肌の悲鳴? 皮膚科医に聞く「大人ニキビ」原因とニキビあと対策

なかなか治らない大人ニキビ。良くなったと思っても別の場所にポツンとできていたり、つい無意識に触ってしまうことも…。また、炎症が治まったあとでも、ザラついたり痕が残ってしまうのも悩ましいですよね。

今回はそんな大人ニキビの悩みの原因と正しいケア方法を、皮膚科医の三宅真紀先生にお聞きしました。

意外と知らない、大人ニキビの基本

ニキビに悩まされ、その経験から美容皮膚科医を志したという三宅先生。「大人ニキビができにくい肌は目指せますよ」という言葉には説得力があります。そんな三宅先生に、素朴な疑問をぶつけてみました。

Q1.大人ニキビはどうしてできるの?

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「大人ニキビとは、一般的には20歳以降にできる吹き出物をさします。原因は、疲れやストレスなどによって”男性ホルモン”が増えてしまうため。男性ホルモンはあごの皮脂腺を発達させるので、”Uゾーンにできやすい”というのが大人ニキビの特徴のひとつです」

大人ニキビは治りにくいのも特徴。というのも、仕事の疲れやストレス、寝不足、食生活の乱れといった”生活習慣”が大きく関わっているからなのだそう。治らないうちにまたひとつ、さらにひとつと増えてしまいがちですが、「大人ニキビは肌の悲鳴」と考えて、長い目で生活習慣を整えていきましょう。

Q2.大人ニキビに、してはいけないことは?

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「絶対にやってはいけないことは、自分でニキビをつぶすこと。手や指にはバイ菌がいるうえに、下手につぶすと芯が残ってしまい、大人ニキビが大きくなったり別の場所にできてしまったりすることも。膿をもっている大人ニキビは、自分で治そうとせず、早めに皮膚科を受診することをおすすめします」

誤ったケアは、クレーターやニキビあとの原因になってしまいます。かたくて凸凹したニキビあとは見た目だけでなく肌ざわりも気になりますし、なかなか消えずに「あとがずっと残ったらどうしよう」と気分を落ち込ませるやっかいな存在です。

Q3.ニキビあとをケアする方法はあるの?

「大人ニキビで怖いのは、クレーターと色素沈着。クリニックで処方するのは、コラーゲン生成を助け、抗酸化作用やピーリング効果をもつビタミンAや、抗炎症作用やアンチエイジング効果の高いビタミンEなど。内服としては、ビタミンBやビタミンC。毎日のスキンケアや食事でも、注目しておきたい成分です」

三宅先生に教えてもらった、大人ニキビとのつきあい方。大人ニキビができても動じることなく、生活習慣も心がけて予防にもいそしみたいですね。

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三宅真紀先生

表参道美容皮膚科 原宿本院に勤務。

レーザー治療・アンチエイジング治療のエキスパート。4万例以上の美容皮膚科治療実績を持ち、医師の指導・教育も多数行う。美容・スキンケア全般の豊富な知識から、数多くの有名化粧品開発にも携わる。


大人ニキビの治癒には時間がかかります。なかなか治らなくても諦めず、まずは触らない・潰さないということを意識して、長い目で付き合っていくように心構えを持ちましょう♪

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