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マツエクとまつ毛パーマ…結局どちらがおすすめ?
まつげパーマ(マツパ)ブームの再来で、まつ毛エクステ(マツエク)だけでなくマツパをメニューに取り入れるアイラッシュサロンが増えています。
年齢に合わせてアップデートさせていきたい目元のメイクなだけに、「まつげパーマ(マツパ)とマツエクは結局どっちがいいのか…」と悩んでいる人も少なくないですよね。
そこで今回は、マツエクとまつ毛パーマの違いやメンテナンス、仕上がりなどの観点からメリット・デメリットの比較、おすすめのアイラッシュケアコスメなどについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次一覧
マツエクとまつ毛パーマの違いとは?
目元をぱっと華やかにしてくれるまつ毛パーマ(マツパ)や、まつ毛エクステ(マツエク)。日常的にマスクをするようになり、顔の印象を大人っぽくぐんと惹き立ててくれるとして、人気を集めています。
毎日ビューラーやアイメイクに時間をかけている方も、まつ毛パーマ(マツパ)や、まつ毛エクステ(マツエク)を取り入れるだけで、毎日とにかくアイメイクが楽になり、すっぴんも可愛くなるので、おすすめです。
しかしながら、まつ毛パーマ(マツパ)や、まつ毛エクステ(マツエク)は、どちらもメリット・デメリットがあります。双方の違いを理解しどちらが自分に合っているかをよく考えてから選ぶようにしましょう。
ここからは、まつ毛パーマ(マツパ)や、まつ毛エクステ(マツエク)のメリット・デメリットについてご紹介します。
まつ毛パーマ(マツパ)の特徴とは…
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施術時間・・・約1時間
値段・・・平均相場は3000円〜10000円
頻度・・・3週間〜11ヵ月半
まつ毛パーマ(マツパ)とは、まつ毛にカールを付けてデザインする施術方法です。自まつげが長くてボリュームがある方は、カールさせるだけで華やかな印象になります。自然な仕上がりをご希望の方には、おすすめです。また、まつげやまぶたの形でお悩みの方にも、まつげパーマが効果的です。特に逆まつげの方は、マツエクで対応するのは難しいく、マツパがおすすめ。技術によっては、たるみをリフトアップした印象にしたり、二重をより美しく見せたりすることも可能です。
ご自身のまつげ量が多く、手間と費用をかけたくない方は、まつ毛パーマがおすすめです。また、まつげが下向きだったり、逆まつげになっている人も、パーマをすることによって悩みが解決します。まつげパーマをすると、根元から上がり、目が大きく見えるようになります。
まつ毛パーマ(マツパ)のメリットとは…
- 長持ちする
- コストが安い
- ナチュラルに盛れる
- 逆さまつげの矯正
- 湿度に強い
- お手入れが簡単
まつ毛パーマ(マツパ)のメリットは、お手入れが簡単なことです。どんなクレンジングでも使うことができます。パーマを長持ちさせるためには、専用の乾燥を防ぎ保湿効果のある美容液を使う必要がありますが、それ以外のアフターケアは必要ありません。また、水や湿気にも強いので、アイメイクが崩れにくくなります。もうひとつの特徴は、自まつげそのものが上げることです。全体を均一にカールさせるので、仕上がりが美しく、目元がパッチリします。また、カールの角度を自由に選べるのも大きな魅力です。また、エクステに比べると費用が比較的安価である点も特徴です。パーマの持続期間は、一般的に3週間から1ヶ月半程度です。サロンに通う回数が少なくて済み、結果的にお金も節約することができます。
まつ毛パーマ(マツパ)のデメリットとは…
- まつ毛にダメージ・負担がかかる
- 目の形・大きさ、印象は変わりにくい
- まつエクをしたい時は3か月空ける必要がある
- 頻繁に施術できない
- デザインが限られる
