寒さが厳しくて、冷え性にはつらい日々。重ね着しても、ホッカイロを貼っても、なかなか温まりません。芯からポカポカするには、やはり内側から温める必要がありそうです。
体の芯から温まる、生姜とれんこんのすりおろしスープ
伊勢丹新宿店フレッシュマーケットの鈴木シェフが教えてくれたのは、意外な「温め食材」を使ったスープのレシピ。
体を温める食材としてよく知られるのは、生姜や唐辛子ですが、実は根菜も「温め食材」のひとつ。土の中でエネルギーを蓄えるれんこん、ごぼうなどの根菜類は、東洋医学の考え方では、「陽」の食材に分類され、体を温めるものとして考えられています。
(「FOODIE」より引用)
鈴木シェフが提案するのは、れんこんをベースに生姜、長ねぎ、唐辛子と4つの「温め食材」を組み合わせたスープです。
<材料>(2人分)
- れんこん…1節(120g)位
- 生姜…1かけ
- 長ねぎ(小口切り)…1/2本分
- 鶏ひき肉(市販の鶏団子用)…60〜80g
- 牛乳…400cc〜500cc
- 白だし(濃縮タイプ)…小さじ2
- オリーブオイル…大さじ2
- 塩、七味唐辛子…好みで
<作り方>
1. れんこんをすりおろし、炒める
鍋に長ねぎの小口切りを入れ、れんこんを皮付きのまますりおろします。このとき、鍋に直接すりおろすと簡単! オリーブオイルを回し入れ、長ねぎの香りが立つまで炒めていきます。
2. 牛乳を加えて煮る
「加える牛乳を少なめにして、お好みのチーズをプラスすれば、パスタソースやグラタンソースとしてもアレンジできますよ」(鈴木シェフ)
3. ひと煮立ちしたら、鶏団子と白だしを加えて煮る
「鶏団子は、きれいなボール状にしなくてもOKです。スプーンですくったものをそのまま鍋に投入すると時短にもなり、歯触りもおいしくなります。もしくは形を作らずに、あえてポロポロのそぼろ状にしてもいいですね」(鈴木シェフ)
4. 鶏団子に火が通ったら、生姜をすりおろしてひと煮立ちさせる
鶏団子に火が通ったら、牛乳を加えてスープのとろみを調整します。生姜を皮付きのまま鍋にすりおろし、ひと煮立ちさせたら完成です。味が物足りないなと感じたら塩をプラスしてください。
(「FOODIE」より引用)
クリーミーでトロッとしたれんこんスープに、皮ごとすりおろした生姜の香り。想像するだけでポカポカしてきます。七味唐辛子をトッピングしたら、味にアクセントがついて、ますます温まりそう。れんこん以外でも、ごぼうやかぶ、たまねぎなどの根菜でもおいしく作れるとのこと。寒い日の朝食や、体をいたわりたい休日にぴったりの内側から温まるスープです。
[FOODIE]
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