捨てられない人も簡単にできる「断捨離」のやり方とコツ
そろそろ大掃除の季節がやってきます。
「身の回りがごちゃごちゃしていて気持ちがすっきりしない・・・」
「生活環境を整えて気分を一新したい!」
と思っているなら「断捨離」のタイミング。
やってみたいけれど、片付けは苦手だし面倒だし、何から始めたら良いの?という方も多いですよね。
そこで今回は、捨てられない人も簡単にできる「断捨離」のやり方とコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
断捨離を上手に進めるコツとは?
ここでは、断捨離をする上で注意しておきたいポイントを4つご紹介していきます。
①いきなり捨てるのはNG。まずは片付けて収納することから始める
出典:pintarest
断捨離とは、いきなり不要なものを捨てることではありません。まずは、必要なものと不要なものに仕分けることから始めましょう。必要かすぐに判断できない場合のために、一時保管ボックスを用意しておくのもおすすめです。
一気にやってしまおうとすると、やる気も体力も続きません。「今日はクローゼットをやろう」など、エリアを分けて少しずつ始めると気持ちも楽に断捨離を進める事ができます。
時間がなければ引き出し一段だけでもOKです。小さな空間やスペースでも「断捨離できた」という成功体験が次のやる気へつながっていきますよ。
仕分けがすんだら、片付けて収納し、最後に不要なものを捨てましょう。しかし断捨離は、捨てて終わりではありません。その後も、不要なものを空間に入れないようにし、定期的に不要なものはないかチェックすることも大切です。
②一定期間使わなかった不要なものは捨てる
出典:pintarest
必要か不要か判断がつかず、一時保管ボックスに入れておいたものは、期限を決めて保管しておきましょう。
だいたい半年~1年ほどを目安にしておき、期限がきたらもう一度必要か不要かを判断すると良いでしょう。時間をおいて再度考え直してみると、あっさり手放せることも少なくありません。もちろん、やっぱり必要だと感じた場合には、元あった場所に戻します。
また、一度は必要と判断したものであっても、一定期間使っていなければ、それは不要なものといえるでしょう。普段の生活でも、使っていないものはないか定期的にチェックしましょう。
③劣化しているものはすぐ捨てる
出典:pintarest
断捨離するものの中に劣化している、あるいは破損しているものはすぐに捨てても問題ありません。使えるけど、使いにくいといったものも捨てるべきでしょう。
例えば、持ち手が緩くなっている片手鍋などは料理中に使用すると危険です。自分が危険に気付いていても家族が気付いていない場合もあるでしょう。そのようなものを置きっぱなしにしておき、料理をした場合に使用すると大火傷の恐れがあります。
また欠けている食器なども一緒です。飲み物を飲む際や食事のときに唇などを切る恐れがありますよね。
断捨離のときに捨てても代用できるものを探しておくこともおすすめです。そのように工夫すれば、新しく購入するなど無駄遣いすることもなく、物も増やさずに済みます。
破損していてもまだ使いたいものは、すぐに修理に出して使うようにしましょう。
④「捨てる」が目的にならないようにする
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本来の断捨離とは不要なものを捨て、ものに対しての執着を離すというものです。
しかし、捨てることが目的となってしまう「断捨離依存症」に陥り、本来の断捨離の目的から逸脱してしまうケースも稀にあります。
熱中しやすい性格が良くない方へと向かい、どんどんものを捨てることに快感を覚えてしまうことが多いようです。そうなると本来の断捨離の意味と異なってしまいます。
このように本来の意味を見失い、捨てることが目的になりエスカレートしてしまうと断捨離依存症といえるでしょう。そうならないために、断捨離の意味を常に心にとどめておくことが大切です。
断捨離で捨てるべきものを見極めよう
では、断捨離で捨てても良いものとは一体なんでしょうか?
後悔しないためにも、断捨離すべきものの見極めポイントを見ていきましょう。
①洋服
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「断捨離」というと一番に洋服を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
服を断捨離する際の見極めポイントは、サイズが合わない服とトレンドではない服です。
服は、サイズが合わなくなっても、いつか合うようになるのではないかと思って取っておきがちです。しかし、実際に再びサイズが合うようになるケースはそう多くはありません。
そして、サイズが合うようになった場合にその服を着たいと思うかどうかは別問題。新しい服が欲しくなるケースのほうが多いのではないでしょうか?
そのようなことが起こらないためにも、思い切って断捨離してしまうことをおすすめします。
また、トレンドを外れてしまった服も、持っていてもわざわざ着る機会はないでしょう。無理して着ようとしても、時代遅れ感が出てしまい結局着なくなる可能性大なので処理しましょう。
②食器・陶器
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かさばりがちな食器も断捨離したいもののひとつ。古くなって傷んでしまったものはもちろん断捨離対象ですが、増えてしまった食器の断捨離の見極めポイントは、使うものであるかどうかです。
毎日使う食器は、自然と使いやすいものを手に取ってしまいます。使いにくいものは持っていても使わなくなってしまう可能性が高いので、処分対象として考えて良いでしょう。
また、貰い物の食器も好みでないものは断捨離しましょう。結局は使わないので、置いておくのはスペースの無駄になってしまいます。
食器は必要に応じて買い足す機会も多いです。持っておくのは、気に入った使いやすいものに厳選しましょう。
③コスメ化粧品
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化粧品の断捨離すべきものは、古くなったコスメです。
コスメは開封すると、使用している場合はもちろん、使用していなくても空気に触れることで劣化していきます。アイテムにもよりますが、開封後大体3か月〜半年程度が使用期限の目安です。これを超えると、成分が変化して肌に悪影響をおよぼすこともあるので、思い切って処分しましょう。
また、未開封のコスメの使用期限の目安は3年程度です。限定品などで買ったけれど使わずに置いているものも、長期間経っているなら結局は使えなくなっていますので断捨離をおすすめします。
そして、意外に溜まりがちなのが、試供品などの貰い物です。試供品は製品に比べると包装が簡易なため、未開封でもそう長く保存はできません。1年程度を目安に、期間が経っているものは整理しましょう。
もったいないと思う気持ちはありますが、肌トラブルの原因になります。注意しましょう。
④本・書籍類
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収納スペースを取る本は、本当に手元に置いておく必要があるか見直してみましょう。断捨離しても良いものは、読み返さない本と電子書籍に置き換えることができる本です。
座右の銘になるような何度も読み返す本や二度と手に入らない記念本などは手元に置いておいたほうが良いですが、古くなった情報誌や雑誌などあとから読み返す必要のないものは断捨離しましょう。
また、近年では電子書籍も普及し大変便利になってきています。実物の本でなくても良いものは、電子書籍に移行して本そのものは処分することもひとつの方法です。保管場所も取りませんし、持ち歩きが簡単なことや、内容の検索ができるなど数々のメリットがあります。
断捨離を自分のペースで始めてスッキリしよう!
今回は、捨てられない人も簡単にできる「断捨離」のやり方とコツをご紹介しました。
いかがでしたか?
年末に大掃除する方はもちろん、気持ちをスッキリしたい方にも断捨離はおすすめです。ぜひこちらを参考に、断捨離を自分のペースで始めてみてください。
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