まつ毛パーマ(マツパ)のデメリットは、自分の理想のデザインを作るのが難しいことです。マツエクと違って、自身の毛の本数は決まっているので、まつ毛が短かったりすると、思い通りのデザインにするのが難しくなります。特にまつ毛が短い方は、まつ毛パーマ(マツパ)をかけて目元をぱっちりさせることが難しいです。まつ毛パーマ(マツパ)では、ボリュームや長さは変えられません。また、まつ毛パーマ(マツパ)をかけ続けると、薬剤の種類によっては、まつ毛が傷んでしまうデメリットもあります。髪にパーマをかけると髪が傷むように、まつ毛パーマ(マツパ)をかける回数が多いと、より傷みます。目安として、次の施術まで1ヶ月半以上期間を空けなければいけないことはデメリットと言えるでしょう。まつげパーマに使用される薬剤は、頭髪用パーマ液と似た成分が使用されていた事例があり、当時は失明の被害が出たこともありました。使用される商材についてきちんと確認することが非常に大切です。
まつ毛エクステ(マツエク)の特徴とは…
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施術時間・・・約1時間~2時間
値段・・・平均相場は、5,000円~10,000円(本数や種類により変動)
頻度・・・3~4週間に一度が理想
まつ毛エクステ(マツエク)とは、専用グルーで人工のまつげエクステを付けてデザインする施術方法です。長さやボリュームが欲しいという方におすすめです。まつげの量が少ない方や、短すぎる方には、マツエクがおすすめします。一人一人に合わせて自由にデザインし、様々な提案ができるのは、大きな魅力です。まつ毛がくるんとなるので、アイメイクがかなり盛れるのが嬉しいポイント。
まつ毛の量が少ないから、理想的なふさふさでボリュームのあるアイラッシュにしたい、自分の好きなようにデザインがしたいという方には、まつ毛エクステ(マツエク)がおすすめです。
まつ毛エクステ(マツエク)のメリットとは…
- 長さや着け方で目の大きさ・形の印象を変えられる
- マスカラをしなくても目力が出て、朝のメイク時間を短縮できる
- 色、長さなどバリエーションが多い
- すっぴんも怖くない
- 汗や涙、水で濡れてもきれい
まつ毛エクステ(マツエク)は、つけるだけで華やかな印象を与えることができます。いつもより時間をかけて丁寧にお化粧をしなくてもいいので、朝のメイク時間を短縮できるというメリットがあります。また、根元が黒く見えるためアイライナーを引く必要もありません。自分の顔や目、好みに合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力です。自分好みのまつ毛を手に入れることができます。また、オフすることも可能なので、いつでもつけ直しやデザインの修正、変更ができるのも魅力です。
まつ毛エクステ(マツエク)のデメリットとは…
- 目のトラブルが発生する可能性がある
- まぶたの老化の原因になる
- 自まつげがスカスカになる可能性がある
- 逆まつげであっても根元からまつげを立たせることができない
- アイラッシュサロンに通う費用・時間がかかる
まつ毛エクステ(マツエク)のデメリットは、エクステンションの取り扱いに注意しなければならないことです。定期的にメンテナンスする必要があり、それには費用がかかります。また、エクステを装着する際には、通常のクレンジングではなく、オイルフリーなクレンジングの使用を推奨しているお店がほとんどです。(オルロのマツエクグルーであれば、オイルクレンジングも使用可能です)また、エクステは自まつげに付けるのでエクステの重みを感じるようなまぶたへの負担もあります。目元に負担をかけないように、自分の長さに合わせたエクステンションを選ぶことが大切です。カールの角度が、自まつげの状態によって異なるのもデメリットの1つといえるでしょう。
マツエクとマツパは同時に出来る?
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まつ毛エクステ(マツエク)のボリュームや長さとまつ毛パーマ(マツパ)のくるんと感もできれば同時に欲しいですよね。しかし、基本的に同時に施術はできません。まつ毛パーマ(マツパ)をかけてから、次にまつ毛エクステ(マツエク)を着けられるのは、3ヶ月後とかなり長めです。
サロンで導入しているメニューによっては、まつ毛パーマ(マツパ)をした後にまつ毛エクステ(マツエク)をつけることも可能で、カールも長さもボリュームも諦めたくないという方には、それぞれの施術を同時に行う提案される場合もあります。ただし、基本的に同時併用はNGとされています。まつ毛パーマ(マツパ)で傷んだ部分にマツエクグルーでエクステを装着すると、自まつ毛へのダメージが増してしまいます。必ず事前にデメリットや注意事項を把握した上で施術を行うようにしましょう。
気になるアイラッシュメンテナンス方法とは?
