「かまってちゃん」とは、一般的に“他人からかまってほしいがためにアピールをする人”のことを指しています。そして「かまってちゃん彼女」とは、寂しがり屋でいつも彼氏にべたついたり、ちょっかいをだして、かまってほしいと思っている女性のこと。
付き合いはじめのラブラブな期間は、かまってちゃん彼女でも可愛いかもしれませんが、長くなればなるほど、男性からは「うざいな・・・」と思われがちになってしまうのです!
今回は、そんな「かまってちゃん彼女の特徴」や、うざいかまってちゃんエピソード、かまってちゃんになってしまう理由やその対処法についてお話していきたいと思いますので、私は大丈夫かな?と気になった方は、ご覧ください。
彼女がうざい!「かまってちゃん」7つの特徴
ここではかまってちゃんの特徴をピックアップしていきます。心当たりのある女性の皆さんは要注意です。
その1・オレの話も聞いてくれ!自分の話ばかりする
かまってちゃん彼女の心理としては「常に相手にかまって欲しい」「気を引きたい」という気持ちが強く働いています。その気持ちの現れとして、自己アピールや相手を探ろうとするようなメール・LINEを立て続けに送る傾向が。
人は誰しも「褒めてもらいたい・認めてもらいたい」といった承認欲求があるものですが、その欲求が普通の人より強いと、上記のような行動に出やすいのです。
かまってちゃんは自分の心の安定が最優先事項となっているので、相手の話を聞くという観念が、そもそも存在していません。
その2・常に悲劇のヒロイン
かまってちゃん彼女は、基本的に悲劇のヒロイン思考。可哀想な・不幸せな・健気な・頑張ってる私を相手に見てもらいたがる傾向にあります。ちょっとした事でも大げさに、かつネガティブに受け取って、「私って可哀想…」と思い込み、それをアピールします。自分が良く見られたい気持ちも強く、自己主張がとても強い性質です。
それも全ては、大好きな彼氏にかまってもらいたい・注目を集めたいという一心から。
しかし、度が過ぎると彼氏としては困ってしまいますし、100年の恋も冷めてしまうでしょう。
その3・かわいい甘えん坊とうざいは紙一重
多くの男性は自分に甘えてくれる彼女というのは可愛く見えるもので、甘えられると幸せを感じることでしょう。
しかし、それも頻度によるというもので、所構わずワガママ放題、いつでもどこでも自分アピール…ばかりだと、彼のキャパシティを超えてしまうかもしれません。
たとえば、職場や公共の場など、男性がプライベートな姿を見せたくない状況にもかかわらず、彼女がかまってちゃんな態度で接してくると、多くの男性は「うざい」と感じてしまいます。
甘える時もTPOが大切というのは常識的に考えればわかることなのですが、かまってちゃんの場合、その一般常識すらも意識して行動できません。
その4・過度な寂しがり屋
かまってちゃんは総じて寂しがりな人が多く、常に誰かと一緒にいないと寂しさを感じてしまい、一人きりで過ごすのが苦手なタイプが多いです。周りに誰もいないと焦ってしまうこともあります。
常に誰かのそばにいたいという気持ちが強いのは、人間が持つ本能のひとつである「親和欲求」に起因するものと考えられます。この親和欲求が著しく強いと、孤独になる事に対して極端に恐怖を感じるようです。
もしかすると、生まれ育った家庭環境や過去のトラウマが、何か関係しているのかもしれませんね。
その5・外ではやめてほしい!ベタベタしてくる
かまってちゃんは、恋人に深く依存しやすいのが大きな特徴で、四六時中一緒にいないと気が済まなかったり、LINEやメールの返事が遅くなるとすぐに不安になったりします。
そんな依存心の強さから、外出中であっても常に手を繋ぎたがったり、ベタベタとしたスキンシップを欲しがったりするので、特にシャイな男性であれば気疲れしてしまうことも多いでしょう。
中には「外ではベタベタしないで」とはっきり言える男性もいますが、それを言ってしまったが最後、「私のこと好きじゃないんだ…」とネガティブモードに入ってしまうのも、かまってちゃんならではの考え方。
男性としてはその価値観の違いに悩まされてしまうことでしょう。
その6・自由時間は一切なし?束縛がひどい
