引っ越し前の新居での入居前にやることリスト
引っ越しをして入居してから後悔したことってありませんか?
せっかく新居に移ったのに、害虫に悩まされたり、汚れが目立ってしまったり、住んでみると、「○○しておけばよかった」と思うことも出てくるはずです。
入居前に新居でやるべきこととして、汚れを防止するための作業や、害虫処理などが挙げられます。キッチンのコーティングや防カビ処理、換気扇フィルターの設置などが主な作業です。また、床や壁の養生なども事前準備しておくと後々楽に過ごすことができますよ。
そこで今回は、引っ越し前の新居の掃除・準備方法などにおすすめの入居前にやることリストをご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。
入居前にやることリスト10項目
入居前にやるべき事前準備のメリットとは、引っ越し後の片づけや掃除が楽になったり、大がかりな害虫処理ができる、賃貸の場合、原状回復の証明に役立つなどが挙げられます。
ここからは、入居前にやっておくと便利で助かる事前準備をご紹介します。
引っ越しやること①水回りのコーティング
「水回りコーティング」とは、キッチンのシンクやお風呂、洗面ボウルなど水回りに使われる素材を皮膜で覆い、凹凸を滑らかにすることです。
凹凸をなめらかにすることにより、汚れや水垢・カビが付着しにくくなります。水垢やカビが全くつかなくなるわけではないため、コーティングをした後も定期的な掃除は必要です。
コーティングをする目的は、掃除をラクにする・長持ちさせることです。
特に水垢とカビの発生を予防するには、撥水できるコーティング剤や、防カビ機能のついたコーティング剤を使用するのがおすすめです。撥水力が強いと水切れが良くなるため、掃除後の拭き取りも簡単になります。
最近では、業者を使ってガラスコーティングをされる方も増えてきています。汚れが付きにくくだけでなく、傷からも守ってくれるコーティングもあるのでチェックしてみてください。
引っ越しやること②エアコン配管へのキャップ設置しゴキブリ対策
エアコンは設置環境などによっては虫が入り込みやすい場所になることがあるため、あらかじめ侵入させない対策をしておくと安心です。
温風冷風が出たり羽が動くエアコンに虫が住み着くなんて考えられない、と思う人もいるかもしれませんが、実はエアコンの中は虫にとって居心地のいい場所になっています。
ゴキブリなどの害虫は「湿気がある・暖かい・暗くて隠れやすい・エサが豊富にある」環境を好みますが、エアコン内部はこの4つがすべてそろった状況になることもよくあります。エアコンを長期間使用していない間などはとくに虫が住み着きやすいため、侵入箇所になる場所にはそれぞれ対策をされることをおすすめします。
引っ越しやること③マスキングテープで保護して汚れ防止
すき間などは汚れがたまりやすく、掃除に手間がかかります。そこで、入居前に「お部屋の汚れやすい場所にマスキングテープを貼る」ようにしましょう。
頑固な汚れがたまりやすい場所をマスキングテープでカバーし、「汚れが目立ってきたら剥がす」を繰り返すことで、簡単にきれいな状況を保てます。本来であれば、汚れの種類に応じて洗剤や道具を使い分ける必要がありますが、マスキングテープを貼っておけば、剥がすだけのワンアクションで汚れを取ることができます。
サッシの溝、キッチン、洗面所、浴室のコーキング部分、お風呂のドア枠・ドア下の床部分など、チェックして張ってみましょう。
引っ越しやること④換気扇、レンジフードへのフィルター設置
レンジフードに設置するフィルターは、吸い込む油煙の油汚れをキャッチしてくれるため、掃除にも手間がかかりません。
フィルターがないと中のファンに油汚れが侵入し、洗い落とすのが大変になってしまうのでとても重要な役割を担っています。
また、レンジフードフィルターを付けなければ、脂肪分や汚れが換気扇内に集まることで、レンジフードが火災の原因になることがあります。換気扇フィルターがあると、これらの物質を取り除くことができ、レンジフードが火災の原因になる可能性を低減することができます。
引っ越して料理をする前にフィルターを設置するようにしましょう。
トイレや洗面所の換気扇にもフィルターをつけるのがおすすめです。意外とホコリがたまり、掃除が面倒なので、一枚つけておくだけでお掃除が楽になりますよ。
引っ越しやること⑤バルサンなどの使用して害虫対策
バルサンとは、害虫の駆除や防除に高い効果が期待できる商品です。 ゴキブリやダニ、ノミ、ムカデなどの衛生害虫や不快害虫を発見したときに駆除可能なうえに、防除効果もあるため入居前におこなうと虫が来ないよう予防できます。
