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ワカメやひじきなど、豊富なミネラルや食物繊維が含まれている海藻類。腸活のためにもなるべく毎日摂りたい食材ですが、サラダに混ぜたりお味噌汁や酢の物にしたり、形状や舌触りからレシピがありきたりになりがちなのが残念なところ。そんななか注目したいのが粉末状の「昆布茶」です。
フコダインとアルギニン酸が健康で太りにくい体へ導く
昆布には、体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。
古くから美容や健康に良いと考えられてきた昆布ですが、最近では昆布特有のぬめり成分であるアルギニン酸が注目されています。アルギニン酸は食べ物から取り入れたエネルギーを効率よく代謝する効果が期待できるので太りにくいカラダへ導くことが可能です。さらに、昆布が含む食物線維はごぼうやさつまいもの数倍以上もあり、便秘の解消だけではなく、大腸がんの予防にも期待ができると言われています。(中略)ぬめり成分のフコイダンは、サプリメントの原料としても活用されています。免疫力を向上させる研究結果が出ており、インフルエンザの感染予防、アレルギーの予防、がんの発生やがんの進行を抑える効果が期待できます。
(「Diet Plus」より引用)
さらに、色素成分であるフコキサンチンは脂肪の燃焼を促進する効果が期待できるのだとか。食物繊維だけじゃなく、代謝を上げる効果もあったとはうれしい驚き。年末年始に重くなった体を絞りたい今の時期にもピッタリです。免疫力の向上やアレルギー予防などの効果もあることから、花粉症の気になる春先にかけて継続して摂りたい食材だと改めて認識しました。
旨味も増して一石二鳥。昆布茶を使ったレシピ3選
乾燥させた昆布を刻んだり粉末状にした昆布茶なら、料理に使いやすくアレンジ力も上がるので継続して摂りやすそう。「Diet Plus」から昆布の旨味成分を丸ごと味わえるレシピをご紹介します。
・菜の花としらすのヘルシーペペロンチーノ
スパゲティの量は通常の半分でOKです! えのきだけを麺に見立てて使用することで、大幅にカロリーをカットしました。食物繊維も豊富に摂取できます。
>>「菜の花としらすのヘルシーペペロンチーノ」レシピはこちら
・海老じゃがグラタン
海老には降圧作用が期待できるタウリンが豊富です。じゃがいもの使用でカリウムも摂取でき、より高血圧予防に期待ができます。
・春野菜と豚ヒレ肉のミルクチャウダー
豚ヒレ肉にはビタミンB1が豊富なので、疲労回復の効果が期待できます。牛乳とチーズで、簡単だけどコクのあるチャウダー風に仕上げました。
昆布茶には塩分が入っているので、通常の塩味を抑えることで減塩にもなりそう。健康に良いだけじゃなく、おいしさもアップする昆布茶パワー。そのまま飲むのはもちろん、料理に取り入れるのを習慣にしたいです。
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