あなたは普段どんなメイクをしていますか?ばっちりメイクの人もいれば、ナチュラルメイクの人もいて、それぞれ個人差があるかと思います。なんと、メイクの仕方や好みには無意識の深層心理が関わっているというのでご紹介します。
メイクをする理由
メイクをする理由は、人それぞれですよね。たとえば、基本的なみだしなみ、社会人としてのマナー、女性として美しくありたいから、コンプレックスを隠すため…などなど、メイクをすることで自分をよく見せたいし、よく見られたいという思いがあります。
また、メイクをすることで、自分が満足する、明るい気持ちになる、自信が湧いてくるなど、自分自身の気持ちにも大きな変化があるとは思いませんか?
メイクの方法にはいろいろあり、アイテムのチョイスの仕方や使い方、形の描き方、色の塗り方など、組み合わせは無限になりますし、少し大げさな表現をすると、自分が思い描いている憧れの顔や理想の女性に、なることも近づくことも自由自在なのです。
つまり、意識してメイクのやり方をちょっと変えるだけで、見かけだけではなく、性格やかもし出す雰囲気までも、ガラリと変えることができるということ…。メイクって不思議な力がありますよね。
ただし、毎日の出勤前にするような習慣的なメイクは、慣れた手順で無意識のうちに行っていますので、自分でも気がつきにくい心の内側が現れるのです。
こだわりパーツでわかる心理
メイクのやり方には基本的なルールがありますが、人によってこだわりのポイントが違います。そして、どのパーツに力を入れているかで、心理状態や性格がわかることがあります。
ファンデーションにこだわるタイプ
- 特に肌の状態を気にしているので、肌そのものにコンプレックスを持っている
- 清潔感を重視しており、どちらかといえばまじめで曲がったことがきらいな性格
- 少しでも若々しくありたいという気持ちの表れ
アイブローにこだわるタイプ
- たとえ自分に似合っていなくも、絶対に形を変えない人は、自分中心でややがんこ気味
- 強めで直線的な凛々しい眉が好みの人は、気が強く意見もはっきり言える
- 細め、薄めなどナチュラルな眉が好みの人は、優柔不断でやや自信がないところがある
アイメイクにこだわるタイプ
- 自己主張が強い、自分に自信がある
- 男性にモテたい、恋人が欲しい、男性に注目されたいなど異性への関心が高い
リップにこだわるタイプ
- セクシャルで女性的な部分に自信がある
- セクシーに見られたい、セクシャリティな部分をアピールしたい
鼻にこだわるタイプ
- 鼻筋をすっきりと高く見せたい人は、社会的にも成功したい、出世したいなどの願望
- 賞賛されたい、認められたい、自己表現したいなど、目立ちたがりでやや傲慢なところがある
メイクはペルソナ効果がある
心理学用語にある「ペルソナ」。これは、ひとことでいえば仮面という意味があります。
たとえば、俳優さんが演技をする時に、役柄になりきるために仮面をつけることで、自分の素顔を隠すことができ、なおかつその役になりきって演じることができますよね。もちろん、ここでいう仮面は、必ずしも形があるものではありません。
つまり、ペルソナは本来の自分を隠すこともできるし、新たな自分を演じることもできる二面性がある仮面という意味です。
これをメイクにたとえると、メイクという仮面(ペルソナ)をつけることで、素肌や本来の形などを隠すだけではなく、自分とは違う顔を作ったり、性格や雰囲気までも演出したりすることができるということです。
さらに意識をすることで、大きなペルソナ効果が期待できるので、メイクをする時に自分の憧れの女性や、理想の女性を思い描いたり、大好きなモデルさんのメイクを真似したりするだけでもよいですよ。
それだけではなく、面接や初デートなど、ここぞというような大切な場面でこそ、ペルソナ効果をうまく利用したメイクに変えることで、見た目、雰囲気、心の持ち方まで変化させることができます。
終わりに
いかがでしたか?何も気にせずやっていることも、実は深層心理や性格が表れていることがあるんですね。普段のメイクをじっくり見てみましょう。もしかしたら自分でも知らない発見に出会えるかもしれません。
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