かまってちゃんはその独占欲の強さから、相手を強く束縛してしまう傾向にあります。誰かと一緒にいないと強い不安を感じてしまう為、彼氏にも強く依存してしまうのです。
また、かまってちゃんは自分に自信がないため、常に「彼が誰かに取られるのではないか」と考えがちで、その気持ちが束縛や嫉妬にも現れます。
さらに、自分だけを見てほしい気持ちも人一倍強いので、たとえ同性の友人であっても、そちらを優先されると嫌がることも…。
彼氏のスケジュールを全て把握しようとしたり、帰りが遅いとすぐに浮気を疑ったりということは日常茶飯事。そんな状態ですから、彼氏としては、いざ外出しようにも常に彼女の存在が気になり、非常に苦痛を感じてしまうようです。
その7・気分屋で情緒不安定
かまってちゃんは、自分の感情が顔や態度に出やすく、気分屋で情緒が安定していません。大人になればネガティブな気持ちはある程度セーブし、表に出さないのが常識ではありますが、かまってちゃんはそういった概念が薄いです。
基本的にどんな時でも周りの人からの同情を引きたいと思っているようで、その場の状況を考えずにマイナスの感情を表情や態度に出すことも。
この手のタイプは機嫌が良い時はいいのですが、機嫌を損ねてしまった時が厄介です。身内にいると対処が面倒なので、友人・恋人・結婚相手としては敬遠されがち。深い関係になることを避けられてしまうでしょう。
うざい「かまってちゃん」エピソード3つ
ここでは、かまってちゃん彼女に悩まされる男性にありがちなエピソードを紹介していきます。
「私ってかまってちゃんかな…?」と思っている女性の皆さんは、思い当たる節がないか参考にしてみてくださいね。
その1・忙しいのにメール返信強要がつらい
「こちらの都合は一切考えずに電話やメールの嵐。正直どうでも良いような内容の話を長々と続けられ、時間は取られるばかり…。忙しいときは連絡を控えるように伝えると、すぐに落ち込んだり機嫌を損ねられたりはいつものこと。
『なんで返事くれないの?』と口癖の様に言うので、あまりの話の通じなさにもう限界!
別れたいと伝えたものの、しばらく了承してくれず、別れてからもしばらく連絡が途絶えることがなく、恐怖すら感じました…。」
その2・自分はいいけどオレはダメ!が多すぎる
「常に自分に注目していて欲しいタイプのかまってちゃん彼女。こちらが好きなアイドルの話をしようものならブチ切れるくせに、自分は好きなアーティストの話ばかりしています。
さらに、誰かと外出する時は必ず出かける相手を伝えないといけませんし、たとえグループであっても異性がいるのはNGです。にもかかわらず、彼女自身は異性がいる飲み会にも平気で行って、やりたい放題!
これで彼女が安心するのであれば…と当初は従っていたけど、もう限界です。」
その3・自己中過ぎて友達に紹介できない
「自己顕示欲が非常に強い、かまってちゃん彼女。とにかく『私を見て!』という自己アピールが多いくせに、こちらの話をまともに聞くことはなく、あまり他人に興味がありません。
プライドが高いゆえに自分が一番じゃないと気が済まないのか、自分以外の誰かが注目されていたり楽しそうにしていたりすると、すぐにヤキモチを焼きます。
そんな彼女を友達に会わせることができません。誰かが不快な思いをするのではないかと心配だから…。
彼女は『友達に私を紹介して』と積極的ですが、もはや存在が恥ずかしく、いっそ別れてしまおうと考えています。」
「かまってちゃん」になってしまう3つの理由
かまってちゃんは先天的なものではなく、後天的に身に付いてしまう性質であることがほとんどです。ここでは、かまってちゃんになってしまう3つの理由について言及していきます。
その1・彼の愛情を確かめたい
かまってちゃんは、構ってもらうことで自己の承認欲求を満たそうとします。
「私は必要とされている」と実感することで、自己肯定感を高めたいという欲望が無意識下に存在しているのです。
彼の愛情を確かめようとするのも、その承認欲求を満たしたいが為の行動にすぎません。つまりは、承認欲求を満たす為の健全な手段を持っていないのです。相手がどう感じるかまで考える余裕もないのでしょう。
特に、彼氏が優しく人の良いタイプであればあるほど、かまってちゃん彼女が生まれてしまいやすいでしょう。優しい彼の場合、かまってちゃんとの関係をなかなか改善できなかったり、断ち切れなかったりするので、最悪の場合、共依存の関係に陥ってしまうことも。
