんか?
生理的に無理だと感じるタイプ
生理的に無理だと感じるタイプはさまざまです。もちろん個人差がありますので、一般的な例として参考にしてくださいね。
- 清潔感がない(頭にフケやベタつきが見える、シワシワよれよれの洋服、シミなどで汚れている、いつも体臭がする、手や爪が汚い、目やにや鼻毛などが目立つなど)
- ファッションがダサい(老けて見える、暗すぎる、派手すぎる、流行の最先端を行き過ぎている、時代を逆行しすぎなど)
- 表情がイヤ(しまりがない、ニヤけて見える、怒って見える、暗すぎる、歯並びや歯ぐきの出方が気になるなど)
- 態度がイヤ(落ち着きがない、挙動不審、いばっている、馴れ馴れしい、ボディランゲージが大きすぎるなど)
- 食べ方がイヤ(くちゃくちゃと音を立てる、口に入れたまましゃべる、はしの持ち方、こぼすなど)
- その他にも、汗っかき、笑い方がきらい、目つきがいやらしい、手のひらがベタベタ、体臭や口臭が強い、喋り方がきらい、歯が黄色い、肌荒れなど
終わりに
男性と接する際に、生理的にダメと感じる理由、女性なら誰もが理解できる感覚だと思います。ただし、たった一度の印象で決めつけてしまうのは、少々気の毒かも…。本人がちょっと気をつければ、直せる部分もあると思うので、一度は指摘してみる、ほかの良い部分も探してみるなどどうでしょうか?
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