冬もまっただ中、乾燥が厳しい季節です。1年の中でも特にスキンケアに力を入れるという方も多いのではないでしょうか?でも、だからこそ起こりうるトラブルもあります。新しいコスメを試してみた結果かぶれてしまったり、今まで愛用していた化粧品で肌トラブルが起きてしまったり…。きちんとスキンケアをしたいのに、悩ましいですよね。そこで、肌トラブルを防ぐ方法、異変を感じたときの対処法をご紹介します。
トラブルが起きた部位から原因を探ろう
肌トラブルが起きても、実際にはたくさんの化粧品を使っているからどれが原因なのか分からない、というのもありがちです。そこで、かぶれてしまった箇所を元に原因を探していきましょう。
顔全体の場合
顔全体が炎症を起こしてしまうと目立ちやすくてとてもブルー。一刻でも早く原因を突き止めたいですよね。顔全体にかぶれが広がっている場合は、化粧水や乳液、ファンデーション、日焼け止めなどが考えられます。また、洗顔料や石鹸、クレンジングなども疑ってみて。
目周辺の場合
顔の中でも目周りがかぶれてしまった場合は、アイシャドウやアイライナー、アイクリームの可能性があります。金属製ビューラーや目薬もかぶれの原因になるのでこちらも見直しましょう。
唇の場合
唇が荒れてしまったときに考えられるのは、口紅やリップクリーム、歯磨き粉などです。また、爪を噛む癖がある方はマニキュアの可能性も。
頭や首の場合
顔ではなく頭や首に炎症が起きてしまった場合。染毛剤やパーマ剤の他、シャンプーやリンス、ヘアスタイリング剤など日常使いするコスメの可能性も考えられます。コスメ以外では、ネックレスが原因になっていることもあるので気を付けて。
肌トラブルを未然に防ぐにはどうしたら良いの?
こうした肌トラブルが起きたとき、化粧品を変えてみるという方もいらっしゃるでしょう。でも、もし、その新しい化粧品まで肌に合わなかったらさらに大変なことに。そこで、肌トラブルは起こってから対応するのではなく、未然に防ぐための対策を知っておくことが重要です。
アレルギーテスト済み化粧品を使う
「アレルギーテスト済み」と書いてあるコスメを見かけますが、こちらを選んでみるのも一つ。これは、化粧品メーカーがアレルギーテストを行ったという表示。人の被験者に対してアレルギーテストを行っているのです。必ずしも自分に合うとは限りませんが、一定以上の方にテストはされているので安心材料になりますね。
パッチテストをしてみる
一番おすすめなのは、自分でパッチテストを行うことです。二の腕の内側で該当の化粧品を使ってみましょう。24時間後、48時間後に反応をチェックしてみます。かぶれることがあれば、使わない方が良いでしょう。
また、肌トラブルが起きてしまったけれど、原因のコスメが特定できないというときにもおすすめ。疑わしい化粧品でパッチテストを行い、原因を探してみるのです。
愛用コスメを中止した方が良いとき
いつも使っている化粧品なのに、なんだか変…。愛用しているコスメでも、そういったことが起こりえます。使用を中止した方が良いのはどんなときなのか、判断する目安をご紹介します。
肌の状態は随時変化している。刺激を感じたら様子をみて
今までは大丈夫だったのに、急に刺激を感じるようになったということもあるかと思います。これにはさまざまな要因が考えられます。ダイエットや寝不足、年齢やホルモンバランスの変化などです。また、乾燥が原因になることもあるので、この季節は要注意ですね。肌がピリピリしたり突っ張ったりといった変化を感じたら一度そのコスメを使用するのを中断してみて。肌の調子が良くなってから再開し、それでも刺激があれば違うコスメに変えた方が無難です。
また、かぶれてしまっている場合は、皮膚科への受診も検討してみて。アレルギー性の炎症などの可能性もあるので、自己判断は危険です。
事前の対策がすこやか肌をつくる
スキンケアに力を入れたいと思っていても、この時期は乾燥が原因のトラブルが起きやすいので、やみくもに新しいコスメを試すのは少し危ないのかも。また、愛用コスメでトラブルが起こることもあるので、普段から肌の変化に気を付けておきましょう。
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