月に1度は、自分を棚卸し。人生を主体的に運用する方法

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年の初めや誕生日になると「さて、どんな1年にしようかな?」と自分の人生を見つめ直すものですが、それ以外にも、月に1度は自分を見つめ直す習慣を持った方が良いそうです。

目標や優先順位を定期的に確認する「棚卸の日」をつくる

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image via shutterstock

目標を立てても、そこにどれだけ近づけたのか、足りないことは何か、時間やお金の使い方は間違ってないか、などと確認する時間が取れていないのが現実。日々の忙しさや目の前のやるべきことに追われてしまうと、私たちはつい「自分」をおろそかにしてしまいます。そこで毎月、たとえば月初の1日や月末の31日、あるいは自分の誕生日と同じ日などに「自分を棚卸する日」を設定することを提案しているのが、テクノロジーを通じて人権問題に取り組んでいるSabrina Hersi Issa氏です。

「自分を棚卸しする日」とは、自分は人生をどう生きたいのか、何を優先したいのか、そのためにはどうすべきかを意識的に検討する日なのです。自分の人生をしっかりと運用していくうえで必要だと思うことは、すべてこの日に実行します。自分が望んでいるのは何なのかを確認しましょう。自分に心から正直になりましょう。ほかの誰でもなく、自分自身のために。自分が必要としていることに遠慮せず目を向け、それを書き出してください。自分の目標をリストアップし、計画を立てたら、それを、すぐに取り出して確認できる場所にしまいましょう。

(「ライフハッカー(日本版)」より引用)

手帳やカレンダー、スマホのメモなど、目に付きやすいところに目標を書き出しておくと、客観的に自分を見ることができそう。たとえばGPS機能付きの地図を見ながら目的地に向かって歩くときように、ゴールまであとどれくらいの距離があって、そこまでの間にどんなポイントが待っているのか、その道が通れなくなったらどんな横道があるのかなど、俯瞰した視野で確認できるようになるのかもしれません。

棚卸の日には、目標のリストアップだけでなく、他にもやることがあるようです。

自分に対して、こう質問しましょう。「今月は何を学んだだろうか?」「何に驚いたか? それはなぜか?」「何に感謝しているか?」「誰に感謝しているか?」(中略)次の1カ月で取り組みたいタスクを追加しましょう。

(「ライフハッカー(日本版)」より引用)

ただリストをながめるだけでなく、自問自答することでより自分の現在地が明確になります。さらに、リストは常に更新していくことで、さまざまな環境や心の状態に沿った柔軟な動きにつながっていきそう。

目標を立てるとやる気がみなぎる反面、目標を立てたことに満足してしまって、そのままおざなりになってしまうこともあります。こうして毎月決まった日に棚卸する習慣がつけば、少しずつでも着実に前に進んでいる自分を確認できるはず。この日ぐらいは自分を褒めてあげることも忘れないようにしたいです。

ライフハッカー(日本版)

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