手のひらには全身に繋がるツボがある!
毎日酷使している身体が悲鳴をあげていませんか?実は、手には身体や脳に刺激を送るツボが数々あります。1日10分間だけでも、スマホを触る代わりに手のひらのツボを押すだけで、改善されるかも。
そこで今回は、覚えておいてほしい大切なツボを9つご紹介します。位置を確認して、体調が気になる時に押してみてください。
早速チェックしていきましょう♪
目次
- すっきりしたい時の重要な9つのツボ
- ①眠気防止&集中力アップのツボ
- ②風邪のひきはじめや鼻炎の対策のツボ
- ③不安やイライラ防止のツボ
- ④胃腸への働きかけのツボ
- ⑤目の疲れの癒しのツボ
- ⑥背中の痛みや肩こりの解消のツボ
- ⑦血行促進&冷え性対策のツボ
- ⑧疲労回復のツボ
- ⑨腰痛&生理痛の緩和のツボ
ツボ押しの効果とは?
ツボを押せば、すぐに体調が改善されるわけではありません。効果は人によってそれぞれですが、ツボを押すことで神経が刺激され、じんわり血行が促されていくのは体感できることでしょう。気分を落ち着ける心理的効果も期待できます。
手のツボの押し方
具体的なツボの位置を確かめる前に、まずは、どのようにツボを押すのが効果的なのか覚えておきましょう。
親指でゆっくりと
親指の腹をツボに当てて、力を加えていきます。少し指を動かしてもみほぐしてもOK。
もっと強く刺激を与えたい場合は、ペンの先やツボ押し棒を使ってみてください。ただし、あまり強く押しすぎず、ほどよい「痛気持ちいい」にとどめておいてくださいね。
5秒間押したら、ゆっくり放す
一カ所を約5秒間押し続けるのが、ツボ押しの目安です。その後、すぐに指をパッと放さず、ゆっくりと力をゆるめていきましょう。呼吸も一緒にリズムを揃えると、よりリラックスできますよ。
両手のツボを一カ所5回
約5秒間ツボを押して、ゆっくり放す。これを5回ほど繰り返します。片手のツボを押したら、反対側の同じ位置を押して、両手を刺激しましょう。
すっきりしたい時の重要な9つのツボ
それでは続いて、知っておくと役に立つ主な手のツボをご紹介します。
①眠気防止&集中力アップのツボ
「眠気が襲ってきて集中できない」「ダルくて、どうもやる気が出ない」、そんな時には、中指の爪の付け根の左右を、反対の手の親指と人差し指で挟んで押してみましょう。
その位置の人差し指側に「中衝(ちゅうしょう)」というツボがあります。眠気を撃退して頭をシャキッとさせるには、ココですよ。
②風邪のひきはじめや鼻炎の対策のツボ
親指と人差し指の付け根あたり(骨の分かれ目のすぐ上)に「合谷(ごうこく)」というツボがあります。ここは、血行を促進し、自律神経のバランスを整えると伝えられているツボ。鼻づまり、ノドの痛み、頭痛、肌荒れ、またストレスに対しても、ポジティブに働くと言われています。
③不安やイライラ防止のツボ
握りこぶしを作った時に中指と薬指のちょうど間に位置するのが「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボです。ここは、緊張を和らげて気持ちを整えるというツボ。心に疲れを感じたら、深く呼吸をしながら押してみてください。
④胃腸への働きかけのツボ
③の「労宮」と手くびの関節の中間あたりに「胃腸点(いちょうてん)」というツボがあります。「胃腸の調子が良くない」「食欲がない」「二日酔いで気持ちが悪い」といった時のセルフケアには、このツボ押しを。
手の厚みがあってツボが見つけにくい場所ですが、グッと押した時に痛気持ちいい刺激を感じるポイントがあるので、探してみてください。
⑤目の疲れの癒しのツボ
目の疲れに効くとされているのが「三間(さんかん)」というツボ。人差し指の親指側の側面上にあり、場所は、第三関節の骨の下あたり。パソコンやスマホの画面を長時間見ている人は、このツボを押しながら目を休める時間をこまめに取り入れてください。
⑥背中の痛みや肩こりの解消のツボ
手をギュッと握ると、小指の下の脇にぷくっとシワが集まっている場所がありませんか?手相の感情線の端あたりです。ここが、肩こり解消に良いというツボ「後谿(こうけい)」。
目、首、肩に効くと言われています。
⑦血行促進&冷え性対策のツボ
指と指の間にある水かき部分の根元に、血行を促進して手足の冷えをケアするツボがあります。親指と人差し指の間は「虎口(ここう)」、人差し指から小指までのそれぞれの間は「指間穴(しかんけつ)」。名称は違いますが、「指の間の4つの根本」と覚えておきましょう。
このツボは、手の甲側を親指で押してください。
⑧疲労回復のツボ
小指の付け根から手首のほうへと下がっていって手首の関節にぶつかるあたりに、少しくぼんだポイントがあります。そこが、不眠や精神安定に良いとされるツボ「神門(しんもん)」です。
疲れが抜けない時にゆっくり押して、心身を落ち着けましょう。
⑨腰痛&生理痛の緩和のツボ
「腰が重い」「腰が痛む」という時に押したいのが、その名も「腰痛点(ようつうてん)」。手の甲に2カ所あります。1つは、人差し指と中指の骨の間、もう1つは薬指と小指の骨の間。手のひらをそらすと甲に骨がうっすら浮かんで見えるのですが、それぞれの指の骨が合わさるポイントの少し上に刺激を感じやすいツボがあります。
このツボは、頭痛や耳鳴りにも効果が期待できるそうです。
毎日10分間のセルフケアで体調管理♪
今回は、覚えておいてほしい大切なツボを9つご紹介しました。
正確なツボの位置を見つけるのは難しいかもしれませんが、指で探っていると、明らかに感度が高いピンポイントが見つかるはずです。
時間やお金をかけずセルフケアができるので、仕事の合間やリラックスタイムに是非試してみてくださいね♪
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