これからどんどん蒸し暑くなってくる毎日…。室内は冷房が効きすぎていて寒いなど、寒暖差が激しいですよね。
この時期、ちょっとしたことで風邪をひきやすくなったり、喉を傷めて咳をしている人が多くなってくると思います。
理由はいろいろありますが、もしかするとグルタミン不足かも・・・?
体内にもっとも多いアミノ酸=グルタミン
私たちが普段摂取しているタンパク質は、アミノ酸という物質がたくさん集まってできています。グルタミンもこの一種。体内にある、もっとも多いアミノ酸です。
彼らはいつも大忙しです。筋肉を大きくするのに使われるのに加え、腸粘膜のエネルギーとなっておなかを元気にしたり、腸内細菌を活性化したり、傷の治りをうながしたり……。また、お酒を飲んだとき、アルコールの分解力を高めて二日酔いを防ぐ、とも。
病原菌と戦う力をサポート
なかでも注目したいのが、病原菌を食べてやっつけるマクロファージや好中球、そしてリンパ球のエネルギー源となっていること。大切な仕事をしているので、常に筋肉や肺にストックされています。
もし足りなくなると、不調となってあらわれます。細胞たちにエネルギーが行きわたらず元気をなくし、病原菌と戦う力も下がってしまうことに。
気をつけたいのはストレスが重なったとき。グルタミンの必要量が増し、大量消費しやすくなります。よく「ストレスでやつれた」といわれるのも、グルタミンが足りなくなって、貯蔵庫である筋肉から調達されたと考えると、合点が行きます。こういうときこそ、風邪をこじらせないようにしたいものです。
タンパク質、あるいはサプリメント活用も◎
そのためには普段から意識してタンパク質を。むし暑さで肉や魚を食べる気がおきないという場合は、おやつとして枝豆を取り入れたり、冷奴に鰹節やしらすをたっぷりかけたりするなど、食べやすいかたちで取り入れるのもおすすめです。
わたしは酸っぱいものが恋しくなるので、めんつゆと酢を1対1で割り、ごま油を垂らした冷やし中華だれを常備。薄焼き卵やゆで豚、刻んだ生野菜、わかめにたっぷりかけて食べています。
サプリメントで取り入れるのも便利です。わたしも必需品として常備し、喉がイガイガしたとき、根を詰めて作業をしたときなど、さっと取り出して飲むようにしています。
まとめ
いかがでしたか?暑いと感じたり、急に肌寒いと感じたりするのがこの時期の特徴。不安定になりがちな体調は食べ物などで上手にコントロールして、厳しい夏も無理なく乗り越えましょう!
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