元々住み着いていた害虫を駆除することができるので、引っ越してから虫に悩まされるのを阻止できます。
火災報知器が作動しない煙がでないタイプや現在流行っているトコジラミの駆除にも役立つアイテムも発売されているのでチェックしてみてくださいね。
引っ越しやること⑥お風呂場に防カビ剤を焚く
意外と忘れがちなお風呂場のケア。引っ越してお風呂場を使用する前に防カビ処理をしておくのがおすすめです。
スプレーした場所の黒カビを除菌・漂白できますが、お風呂の防カビくん煙剤は煙を浴室全体にいきわたらせ原因菌を除菌することで、黒カビを元から抑え、発生しにくくします。
カビ取りをする際は殺菌ができるカビ取り剤か、50℃以上の熱いお湯を使いましょう。 黒カビは放っておくと繁殖して広がっていく上、根を深くはりどんどん落としにくくなってしまいます。 黒いポツポツを見かけたら、こまめに退治するのがおすすめです。
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引っ越しやること⑦台所や洗面台の排水管の隙間をすきまパテなどで埋める
わずかな隙間があれば、ゴキブリは家の中に入り込むことができます。
特に、洗面台や台所の排水管の隙間、エアコンの配管の隙間が多いでしょう。一度入り込むと、本棚の裏やソファーの下など、家具と壁、家具と床との間にある、暗くて見つかりにくいため絶好の隠れ場所となります。
大量発生する前に、侵入経路をしっかり塞いでおくことがとても大切です。引っ越し仕立ては、注意が必要です。隙間がある場所を事前にチェック。
パテ以外にもシートや自家製でテープを張っている方も。自分に合った塞ぎ方をして事前対策しておきましょう。
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引っ越しやること⑧コンロの汚れ防止カバー
細かい部品やすき間も多いキッチン周りは、事前準備なく汚れ防止をしないまま使い始めてしまうと、気づかぬうちにガンコな汚れが溜まってしまう事も考えられます。
スッキリとした見た目のビルトインコンロは、埋め込まれているからこそ綺麗な一方、どうしても隙間が生まれてしまいます。その隙間に食材カケラや調味料が入り込んで、気づかぬうちにガンコな汚れへと進化してしまうのです。小さなごみが溜まりやすいコンロ周りには隙間ガードをぐるっと巻いてげましょう。
また、IHの場合は、焼け焦げ防止IHマットを付けることで汚れ防止に役立ちます。
引っ越しやること⑨床・壁の拭き掃除
引っ越しの際、原状回復が求められる賃貸の旧居と違い、後回しにしがちな新居の掃除。「直前まで誰も住んでいないし、必要ない」「新築だから大丈夫!」などと思っている方も多いかもしれませんが、時間が経つことでホコリや湿気が住居に溜まります。
ホコリのもととなる小さな塵は、窓やドアのわずかな隙間などから侵入するからです。
ハウスクリーニングされてから長期間経過していれば、その分溜まるホコリや湿気の量も増えてしまいます。また、リノベーションしてあっても、木くずなどが部屋や壁に付着している可能性もあります。
新生活を心地よくスタートするためにも、引っ越し前に新居は掃除しましょう。掃除機はもちろん、天井から床までまんべんなく拭き掃除することから始めてみましょう。電動回転モップもおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
引っ越しやること⑩大型家電・家具用の保護マット設置
冷蔵庫周りは、水分や食品などで汚れやすい環境です。 そんな冷蔵庫の下にマットを敷くことで、床の凹みや傷を抑え、汚れを防止できます。
また、冷蔵庫の振動や音も抑制してくれるので、賃貸住宅などでは冷蔵庫マットがおすすめです。 さらに、転倒防止効果がある素材を使用すれば、地震の際の転倒防止にも役立つ可能性があります。
賃貸借契約書に特に記載がない場合でも、床に傷やへこみを付けてしまえば、退去時に修繕費用を請求されることもあります。
賃貸住宅に住んでいる場合は、冷蔵庫下の床にダメージを与えないよう、冷蔵庫マットを敷いておくのが無難といえるでしょう。
入居前のやることリストを引っ越し前にチェックしよう!
今回は、引っ越し前の新居の掃除・準備方法などにおすすめの入居前にやることリストをご紹介しました。
いかがでしたか?
引っ越しでバタバタ過ごしていると、どうしても忘れてしまうことも多いですよね。ぜひこちらの記事を参考に、入居前のやることリストに目を通して、やっておくべきことを引っ越し前にチェックしておいてくださいね。
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