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一汁三菜のきちんとバランスが取れた食事。いわば、和食の基本でもあり、栄養面でも理想的ではありますが、日々のこととなると、なかなか大変。真面目に考えるほど重荷になってしまうという方もいるのではないでしょうか。
日々忙しい現代人。今日は料理をする余裕がない…という日もあるでしょう。そんな時、ついつい外食や市販のものでごまかしてしまうこともあるのでは?でもやっぱり、食事は体の基礎となるもの。適当にするのもいいけれど、そのやり方を少し変えてみませんか。今回、ご提案したいのは「一汁一飯」という究極にシンプルな献立。お家にある具材でパパっと作れる汁ものは、レパートリーを増やしておくとかなり便利です。
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もちろん、具だくさんのお味噌汁も最高だけど、時には趣向を変えて、エスニックなスープやシチューしても。バリエーションがあれば、毎日スープ+ごはんのメニューでも飽きずに続けられます。一皿でパワーが出そうなボリュームのあるスープにしてもいいし、時には具材もシンプルに、消化の良いスープにしても。体や心の声に正直に、今食べたいスープが作れれば、毎日自炊も案外気楽なものです。
ボリューム満点!メインのおかずになるスープ
白菜と豚バラのスープ煮
お肉やお魚、メインの具材を野菜と一緒にスープにしてしまえば、一品でお腹も心も満たされそう。こちらは、相性抜群な白菜と豚肉をスープ仕立てに。くたっとよく煮えた白菜に豚肉の出汁が出たスープ。仕上げにゆずをふわっとのせて、風味を良くしたのもポイントです。
キャベツとささ身のかきたま味噌汁
キャベツをたっぷり入れたかきたま味噌汁。ささ身と卵が入っているので、たんぱく質もしっかり摂れます。キャベツの自然な甘みが食欲をそそります。
具だくさんみそ汁
旨味やコクがある鮭を入れたお味噌汁。根菜をたっぷり入れれば、栄養満点。温活中の女性にもおすすめなレシピです。寒い時期だけじゃなく、季節の変わり目や体力が落ち気味の時に取り入れてみてもいいですね。
野菜が主役。パパっと作れる簡単スープ
モヤシのスープ
一年中、安価で手に入るモヤシは、シャキシャキとした食感と癖のない味で、料理に使いやすく、冷蔵庫にあると助かる食材。そのモヤシを主役にしたシンプルなスープは、しいたけも加わり、あっさりしていながらも風味がとても豊か。これなら食欲がないときでもおいしくいただけそうです。
ホウレン草のスープ
ホウレン草をたっぷり入れた、青菜のおいしさを堪能できるスープ。ホウレン草は、小松菜など別の青菜で代用してもよさそう。きのこもその時に冷蔵庫にあるものを使うなど、臨機応変にアレンジしてもいいですね。
簡単きのこのコンソメスープ
鮮度が大事なきのこは、できるだけ早めに使いきった方がよい食材。冷蔵庫に中途半端に残ったきのこが数種類あるときは、いっそ一気に贅沢に使ってしまうのも手。きのことコンソメ、オリーブオイルで作るスープは、きのこの出汁も出て濃厚な味わい。美味しい上にとっても簡単なので、忙しい朝のメニューにもおすすめです。
豆と根菜のポカポカ味噌汁
天候の影響を受けにくく、比較的安定した価格で手に入る根菜類。野菜不足に陥らないためにも常備しておくと安心です。そんな根菜をたっぷり入れたお味噌汁。たんぱく源となる豆も加えて、食べ応えのある一品になりました。ひとかけ入れたショウガのおかげで、すっきり後味もよく体もポカポカ温まりますよ。
常備しておくと安心!乾物を使ったスープ
白菜と高野豆腐のみそ汁
日持ちがする乾物は、好きなものを常備しておくと、いざ食材が足りないというときにとても助かります。出汁がでるものが多いので、種類が多いほど、いろんな味が楽しめて楽しい。
高野豆腐を使ったお味噌汁は、お豆腐を入れたお味噌汁より食べ応えがあって、味に深みも出ます。お味噌汁用に、戻さず使える、すでにカットされた高野豆腐もあるので、さらに時短を目指したければ、そちらを使ってみても。生活スタイルや好みにあうものを探してみて下さいね。
切り干し大根のみそ汁
切り干し大根といえば、炒め物や煮物…いつも同じような使い方になってしまうという方もいるのでは?実はお味噌汁やスープに使うと食感も良い上、出汁や風味も濃く出て、美味しくいただけます。いつもとはちょっと違うお味噌汁が飲みたいという時におすすめしたいレシピです。
オニグラわかめスープ
市販のわかめスープも常備しておくと、応用もできてとても便利。玉ねぎとバゲットとチーズを入れれば、お馴染みのものとは一味違ったオニオングラタンスープに。新しい味覚にはまってしまうかも…。少しだけ入れたおろしにんにくが食欲を刺激してくれますよ。
バリエーション豊富!ベーコンを使ったスープ
旨味や塩気のあるベーコンは、スープに最適な食材。洋風、和風、中華風、どんな味付けにしても合うので重宝します。たまねぎとミックスビーンズを加えたスープは、シンプルにベーコンの味わい深さを楽しめる一品。豆が入っているので、見た目より食べ応えがあるのも魅力です。
キャベツ、ベーコン、チーズのコンソメスープ
キャベツとチーズをたっぷり入れたコンソメスープは、ベーコンの出汁が効いていて、美味。キャベツをたくさん消費したいときに覚えておきたいレシピです。
たっぷり野菜の和風ミネストローネ
こちらは根菜を中心としたミネストローネ。とはいってもトマトベースではなく、昆布かつお出汁で和風に仕立てたのがポイント。ベーコンが味を引き締めつつも全体をまあるくまとめてくれます。
一技加えれば、味覚が広がる!おいしいスープ
鶏ささみスープ
いつも和風だしやコンソメ、ブイヨンに頼りがちだと、何となく似通った味になりがち。スープに入れる具材をうまく出汁のように使ったり、スパイスを入れたり、賢い技を知っておくと、スープ料理もバリエーションが増えて豊かになります。
鶏ささみのスープはささみのゆで汁を丸ごと活用!これが本当にいい出汁が出て、おいしいんです。お好みでごま油やオリーブオイルなど、仕上げに少量垂らしても。そうめんを加えて、麺ものにアレンジしてみてもよさそうです。
ブロッコリーのスープ
ブロッコリーの緑が鮮やかなスープは、仕上げにレモン汁を加えるのがポイント。すっきりさっぱりした味わいに夢中になってしまいそうです。
カレークリームスープ
まろやかでスパイシーなカレークリームスープ。その時、冷蔵庫にある野菜やお肉(またはベーコン)で、具材は適当にアレンジできます。スパイスのよい香りに誘われて、子どもも大人も自然とおかわりに手が伸びそうです。
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