そこで今回おすすめしたいのが「梅湯」です。
気になる梅湯の女性にとって嬉しい効果や作り方などなどまとめてご紹介していきま~す!
「梅湯」って何?
とってもシンプルな飲み物ですが、梅は古くから「梅はその日の難逃れ」や「梅は三毒を絶つ」など、さまざまな言い伝えがあります。チアシードやアサイーなど、現在はさまざまなスーパーフードが注目されていますが、梅はジャパニーズスーパーフードともいえるほどスゴい効果が期待できるんですよ!
寒い季節や季節の変わり目、冷房が利いた夏場などは、風邪を引いたり冷え性が悪化したりと、女性の身体は調子が悪くなりがちですよね……。
そんなときこそ梅湯が活躍してくれるときなので、効果や作り方をチェックして健康のために取り入れてみましょう!
梅湯だけでは飽きそう、飲みにくそうという女性のためにも、アレンジレシピをご用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
では、早速梅湯の効果を詳しく見ていきましょう♡
梅湯で期待できる嬉しい効果①健康面
基本的な作り方やアレンジレシピをご紹介する前に、まずは梅湯を飲むことでどのような効果が期待できるのか具体的にご紹介いたします。
梅湯の最も大きな効果として期待されるのが、“体調改善”です。
梅に含まれるクエン酸が、疲労回復や食欲増進、自律神経調整などの効果をもたらしてくれます。
そして、このクエン酸には風邪菌などから身体を守る殺菌成分もあるので、体調を改善しながら免疫力を高める効果も期待できます。
喉の痛みを和らげる効果も期待されているので、季節の変わり目や風邪の初期症状を感じたときはぜひ積極的に飲むことを意識しましょう!
また、お湯によって冷えた身体を内臓から温めることができるので、血行不良の改善やむくみ改善にも役立ってくれるのではないでしょうか。
梅湯で期待できる嬉しい効果②美容面
すっぱい梅のニオイを嗅いだり、食べたりすると唾液が出てくることはありませんか?この唾液には、若返りホルモンや活性酸素の毒を分解する成分が多く含まれているといわれています。
そのため梅湯を飲むことで肌のターンオーバーが正常に整い、美しい肌へのサポートをしてくれるんです♪
また、梅に含まれるクエン酸によって、肌の老化を予防するアンチエイジング効果も期待できるといわれています。
実は肌の美容効果だけでなく、髪にも嬉しい効果が!
梅湯を飲むことで身体が温まり、全身の血行が良くなることで、頭皮にもきちんと食べた栄養を送り届けることができるようになることから薄毛予防や白髪予防にも役立ってくれるそうです。
美容効果を高めるためのアレンジレシピは後ほどご紹介いたしますね♡
梅湯で期待できる嬉しい効果③ダイエット面
血行が良くなることで、基礎体温や基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい身体作りをすることもできるので、ダイエット効果も期待できます。
また、クエン酸などの有機酸によって胃液の分泌が促進されたり、腸のぜん動運動が活発化されたりすることで、便秘改善も期待できますよ。
頑固な便秘やダイエット中の便秘を感じたときは、ぜひ飲むことをおすすめします。
さらに、梅干しに含まれている成分の「バニリン」には、脂肪燃焼効果があるともいわれているので、積極的に飲むことでダイエット中の心強い味方になってくれそうですよ。
梅湯の基本レシピ♪
とっても簡単なので、ぜひ作ってみてください。《梅湯の基本レシピ》
①カップに梅干しを1~2個入れます。
②そこへ熱めのお湯を注ぎます。
③マドラーやお箸などで梅干しを潰しながら混ぜれば完成です。
梅肉と一緒に飲むようにしてみてください。
効果をしっかり実感するなら、使う梅干しは甘味料の入っていない昔ながらの酸っぱい梅干しを選ぶのがおすすめです。
梅干しの種からもエキスが出るので、1杯目は濃いめ、2杯目は薄めの梅湯を楽しむこともできますよ。
嬉しい効果がいっぱい♡梅湯のアレンジレシピ【1】梅干しを焼いてから梅湯にする
まずは簡単なアレンジとして覚えておきたいのが、焼き梅干しにしてから梅湯を作る方法♪梅肉に含まれるクエン酸と糖が加熱によって結合したときだけに発生する「ムメフラール」には、血流をよりスムーズにする効果があるといわれているんですよ。
素早く冷えやむくみを改善したり、素早く老廃物を除去する効果が期待できます。
さらに、脂肪燃焼効果があるといわれているバニリンも、加熱することで2割ほど増えるそう!