逆に、彼氏が恋愛に対してドライなタイプであっても、相手からの愛情を感じにくいことから不安が募り、かまってちゃん彼女に変身してしまうケースも多いです。
その2・誰かにとられそうで怖い!自分に自信がない
かまってちゃんタイプは自分に自信がない人が多く、物事をすぐネガティブに捉えがち。「私なんて……」と自己を卑下する気持ちが普通の人より強いので、彼氏が誰かに取られてしまうかもしれないという不安を抱きやすく、嫉妬でイライラしてしまうことも日常茶飯事。
また、他者からの評価でしか自分の価値を確認できないので、周りにアピールすることで不安や自信の無さを緩和しようとします。その為「自己中心的な人だ」と周りから思われることも。
その3・過去の恋愛にトラウマがある
かまってちゃんの性質は、これまでの人生経験が影響して身に付くことが多いです。
たとえば、親や教師、友人、恋人など、認めて欲しい人に認めてもらえなかったという過去を持っていたり、トラウマになるほど辛い恋愛を経験したりすることで、かまってちゃんへと変貌するケースもあるでしょう。
特に、過去の恋愛で寂しさや不安、劣等感や焦りなどのネガティブな感情を強く植え付けられている場合、それが次の恋愛に影響するケースも。「また捨てられるんじゃないか…」などといった不安から、ついつい彼氏に対して過干渉になってしまうのも特徴です。
嫌われたくない!「かまってちゃん」から脱出する3つの方法
ここまでのお話で、自分がかまってちゃんかもしれないと思ったあなた。ここでは、かまってちゃんから脱出する為のポイントをお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。
その1・まずは「かまってちゃん」であることを自覚する
かまってちゃんから卒業する1番の方法は、まずは自覚すること。その上で改善しようと決意することです。そして、我慢・前向きさ・謙虚さ・他者への気遣いといったものを身に付けていく努力をしていきましょう。焦らず、できることから少しずつ改善していけば良いのです。
かまってちゃんを卒業し、自分の存在価値を他者に頼ることなく自分で認められる人になることを目標としてみてください。
その2・彼氏以外に夢中になることを見つける
彼氏だけに集中してしまうと、依存心だけが募り、彼氏のことも疲れさせてしまいます。特に、男性は過度に追いかけられることを好まない人が多いので、あなたが構えば構うほど、彼の心も離れていってしまうかもしれません。
「私ってかまってちゃん彼女かも…」と自覚したら、まずは彼氏以外の楽しみや趣味を見つけることをオススメします。四六時中彼氏のことを考えているよりよっぽど健全ですし、前向きなメンタリティを養う為にも趣味を持つことは大切です。
彼氏としても、常に恋人のことばかり気にしている女性よりは、自分が側にいない時でも趣味を楽しんでいる視野の広い女性の方が助かるし、好感を持てると思いますよ。
その3・不安があるなら素直に伝える
かまってちゃんは自己肯定感が希薄な人が多いので、表面的には明るく楽しげに振る舞っていても、寂しさや不安を感じやすい傾向にあります。その不安をスキンシップや相手の共感で埋めようとするのは良いですが、度が過ぎると相手から「うざい」と思われてしまうでしょう。
彼氏に対して不安があるなら、くどくどと愚痴のように伝えるのではなく、シンプルに・簡潔に伝えてみましょう。相手と相談し合うような形で伝えるのがベターです。
まとめ
思い当たる節はありましたか?どうやら、かまってちゃん彼女の特徴には、
・寂しがり屋・ネガティブ・嫉妬深い・情緒不安定・自己中心的・劣等感が強い
・自信がない・自尊心が強い
などがあるようです。上のどれかにあてはまるものがある方は要注意が必要かもしれません。大切な彼氏に「オレの彼女うざい…」なんて思われてしまうと嫌ですよね?そうならない様に、周りに頼らずとも自分を認められる、そんな自立した精神を養っていければよいですね♪
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