ダイエット方法となると、さまざまなものがあります。一般的には食事制限や運動によって痩せるものがほとんどですが、ダイエットには血液型が関係していることはご存知でしょうか。
占いや性格診断などで血液型が使われることもありますが、血液型によって適したダイエット方法も変わってくるのです。
今回は血液型で変わってくる運動や食事方法について紹介します。
血液型ダイエットを知っていますか?
さまざまなダイエット方法が確立されていますが、血液型によっては効果を得られない場合もあります。血液型でダイエット効果が変わってくるのはありえないと考える人もいるでしょう。
しかし、ダイエットに挑戦してきちんとやり方通りにしているのに痩せないということはありませんか。それは、血液型に合っていないダイエット方法を選んでいる可能性があるのです。
こちらでは、血液型ダイエットのポイントを紹介します。
レクチンが血液型ダイエットのポイント
血液型ダイエットのポイント、それは「レクチン」です。レクチンはたんぱく質の一種で、身体の細胞を活性化させる効果や、有害な細菌やウイルスが増殖するのを防ぐ効果があります。
一見すると、ダイエットに影響がないように感じるかもしれません。しかし、輸血をする時に合わない血液を受けると身体が拒絶反応を起こすように、レクチンも血液型によって合うもの、合わないものがあるのです。
レクチンが合う、合わないは血液型で分けられるため「血液型ダイエット」という方法が存在するのです。
血液型に合わないレクチンを摂るとどうなるのか
血液型に合ったレクチンを受けることで、細胞の活性化、有害な細菌やウイルスの増殖を防いでくれるのですが、合わないレクチンを摂るとどうなるのでしょうか。
血液型に合わないレクチンを摂ってしまうと、血液中の糖が統合してしまい、血液がドロドロになってしまうのです。その結果、血流が悪くなり、動脈硬化、代謝の低下、身体の機能低下など、さまざまな影響をもたらします。
その影響によって、太りやすくなるだけではなく、心筋梗塞や脳梗塞などの病気にも繋がるため注意しなければいけません。
血液型ダイエットの血液型別「運動&食事」方法
血液型ダイエットは、それぞれの血液型に適した運動や食事方法をすることです。それぞれのタイプに合った方法だからこそ、効果的に痩せることができるのだといわれています。こちらでは、各血液型に合う運動や食事方法について紹介します。
A型
日本人に最も多い血液型といえばA型です。A型のルーツは農耕民族のため、ダイエットをする時は野菜中心の生活をすると良いといわれています。野菜のなかでは「緑黄色野菜」「にんにく」「玉ねぎ」の効果が高いようです。
他にも納豆や豆腐、味噌、さんま、さば、玄米、そば、グレープフルーツ、パイナップル、ベリー類はダイエット効果を強く発揮できるといわれています。
特にグレープフルーツは唾液の分泌や消化を促進する働きがあるため、積極的に食べましょう。おすすめのダイエット方法としては、朝にグレープフルーツとパイナップルを食べて、身体を痩せやすい状態にしてから1日を始めると良いでしょう。
ちなみに避けた方が良い食材として「キャベツ」「白菜」「貝類」「バナナ」「マンゴー」「乳製品」「卵」「唐辛子」などがあります。A型の人は胃酸の量が少ない傾向があり、食物繊維が豊富なキャベツや白菜などは消化不良を起こす可能性があるのです。
A型の人に適した運動は「ヨガ」「ゴルフ」「ウォーキング」です。ただし、体重を落としたい人は適度に激しい運動を加えることをおすすめします。そして身体が硬くなりやすいため、日常的にストレッチを行うことを心がけましょう。
B型
B型の人のルーツは遊牧民族といわれています。遊牧民族がルーツの人は高い消化能力を持っているので、幅広い食材でダイエット効果が実感できます。
そのなかでも適しているのは「緑黄色野菜」「牛肉」「レバー」「バナナ」「唐辛子」「乳製品」「卵」などです。最も適している食材は「ヨーグルト」であり、血中のコレステロールを抑え、腸の働きを活発にしてくれるので積極的に摂取しましょう。
反対におすすめできない食材は「かぼちゃ」「豚肉」「甲殻類」「柿」「ナッツ類」などです。特にかぼちゃはB型に適さないレクチンが含まれているため、血液の流れが悪くなり、太りやすい傾向があるため注意しましょう。
B型の人に適した運動は「ジョギング」「エアロビクス」などです。B型の特徴として、新しい環境に適応する能力が長けていることと、環境そのものがストレスになりやすいことです。
そのため、ストレスを感じさせない環境で運動を行うことが大切です。
AB型
AB型のルーツは農耕民族と遊牧民族の両方です。そのため、野菜や乳製品がダイエットに良いといわれています。
そのなかでも「ほうれん草」「ブロッコリー」「味噌」「豆腐」「ぶどう」「レモン」「ヨーグルト」などがダイエット効果の高い食べ物となっています。
A型は胃酸が少なく、B型は消化能力が高い傾向にありました。AB型の人もできるだけ肉は避けて豆腐などの大豆製品からたんぱく質を摂取するようにしましょう。
AB型の人に適さない食材として「ごま」「アボカド」「鶏肉」「貝類」「バナナ」「バター」「牛乳」などがあげられます。A型とB型の良いところも悪いところも受けついでいるため、食材に関してはやや複雑な印象です。
ただ、気にしすぎると良くないため適している食材を積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
AB型に適した運動は「ゴルフ」や「ビーチバレー」など、時間を忘れて夢中になれるものです。自分が楽しいと思えるスポーツを始めてみましょう。
O型
O型のルーツは狩猟民族のため、動物や魚の肉の消化能力に長けています。そのため、ダイエットに適している食材は「赤身の肉」「さんま」「さば」「いわし」「まぐろ」「ほうれん草」「プルーン」など、動物性たんぱく質が多い傾向にあるようです。
お肉の消化が得意であるため、赤身の肉などは最高のダイエット食材ともいえます。
O型の人に適さない食材は「なす」「キャベツ」「アボカド」「小麦製品」「ココナッツ」「乳製品」「ナッツ製品」などです。動物性たんぱく質の消化には長けていても、穀類の消化には慣れていないため、脂肪燃焼ができなくなる傾向があります。
O型の人におすすめしたい運動は「ジョギング」です。最低でも1日30分を週3回程度目標にしましょう。O型の人は激しい有酸素運動がストレス解消にもなるためおすすめです。
血液型ダイエットは海外でも大流行
血液型ダイエットは、海外でも大流行しています。海外セレブたちも挑戦する人が多く、多くの人が血液型ダイエットの効果を実感しています。血液型に合わせた食材でダイエットをするのは、とても大切です。
今までダイエット効果を実感できなかった人たちは、やり方を思い返してみましょう。もしかしたら、適さない食材をメインにダイエットをしていたのではないでしょうか。
アメリカなどは肉がメインの食事のため、太ってしまう時は日本人以上です。そういった人たちが好むダイエット方法であるため、効果は抜群なのでしょう。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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