Instagramでハッシュタグ「#おしゃピク」を付けて投稿する人が増えています。その数実に6万件超。おしゃピクは「おしゃれなピクニック」の略で、色とりどりのドーナッツやカップケーキ、ハンバーガーなどフォトジェニックな、いわゆるインスタ映えしそうな料理がレジャーシートいっぱいに並んでいるのが特徴です。
ホームパーティー協会と日本ピクニックパーティー協会が共同で行ったアンケートによると、「おしゃピク」に関心を示した女性はなんと6割!さらに「呼ばれたら参加しても良い」と答えた人は3割います。そして、「おしゃピク」をSNSに投稿することが楽しみだとする回答も4割。このアンケートの結果から、「おしゃピク」の関心度は非常に高く、新たなレジャーとして広まっていきそうです。
ここでは「おしゃピク」のハウツーをご紹介していきます。
フォトジェニックな料理を用意しよう
ピクニックの定番といえば、お弁当。一般的なものは持ち運びが楽で食べやすいおにぎり、サンドイッチなどですが、「おしゃピク」ではどういったものを用意するのでしょうか?Instagramを見ると、定番の極厚サンドイッチをはじめ、ガパオライスや生春巻き、フルーツ、生ハムなど、カラフルでボリュームのある料理がよく用意されています。また、アイシングされたドーナツもよく見かけますよね。ドリンクもソフトドリンクや女性に人気のカクテル、ワインなど、こちらもカラフルなものが選ばれやすいようです。炭酸水+フルーツのデトックスウォーターもフォトジェニックですね。一般的なピクニックよりも、緑黄色野菜、フルーツ、スモークサーモン、卵、チーズなど、食材の色を沢山使ってカラフルなものを用意しましょう。
@pinkblue0707
@ricca0711
小物で盛る
さりげなくおしゃれな小物を取り入れて、インスタ映え度をUPさせてみましょう。サンドイッチを英字の紙でくるむ、お菓子は袋から取り出し、ペーパーナプキンやカッティングボードに並べてるといった一手間をかけてみて!
ドリンクは、定番の紙コップも可愛いデザインのものを選んでみたり、ほかにもメイソンジャー、ワイングラスなどがおしゃピクではよく使われています。ガラスはちょっとハードルが高いなと思ったら、最近ではおしゃれなプラスチック製のグラスなども販売されていますよ。カトラリーも木製、銀製など種類がたくさんあると、料理の彩りが際立つでしょう。
さらに「PICNIC」と書かれたメッセージボードを添えてたり、ぬいぐるみやクッションを取り入れたりするのも定番です。レジャーシートもポップな柄を選んでみたり、少し変わった形のものを選んでみたり。料理が映える色を意識してみましょう。
@mmk0914
@horizonteskofu
写真の撮り方のコツ
料理、小物などが全て揃ったら最後はおしゃピク撮影会! といっても初めてのおしゃピクでどのように写真を撮ったらよいのかわからないよ~という方に、写真の撮り方のコツをお教えします。
太陽の光は料理を美味しそうに見せる要素の1つですが、カメラ、料理、強い太陽光の順で一直線上に並ぶと逆光になり、料理が暗くなってしまいます。木陰にスタンバイして太陽光を程よく遮断し、サイドに太陽光を当てると料理がつややかに見えます。
@macomama222
おしゃピクでは、周りの料理をぼかして、1つの料理に焦点を当てるというよりも、料理全部を映すのがポイントなので全体の構図を考えて料理を並べましょう。
極厚サンドイッチがある場合は、中身が見えるように真上から撮ったり、断面がカメラの方を向くように調整してみて。一方の極厚ハンバーガーなど厚みがあるものは横から撮ると立体感が出ます。
ぬいぐるみやメッセージボード、大きめのバスケットなど高さのある小物は一番奥かサイドに置くと料理の立体感や色合いにメリハリが出ますよ。さらに、写真の範囲はレジャーシートより外側の地面少し見える程度で! あくまでも料理中心の写真が#おしゃピクで注目されそうです。
カメラの角度は、初心者さんは料理に対して45度高い位置から写真を撮るのがおすすめ。料理や小物をフレームの中にすべて納めずに少しだけ切れるようにトリミングするとさらに豪華な印象になります。
@kazumiii28
まとめ
「おしゃピク」の醍醐味は、おしゃれな食べ物などを持ち込んで、おしゃれにデコレーションし、おしゃれな写真を撮ること。これでもかと盛られたInstagramの投稿には「おしゃれ!」「おしゃピクやってみたい」といったコメントも。「どこにドリンク置く?」「こっちのほうが映えるよ~!」という会話も聞こえてきそうです。最後に、きちんと片付けて、ゴミを持ち帰るまでがおしゃピクですよ。
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