彼のためならお金はいくらでも出す!
もしかして「貢ぎ癖」なのかも
何もないときに彼に対してプレゼントを贈ったり、彼が欲しい物を買ってあげたり、デートのときは必ず奢ってあげたり…。一見献身的な彼女のようにも思えますが、もしかするとそれは「貢ぎ癖」かも・・・?
恋人に尽くすのは素敵なことです。しかし、彼の態度が大きくなったりぞんざいに扱われたりと、男性から「都合のいい女」だと思われてしまうかもしれません。そこで、貢ぎ癖のある女性の特徴を知り、現状を改善する方法を学んでいきましょう。
1.自己評価が低い
自信をつけるならお金より成功体験
自己評価が低い女性は、恋愛においても自分に自信がありません。自己評価の低さから「彼が浮気しているかも」「どうせ私なんて」と考え、貢ぐことによって彼の気持ちをつなぎとめておきたいと考えてしまいます。
自分ではなくお金でつなぎとめるからこそ安心できるのかもしれませんね。しかし、お金をいくら出したとしても自信はつきません。まずは彼ではなく自分と向き合いましょう。
自分がすべきこと、頑張りたいことに対して努力します。その結果や成果を成功体験として積み重ねるのです。そうすれば少しずつ自信がついて、お金を出して関係性を築く必要もなくなります。
2.人の意見に流されやすい
嫌われる勇気を持つ
他人の意見に流されやすい人というのは、良く言えば周りに合わせることができる人です。周囲に不和が生まれるくらいなら、自分が我慢した方が良いと考えているのかもしれませんね。
そのため、恋人に対してかなり貢いでいる状況に「おかしいかな?」と自分が思っても、恋人に「普通だよ」と言われたらその違和感を飲み込んでしまうのです。
おそらく人に嫌われるのが怖いのでしょう。それは誰でも同じです。しかし、貢ぐのをやめて怒る人なら、将来を考えられる関係ではありません。そんな人なら嫌われても大丈夫。なので、嫌われる勇気を持って貢ぐのをやめてみましょう。
3.信じ込みやすい
客観的な視点を持つ
逆に周りの言うことを聞かず、自分が信じることだけを信じてしまうタイプも貢ぎやすいです。というのも、貢ぎ癖があることを周囲に指摘されても、それはただの愛情だと信じ込んで受け入れないようになってしまうからです。
彼に夢中なのは一途で素敵なことですが、客観的な視点を持つことも大切にしましょう。自分とは違う視点から彼を見つめたり、周囲の意見も聞いたりすれば、自分の状況が「貢いでいる」ことに気づけるはずです。
4.母性本能・包容力が強い
自立した大人は自分で何とかしようとする
母性本能が強く、彼に対して「守ってあげたい」「何とかしてあげたい」と思い、貢いでしまう人もいるでしょう。母性本能が強い人はとても優しく、その性格自体はとても素敵です。
しかし、その優しさを悪用する男性もいることを心得ましょう。彼が本当に困っているとしても、まず誰かに頼るより自分で何とかしようとするはず。それが自立した大人の姿です。
彼が努力もせずあなたを頼ってきたのだとしたら、最初からあなたに何とかしてもらおうと甘える気持ちが出ていたということ。それはあなたを利用しようとしているだけだと気づきましょう。
5.恋愛に対して依存体質
依存先を分散する
恋愛をすると彼のことばかり考えて、いつも恋愛を優先させるようになり、彼と少しでも離れると不安になる…。それは彼や恋愛に対して依存体質なのかもしれません。
彼と別れることが何よりも怖いので、そうならないために貢ぐことで安心したいのです。恋愛を失ったとしても、頼るところがたくさんあればまた立ち直ることもできます。
なので、恋愛以外にも依存できる場所を増やしましょう。やりがいを感じている仕事、頼りになる同僚・上司、何でも話せる友達、いつでも味方の家族…。依存先を分散すれば、恋愛だけに固執することはありません。
6.恋愛に不器用
彼が喜んでいるのはお金より“気持ち”
恋愛経験が少なかったり、つらい恋愛をしてきたり、女社会で生きてきたり…。そんな女性は、恋人とのコミュニケーションにおいて何が正解かわからないという人が多いです。つまり、恋愛に対して不器用ということ。
そのため、お金を出すことで「彼の笑顔が見れた」「彼に感謝された」と思うと、それが恋人を喜ばせる方法だとインプットされてしまいます。
知ってほしいのは、彼が喜んでいるのはお金を出したことではなく、あなたが「自分のために考えてくれたこと」です。尽くさなくても貢がなくても、彼に対して愛情を抱いているだけで良いのです。
7.貢ぐことでプライドを保っている
それは本当に「彼のため」?
