お肌を優しくいたわりたい季節
季節の変化で乾燥ダメージ、紫外線、ストレスなど、肌荒れを引き起こす原因がたくさんあります。特に春〜夏は肌荒れが重度化してしまう要素が多いので注意。
そこで今回は、春〜夏の肌荒れ対策に、普段のケアや日常生活の中で気をつけてほしいポイントをご紹介したいと思います。早速チェックしてみましょう♪
目次
スキンケア&メイクで気をつけたいポイント
やさしい洗顔とクレンジングを
春〜夏のお肌は、冬の乾燥や花粉・紫外線によるダメージでバリア機能が弱っています。
そんなお肌を何度も擦るのはNG!
ダブル洗顔や拭き取りタイプのクレンジング、マッサージしながらのクレンジング、熱いお湯での洗顔は控えましょう。
顔や首まわりなど、気になる部分をしっかり保湿
肌を健康に保つためには、やっぱり保湿が基本です!
セラミドケアやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたコスメを使って、肌を内側までしっかり保湿しましょう。
化粧水やクリームは、手のひらで包み込み温めてから、やさしくトントンと抑え込むようなイメージでつけましょう。
体温に近づけることで、肌への浸透率がぐっとアップしますよ。
なお、洗顔同様、擦るのはNGです。
花粉や紫外線が気になる春は、首まわりや耳の後ろまで入念に保湿を。
意外にも、お顔と同様に花粉や紫外線の影響を受けやすいゾーンです。
今知っておきたい!「三大保湿成分」とは?
化粧品に配合されている成分の中でも、保湿力に優れたセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンは、“3大保湿成分”と呼ばれます。
今後のお肌のために、それぞれどんな効果が期待できるのか知っておきましょう。
私たちの皮膚は3つの層に分かれており、上から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
「セラミド」は表皮の『角質層』で潤いをキープし、乾燥などの刺激から肌を守っている成分。セラミドが不足すると、肌のバリア機能が低下し、肌荒れの原因になります。
化粧水などに配合されている「ヒアルロン酸」は、真皮に存在している成分で、保水力に優れ、乾燥や湿度変化に強いという特徴があるので、季節の変わり目の肌荒れ対策にぴったりですよ。
同様に「コラーゲン」も真皮に存在する成分で、保湿成分として多くの化粧品に使用されています。保水力が高く、乾燥により潤いやハリが失われた肌におすすめです。
肌をいたわるメイクにチェンジ
肌荒れがひどい時には、いつも通りのメイクでもお肌の負担になることがあります。
肌の調子が良くないと感じたら、低刺激のコスメを選ぶなど工夫が必要。
肌荒れによる赤みが気になる場合は、厚塗りして隠したりせず、赤みを抑えるグリーンのコンシーラーを使ったり、薬用ファンデーションを使ったりしましょう。
生活習慣で気をつけたいポイント
健やかな肌を作るバランスの良い食事を
毎日の食事からお肌が作られていると言っても過言ではありません。
栄養バランスの良い食事が基本。偏った食事では健やかな肌を保てません。
肌の調子が良くないときは、食事にも気を配ってみましょう♪
その上で、美肌作りに役立つ食材を積極的に食べましょう。
美肌と言えば、ビタミン!野菜やフルーツに多く含まれています。
食事で補うのが難しいときは、サプリメントを利用してみるのもいいでしょう。
ヨーグルトなど、乳製品もおすすめ。
腸内環境を整えることは、肌荒れの改善や花粉症の対策にもつながると言われています。
毎朝のメニューにヨーグルトにフルーツを追加してビタミンを合わせて摂るのもGOOD。
睡眠をしっかりとる
食事と合わせて意識したいのが、睡眠。
環境が変わる春は、生活リズムが乱れがちで、その乱れが肌荒れの原因になっていることも。
正しい睡眠から、生活リズムを整えましょう。
休日も寝だめは控え、起床と就寝のリズムを一定にキープしてくださいね。
体を動かしてストレスをためない
環境の変化が大きいと、ストレスもたまりやすくなります。
こうしたストレスが原因で、肌が荒れることもしばしば。
適度に体を動かしてストレスを発散しましょう。
今年は、花粉や紫外線、コロナウイルスの影響を気にしなくて済むご自宅で、ヨガや筋トレをして身体を動かしてみてください。
外出時に気をつけたいポイント
マスクやめがねで花粉や紫外線をブロック
花粉による肌荒れの場合は、花粉に触れないための工夫が必要不可欠です。
顔回りにはマスクが欠かせませんが、着用時の摩擦が肌の負担になることも。
ガーゼなど肌に優しい素材で作った手作りマスクを使ってみてください。
マスクでカバーできない目元は、めがねでブロック!
普通のめがねでも効果はありますが、過敏な方は花粉対策専用のめがねを着用するのがおすすめ。
花粉よりも紫外線が気になるという方は、UVカット入りのメガネを選びましょう。
ストールや帽子も忘れずに
花粉と紫外線、ダブルで対策できて便利なストールを首元に着用しましょう。
また、帽子も効果的です。
つばの広い帽子なら、髪への花粉の付着防止や、顔回りの日焼け対策までできちゃいますよ。
専用アイテムでダメージを最小限に
外出時は、花粉や紫外線からのダメージを最小限に抑える工夫が必要です。
最近は、直接肌につけられる花粉・紫外線対策用のスプレーやミストも販売されているので、上手に活用していきましょう。
外でのダメージを抑えることが、春の肌荒れ改善への近道です。
ハンドケアで気をつけたいポイント
今年の春は、手洗いや手指の消毒で肌荒れやカサカサ肌に悩んでいる方も多いと思います。
お肌と同じく手もしっかりケアしていきたいですね。
手洗い後はしっかり水分を拭き取る
手を洗った後、水分をしっかり拭き取るだけでも、乾燥予防になります。
清潔なハンカチやタオルで、やさしく手を拭きましょう。
念入りな手洗いが必要な今だからこそ、意識したいポイント。
化粧水や保湿クリームで、お肌と同じケアを
手のケアでもやっぱり保湿が重要です。
こまめにハンドクリームで保湿できればいいのですが、なかなか難しいのが現実。
せめて夜だけでも、しっかりケアしてあげましょう。
顔回りと同じように、化粧水で潤いを与えクリームでしっかり保湿します。
日中のケアには、使用感の軽い保湿ジェルや美容液などがおすすめ。
クリームのようにベタつかないので、仕事や家事での作業を妨げることなく、こまめにケアすることができますよ。手のカサカサにお悩みの方はぜひ試してみてください。
コツコツ肌荒れ対策は美肌への近道♪
今回は、春〜夏の肌荒れ対策に、普段のケアや日常生活の中で気をつけてほしいポイントをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
重度な肌荒れになる前に、日頃からしっかりケアをしていきましょう。コツコツとケアして行くことが美肌への近道です。ご紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください♪
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