もしかすると、あなたのそばにもいるかもしれない悪影響を及ぼす「毒友」。今回は、その見分け方を認定プロカウンセラー・メンタルヘルスサービスプロバイダーのブランドン・サンタンさん(人間関係に特化した認定セラピスト、博士)がお伝えします。
それでも、毒友との関係を終わらせることをためらってしまうかもしれない…。
しかし、関係が長かったり、同じつながりの中にいたりすればなおさらです!事態を大きくさせないためにも、あなたに何ができるか考えましょう。
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“非難すること”はちょっと脇に置いて、相手を観察したり、感情を分かち合ってみます。
「友達の行動を決めつけるのではなく、理論的に説明するよう伝えたり、そのような関係になるようにあなたも気をつけてみて」と、臨床心理学者、心理学博士、キャサリン・アポンテさんは説明します。
2. 向こう側の考えを共有する機会を作る
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あなたが話しているとき、いつも無視されているようだと友達に告げる前に「ときどき私の話を聞いてくれていないようだけど、どうかな?」のように伝えてみては。
そうすれば批判と受け取られる可能性を最小限にし、向こう側の視点から物事を共有するチャンスを与えることができます。議論の余地があるようなら「バランスの取れた、お互いためになる関係に関心があるの」と伝えてみます、とサンタンさん。
3. 関係をどうしたいか検討する
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友達は聞く耳を持たないが、まだ縁をあきらめたくない場合は、あなたの側が少し変わる必要があるかも。
「その友情が毒という考えをやめ、関係を管理するように努めます」(アポンテさん)
負の相互作用を最小化するためにいつ、どれだけ協力するかを管理していくということです。
4. 問題が解決しない場合は終わらせる
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それでも事態がよくならない場合、あるいはもう関わりたくないと判断した場合は、自分の生活から“切って”も全く問題ありません。
対立を避けたい場合は、アポンテさんは言い訳をして、毒友にヒントを与えることをすすめます。「私は◯◯に深く関わっているので、◯◯のための時間がもっと必要なんです。また連絡します」。大抵これでうまくいきます。
もっとダイレクトに言ってもよいでしょう。耐えられないというだけでなく、あなたに必要なものとして別れを仕掛けるのです。
アポンテさんはこう伝えるのをおすすめします。「私たちの関係から少し休みたいのです。それは私のためにならないからです」。友達が怒る可能性は十分にあります。
もし相手が主張を始め、やり直したいという衝動にかられているようなら、それに対して抵抗すること。それはキツいかもしれませんが、やり抜けば、かつての関係よりも気分が晴れるはずです。
まとめ
参考になりましたか?
なかなか自分からは・・・と思うかもしれませんが、それでは「毒友」との関係は絶てません。
どんな友達を持つかは自分次第。どんなことが起きたとしても、あなたの気持ちにちゃんと寄り添ってくれるような人を、これからも大切にしていけると良いですね。
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