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まつ毛エクステ(マツエク)は、毛根や瞼に負担がかかり、まつ毛パーマ(マツパ)は、まつげ自体に負担がかかります。施術技法に違いがあるので、どちらがまつげを痛めるかは判断が難しいのですが、痛める部分は違ってきます。
負担軽減の目安ですが、まつ毛エクステ(マツエク)の場合は、140本程度位までなら負担がかかりにくいと言われています。マツエクは、基本的にはマツパと同じで、クレンジングはシンプルにすることが推奨されています。また寝ている時はうつ伏せにならないようにするのもおすすめです。
まつ毛パーマ(マツパ)は、サロンでの施術を受けるのを1ヶ月半以上空けるようにしましょう。もちろん、専用の美容液を使うことも必須です。マツパの施術後は4時間ほどまつ毛を濡らさないようにしましょう。基本的にまつ毛ビューラーは使用しない、マスカラはお湯でサッと落ちるタイプがおすすめです。
マツエクとマツパにおすすめ人気のアイラッシュケアコスメ
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マスカラや付けまつげやまつ毛エクステ(マツエク)などをされる方も多く、小さいパーツながらもまつ毛はお顔の印象を左右するような重要なパーツです。
髪の毛に比べて細く短く少ないため、その変化にはなかなか気づきにくいもの。しかし、まつげもお肌や髪の毛と同様に、日々ダメージを受けていますので、ケアをしているかいないかで確実に差が出てきます。
アイラッシュケアでは「傷ませないこと」、つまり健やかな状態をいかに長く保てるかが重要です。加えて、もともとのまつげの質を上げ簡単には痛まないまつげを育むことも大切です。
ここからは、毎日の生活に取り入れやすい、マツエクとマツパにおすすめ人気のアイラッシュケアコスメをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
アイラッシュケアコスメ:まつ毛美容液
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まつ毛のハリやコシをサポートし健やかに保つなら、まつ毛美容液がおすすめ。
まつ毛美容液は、育毛剤ではないので基本的にまつげが伸びるなどの育毛効果はありません。まつ毛エクステ(マツエク)をしている方は、通常のまつげ美容液ではなく、マツエク対応と表記のある美容液を選ぶのがポイントです。マツエクに対応しているか不明な美容液を選ぶと、含まれている成分によっては、塗ることでマツエクが取れやすくなる可能性があるので気をつけましょう。
マツエクによるまつ毛のダメージが気になる場合は、美容液に入っている保湿・補修成分に注目しましょう。マツエクの摩擦を軽減するとともにツヤをプラスしたければ、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸などの保湿成分配合のものを選ぶのがポイントです。目元の印象が明るくなる効果も期待できます。
まつ毛パーマ(マツパ)などによるダメージ悩みを抱えている人は、加水分解シルク・パンテノール配合の美容液がおすすめです。まつ毛の保湿に加え、ダメージを受けたまつげを補修して整えます。
アイラッシュケアコスメ:アイシャンプー
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アイサロンに行くとオプションでおすすめされることも多いアイシャンプー。
実際どんな効果があるの?と、気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アイシャンプーとは…泡状の目元用シャンプーのことで、日々のクレンジングで落としきれていないメイク汚れや細かいほこり等を洗い流すことができる、マツエク・マツパのモチにも関わる超重要な工程。
泡で汚れを浮かせながら落としていくため、目元への負担を減らしながらしっかりと汚れを落とすことができます。エクステやパーマをしていると、アイメイクのクレンジングがおろそかになりがち。しっかり洗ったつもりでも、まつ毛の生え際やエクステとの接着面までは汚れを落としきれていなかった、なんてことも…。
メイク汚れや皮脂汚れなどの油分は、特にマツエクのグルーとの相性が悪く、皮脂が多く付着しているほどモチが悪くなってしまうといわれています。まつ毛パーマに関しても油分が目元に残っていると薬剤が浸透する際にムラが出てしまいパーマのかかりが悪くなる恐れがあるため、施術前に一度アイシャンプーをしていただくことがおすすめです。