《焼き梅の作り方》
①網やコンロの上で、梅干しが焦げないように注意しながら焼きます。
②表面が黒っぽくなってきたら、カップに梅干しとお湯を入れて潰しながら飲みましょう。
網やコンロがない場合は、フライパンで焼く方法もあります。
その際は油を使わずに、温めたフライパンの上で焼くようにしてみてくださいね。
一度焼いた梅干しは、冷めても効果に変わりはないといわれています。
ですので、毎回焼くのが面倒だと感じるのであれば、10~20個くらいまとめて焼いておき、冷ました後に冷蔵庫で保存しておくといいですよ。
嬉しい効果がいっぱい♡梅湯のアレンジレシピ【2】温め効果がアップする生姜を入れる
生姜には温め効果があるといわれているので、生姜湯を飲む女性も多いのではないでしょうか。その秘密は生姜の成分であるジンゲロールにあります。
このジンゲロールは、加熱することで「ショウガオール」という成分に変化し、身体の中から熱を生み出す作用があるといわれているのです。
この生姜が梅湯にプラスされれば、相乗効果で温め効果もアップ!
芯からポカポカした身体にすることができそうです。
《生姜をプラスした梅湯の作り方》
①梅干し1~2個、生姜1/2かけ、お湯を用意します。
②梅干しやお湯をカップに入れ、生姜はすりおろしながら入れてしっかりかき混ぜれば完成です。
チューブの生姜を使ってもいいですが、おろしたての生姜よりも薬効は落ちてしまうそうなので、とことんこだわるなら生の生姜をすって入れるのがおすすめですよ。
嬉しい効果がいっぱい♡梅湯のアレンジレシピ【3】マイルドな味になるはちみつを入れる
「梅とお湯だけだと味が単調で飽きそう」「生姜を入れたら飲みにくそう」「酸っぱくて飲めなそう」など、梅湯に対して不安なことがある女性も多いはずです。
梅干しの酸っぱさや、生姜の辛さが苦手な女性は、はちみつを加えたアレンジレシピが◎
甘くて食べやすい梅干しがあるように、はちみつと梅干しとの相性は抜群です。
最強コンビといっても過言ではないので、飲みやすさもアップしますよ。
飲みやすくなるだけでなく、はちみつには殺菌効果もあるそうなので、風邪予防や風邪の引き始めにもおすすめです。
また、はちみつは保湿効果も高いことで有名なので、美容効果にも働きかけてくれそうですよ。
《はちみつをプラスした梅湯の作り方》
①基本的な作り方で梅湯を用意します。
②あとは小さじ1~大さじ1杯ほどのはちみつを加えて、しっかり混ぜれば完成です。
人工甘味料など余分なものが入ったはちみつではなく、純粋はちみつを選ぶのがおすすめですよ。
嬉しい効果がいっぱい♡梅湯のアレンジレシピ【4】サラッと食べれる梅茶漬けにする
梅湯はただ飲むだけでなく、お茶漬けのようなアレンジレシピを楽しむこともできますよ。
《梅茶漬けの作り方》
①ご飯を用意したら梅湯をかけます。
②お好みで昆布や海苔をトッピングすれば完成です。
忙しいときや風邪を引いたときは、どうしても食べることを後回しにしたり食欲がなくなったりしてしまいますよね。
しかしお茶漬けだったらサラッと食べることができるので、食欲回復効果も期待できるのではないでしょうか。
梅湯だけだといくらアレンジをしても飽きが来てしまいそうですよね。
ですが梅茶漬けにすれば、トッピングも好みで変えられるので、飽きずに続けることができるのではないでしょうか。
溶いた卵を混ぜて雑炊風にしても美味しいので、ぜひ試してみてくださいね。
嬉しい効果がいっぱい♡梅湯のアレンジレシピ【5】デトックス効果抜群の梅湯流し
梅湯流しとは、約2日分の食事を抜いてから行うデトックス方法で、断食によって溜め込んだ老廃物を排出する目的があります。溜まっていたものが排出されることで、人が本来持っている自然治癒力が活性化され、ダイエットにも効果的だといわれているんですよ。
《梅湯流しの方法》
①2日~2日半(7食分)の食事を抜いて断食をします。
②断食後、最初に白湯をコップ一杯飲んでください。
③今度は水2Lに対して梅干し約8個をほぐして鍋に入れ、5分煮て梅湯を作ります。
④すべて飲み干したら、もしくは梅湯を飲みながらキャベツやトマト、きゅうりなど、5種類ほどの生野菜を味噌をつけながら食べます。
⑤便意を催すまで、梅湯を飲みながら生野菜を食べ続け、おさまったら季節の果物を食べましょう。
いきなり2日間の断食は大変なので、1日の断食でも問題ありません。
反動で食べすぎないように、断食の2~3日前から食べる量を減らしていくことがおすすめです。
また梅湯流しを終えた翌日以降の食事では、生野菜や果物を食べることから始め、スープやおかゆなど火を通したものを食べ、徐々に胃を慣らしていく必要があるので、短時間で本気のデトックスをしたい女性におすすめします。
梅湯は女性にとって嬉しい効果がたくさん!
身体の調子が優れないときなどぜひアレンジレシピを参考にしながら梅湯を取り入れてみてくださいね♡
寒い冬も梅湯と一緒に乗り越えましょう!
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