「美人」には様々な条件があります。目の大きさや鼻筋が通っているかどうかなど、それら美人の条件ともいえる黄金比率を知っておけば、その比率に近づけるようにメイクをすれば、実は誰でも美人顔に近づくことができるのです。
美人顔の黄金比率
美人の条件の1つとして考えられている黄金比率。顔のパーツがある一定の比率で配置されていると、万人がその人を美人だと判断するのだそう。まずは手鏡で自分の顔を眺めつつ、黄金比率に当てはまるかどうかチェックしていきましょう!
縦幅の黄金比率
以下の3つが均一であること。
- 髪の生え際〜眉頭
- 眉頭〜鼻先
- 鼻先〜顎先
横幅の黄金比率
以下の5つが均一であること。
- 右のこめかみ〜右目尻
- 右目尻〜右目頭
- 右目頭〜左目頭
- 左目頭〜左目尻
- 左目尻〜左のこめかみ
目の黄金比率
- 白目:黒目:白目=1:2:1
眉間の黄金比率
- 目の横幅:眉間:目の横幅=1:1:1
口の黄金比率
- 鼻下〜唇の中心:唇の中心〜顎先=1:2
いかがでしょうか?美人の黄金比率は世界共通のため、欧米人と比べて彫りの浅いアジア人にとってはシビアな項目も多かったはず。とくに、アジア人は目と目の距離が離れている傾向があり、1 : 1.5 : 1の割合の人が多数。
黄金比メイクで美人顔に一歩前進
セルフチェックで黄金比率に当てはまらなかった人もあきらめないで!メイクの力で美人に近づいちゃいましょう!
顔の長さをカバーする
顔の長さが気になるなら、まずは両こめかみ〜額中央までシェーディングを入れましょう。さらに顎先にも影を入れると、顔の長さがカバーできます。
また、チークは小鼻横からこめかみに向かって横長に入れるのがおすすめです。頰の中心より上にチークをのせてしまうと、視線が上に集中し、顔の下半分が間延びして見えてしまうので要注意。
離れ目をカバーする
アジア人に多い離れ目も、メイク次第で解決することができます。
1. アイシャドウは目頭から濃い色を
目頭側に濃いカラーを持ってくることで視線が顔の中心に集まり、離れ目カバーに効果的。使用するアイシャドウは締め色よりはやや明るめのブラウンでグラデーションを作っていきます。逆に、求心顔の人は濃いカラーを目尻側に持っていくと目が離れて見えますよ。
2. ノーズシャドウを入れる
自然な彫りを作るなら、肌色よりややダークなベージュがピッタリ。鼻筋全体にノーズシャドウを入れると鼻が長く見えてしまうので、眉の内側〜目頭の高さ程度でおさえるのがベストです。
3. 切開ラインを入れる
ハッキリ入れすぎてしまうと怖い印象を与えかねないため、目頭のアイライナーをほんの少し延長するだけでOK。
4. 眉尻は短めを意識
眉尻を長く描いてしまうと、目尻側に視線が行きやすく遠心顔が加速。眉尻は短めにしましょう。
5. 目頭や下まぶたにハイライトを入れる
目頭や下まぶたハイライトを入れると、うる目効果もあり。
リップを印象的に見せる
チャーミングな口元に見せるには、鼻下〜唇までの距離を短くするのが効果的。そのためには、もとの唇よりややオーバーめにリップを塗るのがおすすめです。方法は、もとの唇の輪郭をコンシーラーやファンデーションで押さえてから、リップライナーで擬似唇を描き、内側を口紅で埋めるだけ。いつもよりボリューミーでチャーミングな口元の出来上がりです。
自分の顔に向き合うと綺麗になれる
黄金比率に近づけるためには、まずは自分の顔を正しく理解する必要があります。そのためにはやはり、コンプレックスを受け入れることも必要になってくるでしょう。けれど、メイクで理想の自分に近づくことはとても楽しいことです。
高みを目指す人は、ぜひとも黄金比メイクにチャレンジしてみてください!
コメント