特に、花粉の季節で目がかゆくなってしまう時期は要注意。摩擦は切れ毛や抜け毛に繋がるだけでなくエクステやパーマのモチが悪くなる原因にもなり得るので、まつげに付いた細かい埃や汚れをアイシャンプーでしっかり洗浄しましょう。
アイラッシュケアコスメ:マスカラリムーバー
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マスカラやアイシャドウを素早く、きれいに落とすオイルフリーの目元専用リムーバー。
オイルフリーで、マツエクにも対応しており、まつ毛パーマのカールにも影響を与えません。デリケートな目元に負担をかけず、アイメイクを素早くきれいに落としてくれるおすすめのアイテムです。
ローションタイプで肌になじみやすく、ウォータープルーフのマスカラもスッキリ落とすことができます。オイルフリーなのでベタつかず、さっぱりとした使用感も特徴です。
濃いアイメイクやマスカラはなかなか落ちにくいので、目もとはより一層ゴシゴシこすりがちですよね。しかし、これでは摩擦によってまつげが抜けやすくなる原因。皮膚が薄くデリケートな目もとは、“優しくメイクオフ”が鉄則です。正しい方法で落とさないと逆にダメージを与えてしまい、ダメージが蓄積されると、まつげが抜ける原因になってしまいます。まつげの量や密度が以前と比べて減ってきていると感じたら、要注意です。まつげが抜けるのを防ぐためにも、正しい方法で、できるだけまつげに負担をかけないように落としましょう。
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マツエクやまつ毛パーマのおすすめ人気アイラッシュサロン
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まつ毛パーマ(マツパ)やまつ毛エクステ(マツエク)をセルフで行うコスパ重視する方も増えてきていますが、実はとても危険。
セルフでまつ毛エクステ(マツエク)やまつ毛パーマ(マツパ)を行う場合、片目を閉じながら付ける、もしくは両目を開けた状態で行うため、グルーや薬剤に含まれる有害物質が目にふれ、眼球が赤くなる・充血するなどのトラブルを引き起こす可能性があります。最悪の場合、グルーや薬剤によるアレルギーを引き起こすおそれがあります。また不慣れな人がまつ毛パーマ(マツパ)やまつ毛エクステ(マツエク)を付ける場合、グルーや専用薬剤の量の調節ができず、皮膚に付けてしまったり、目に入ってしまうトラブルも多く起こっています。また、自まつげの毛根が痛んでしまい、抜け毛や切れ毛の原因になったりする可能性があります。
まつ毛エクステ(マツエク)は、本来美容師免許を取得している方が必要な講習を受けて知識や技術を身に付けて行います。さらに、これらの条件を満たしたとしても、保健所に登録を済ませていないと施術することは許されません。少し前までは、こうした手続きが必要なく、無免許でまつ毛エクステ(マツエク)を提供するお店が通常だったようですが、度重なるトラブルによって仕組みが変わり、現在は美容師免許を持ったスタッフが美容所登録を行ったお店でないと実施できなくなりました。つまり、セルフまつ毛エクステ(マツエク)は、数々のトラブルを招く恐れがあるにも関わらず、今のところ美容師法が行き届かないグレーゾーンのような部分であり、本来はとても危険な行為です。普段まつげエクステをしているプロでさえ、安全性の確保が難しくタブーとされるセルフまつ毛エクステ(マツエク)ですから、知識や技術のない素人が行うのはいかに無謀で危険かということがわかりますね。セルフまつ毛パーマ(マツパ)も、セルフマツエク同様、危険を伴う行為なのでプロのアイリストが絶対に推奨できない…ということを覚えておいてください。
そのため、しっかり資格を保有した信頼できるアイラッシュサロンに通うことをおすすめします。
マツエクとまつ毛パーマで目元のおしゃれを楽しもう!
今回は、マツエクとまつ毛パーマの違いやメンテナンス、仕上がりなどの観点からメリット・デメリットの比較、おすすめ人気のアイラッシュケアコスメなどについてご紹介しました。
いかがでしたか?
マツエクとまつ毛パーマは、ご自身のまつ毛の量や質で仕上がりも変わってきます。こちらの記事でご紹介したアイラッシュケアコスメは、どれもおすすめなので、日々の目元ケアに取り入れてみてくださいね。マツエクとまつ毛パーマ違いやメリット・デメリットを知った上で、目元のおしゃれを楽しみましょう!
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