恋人が喜んでくれるというのはうれしいことですが、それは本当に彼のためなのでしょうか。積極的にお金を出せば「私は彼のためにこんなにしてあげられる」という優越感にも浸れます。
もし彼が貢がれることを望まなかったとき、あなたが拒絶されたような気持ちになるのなら、それは“自分のため”。自分のプライドや優越感を満たすための行動です。
恋人のために何かしようとしたとき、「本当に彼のため?」と自分に問いかけてみましょう。その深層心理に優越感やプライドを感じたら、その行動は意味はありません。本当に相手のためにやるのが愛、自分のためにやるのはエゴです。
8.高収入・高ストレス
お金はなくても対等な関係は築ける
高収入の女性というのは社会的地位が高く、お金を出すことを厭わない人が多いです。恋人に対しても自分が支払っているうちに、お金を出すことが当たり前になってしまいます。
また高収入な仕事というのは多忙なことが多く、恋人と会える時間も少ないです。寂しい思いをさせているという負い目から、お金を出すことで埋め合わせしようという心理が働くこともあります。
さらに収入に合わせてストレスを強く感じている女性も貢ぎやすいそうです。お金を出して男性が優しくしてくれたら、そこに癒やされて依存してしまうのかも。お金を出さなくても、恋愛で対等な関係を築けるように心がけましょう。
貢ぎ癖を直す3STEP
STEP1.「貢いでいるかも」と自覚する
まずは自分が「貢いでいるかも」と自覚しましょう。「でも、彼のためだから…」「だって、彼の役に立ちたいし…」という気持ちは、「彼のため」と言いながらも自分の行動を正当化させるために自分自身に言い訳しているだけです。
STEP2.「お金と愛情は関係ない」と考える
貢いでいることを自覚してもやめられないのは、そこに愛情があると感じているから。しかし、貢ぐことを続けているとお金で愛情を買っているだけになってしまいます。
シンプルに考えると、この状況はお金を出せば愛があり、お金を出さなければ愛がないということ。客観的に考えて、対等な関係とは言い難いですよね。つまり、お金を出すことは愛情とは関係ないのです。貢ぐ必要もありません。
STEP3.彼がどんな反応でも「もう貢がない」
貢ぎ癖を自覚し、貢ぐ必要はないと考えたら、彼に対して貢ぐのはやめましょう。その後の彼の反応はどうでしょうか。彼女のお金に甘えきっていたなら、お金を催促してきたり怒ったりするかもしれません。別れにつながることもあるでしょう。
だからといって「尽くさなかったから愛情がなくなった」のではありません。貢がれることを利用して愛情を与えるフリをしていた男性が離れただけです。
本当に愛があるなら彼女のお金だけを欲することはしません。そういう男性と縁が切れて、貢ぐことを求めない素敵な男性と出会う一歩を踏み出せたのです。今度は対等な関係を築ける男性と恋愛をしましょう。
彼を思う気持ちは大切に
貢いでしまう女性には「彼に喜んでもらいたい」「彼の役に立ちたい」という純粋な思いがあり、それ自体はとても素敵なことです。しかし、そうした純粋な気持ちを利用する男性に捕まってはいけません。
まずは自分を見直して、貢ぎ癖を直しましょう。そうすればあなたの優しい気持ちを魅力的だと感じてくれる、素敵な男性が現れるはずです。
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