アンチエイジングって気になりますよね。雑誌やCMでもアンチエイジング化粧品がよく取り上げられているので、気になる人も多いのではないでしょうか。
使用開始時期や効果など詳しくお伝えしていきます。
アンチエイジング化粧品とは?
アンチエイジング化粧品とは、その名の通りお肌の老化を食い止めたり遅らせたりすることに、着目して作られた化粧品のことです。
そのため、肌の老化が気になりだす頃から、スポット的な使用もできますし、ある程度年齢を重ねている方なら、日常的に使用することももちろん可能です。
アンチエイジング化粧品に対しての進歩は目覚ましく、少しでもお肌の状態を若々しく保つための効果的な新成分が発見されたり、処方技術が工夫されたりなど、常に研究がなされています。
しかし、毎年のように新商品が出てきますし、種類もたくさんありますので、どれを使用したらよいのか迷ってしまうことでしょう。
年齢にこだわって選ぶのではなく、あくまでも肌の状態に合わせて、使用感や効果なども考えながら選ぶことがポイントです。
アンチエイジング化粧品の効果
アンチエイジング化粧品の効果は、加齢による肌の変化から保護する効果と、弱まりつつある機能を高める効果のふたつに分けられ、それぞれお顔全体に使用するものやパーツごと、悩み別に使用するものがあります。
保護を目的にしたもの
- 紫外線による光老化(シミ、色素沈着、弾力低下、たるみ、乾燥など)から、守る効果
- 活性酸素による細胞の酸化から肌を守り、その発生を抑える効果
- 物理的刺激による炎症を抑える効果
- 血行不良による肌の栄養不足から守る効果
- 水分、油分が不足する状態から守る効果
【代表的な成分】
- 紫外線を吸収・錯乱させる成分 … オキシベンゾン、酸化亜鉛、酸化チタンなど。
- 保湿成分 … セラミド、ヒアルロン酸、天然保湿因子(NMF)など。
- 抗酸化成分 … ナイアシン、リコピン、アントシアニン、アスタキサンチンなど。
- 抗炎症成分 … アラントイン、アロエベラ、オウゴンなど。
機能を高めることが目的のもの
- シミや色素沈着の元となるメラニン色素を、除去したり発生を少なくしたりする効果
- 新陳代謝を活発にさせるための効果
- 真皮のコラーゲンを増やしたり、変性(糖化)させたりしないようにする効果
- 肌に栄養、水分、油分を与えたり、保たせたりするための効果
【代表的な成分】
- 美白成分 … エラグ酸、アルブチン、ルシノール、m-トラネキサム酸など。
- コラーゲンの増産、抗酸化作用・肌を活性化させる成分 … ビタミンC誘導体、ナイアシン、レチノールなど。
- ピーリングやスクラブ効果がある成分 … AHA、サリチル酸、パパイン酵素など。
アンチエイジングの使用開始時期について
アンチエイジング化粧品を使い始める時期は、必ずいつからという決まりはありません。メーカーごとにも違うし、それぞれの化粧品のタイプや成分によっても違うので、ベストな時の肌の状態から考えて、少し弾力が低下したかな?小じわが目立ってきたかな?など、個人の肌の状態によって、使い始めると良いでしょう。
とはいえ、あまりにも若い10代や20代前半などスキンタイプが安定していない場合や、ご自身で老化と勘違いをされていたり、たまたま体調が悪かったりすることが原因で肌状態が悪いこともあるので、年齢の目安としては20代後半頃から、肌の様子を見て…と、考えるとわかりやすいですね。
もちろん、いきなりすべてをアンチエイジング化粧品に切り替える必要はありませんので、必要なものをひとつずつ取り入れたり、パーツごとや特に気になる時だけ使用したりするのも構いません。サンプルがあるものは、ぜひ試してみてください。
迷った時には、美容部員やエステティシャンに、使用時期や肌の状態など、アドバイスしてもらうと良いと思います。
終わりに
いかがでしたか?アンチエイジングってなんだかよくわからないという人も少しは興味をもっていただけたでしょうか?年齢とともに変化していく肌は、化粧品と日々の食事や生活習慣を気をつけることが大切ですね。
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