冬、特に気になるのは足のニオイ
冬は足のムレから来る臭いが気になりますよね。特に女性はブーツなどを長時間履く事も多くなるため、お座敷などで靴を脱ぐことに抵抗がある・・・なんてことも!そこで今回は、足の臭いの原因と抑える方法をご紹介します。
足のニオイ、その原因とは?
足の雑菌
本来足の汗は無臭です。汗自体が悪臭は放つのではなく、足の皮脂や角質などを餌に雑菌が繁殖し、その雑菌が悪臭の原因となります。
靴、靴下
靴の中は思いの外、高温多湿です。特にブーツは着用10分で湿度100%になると言われています。高温多湿の環境は雑菌が最も好む環境です。長時間履きっぱなしの靴や靴下に雑菌が繁殖し、ニオイの原因となります。
体臭
食べる物や生活習慣で私たちの体臭は変化します。特にストレスや疲れを溜めて自律神経が乱れていたり、肉料理や香辛料の強い物を日頃からよく食べる人は体臭もきつくなりやすいです。
現在たくさんの足消臭グッズがありますが、その場限りの対処での消臭ではなく、根本から改善・解決したいもの。ではどのような対策が効果的なのでしょうか。
今回は簡単に実践出来る3つの方法をご紹介します。
足のニオイを効果的に抑える3つの方法
①足を効果的に洗う
普段皆さん足をどう洗ってるでしょうか。
足を効果的に洗うポイントは
・汚れを浮かび上がらせる
・石鹸を使う
・足の指までしっかり手を使って洗う
この3つです。
まず足を洗う前に、洗面器にお湯を溜めて足湯をします。これをすることで汚れが浮き、その後洗いやすくなります。この時に更に、殺菌効果のあるティートゥリーの精油を2〜3滴入れるのがオススメ!
そして足湯の後、ボディーソープではなく石鹸を使って洗いましょう。ボディーソープは保湿成分が配合されていることが多いので、その成分がかえって足のムレの原因ともなります。更に効果を求めるのであれば、足専用の石鹸を使うのもいいでしょう。
石鹸をしっかり泡立てたら、手を使ってしっかりと洗います。スポンジなど固めのものでゴシゴシ洗うと、かえって皮膚に傷が付き、菌の繁殖を促してしまう場合があります。意外と角質や汚れが溜まりやすい足の指を特に念入りに手でしっかりと洗ってあげましょう。
②靴をしっかりメンテナンスする
靴は湿度が溜まりやすいです。特に冬場よく使うブーツは通気性があまり良くないのでムレやすいです。
どうしてもお気に入りの靴となると毎日愛用したくなりますが、1度履いたら2日間は干して乾燥させるのが得策です。
またその際に消臭と雑菌対策を兼ねて、レモングラスの精油を数滴垂らしたティッシュを一晩靴の中に入れておくと効果的です。
③ピッタを抑えた食事
体臭が気になる人は、アーユルヴェーダ的に言うピッタ(火)の要素の乱れから来ているかもしれません。
ピッタ(火)の乱れと体内に溜まったストレスを含む毒素が混ざることによって体臭は発生します。
足のニオイや体臭が気になる方は、汗のニオイを悪化させる食事を控えることをオススメします。
<汗のニオイを悪化させる食事>
・香辛料が強い、辛く刺激の強いもの
・塩分の強いもの
・肉や魚(食べるなら鶏肉、小エビなどを少量)
・油っぽいもの
・アルコール
また、愚痴を言いながらの食事もピッタ(火)の要素を乱れさせる原因となります。食事は楽しくするのが一番です。
まとめ
臭いの原因と抑える方法をご紹介しました。
臭いは足のケア方法だけでなく、食生活にも影響があります。日頃からの食生活などを整えることで臭いの元から消すことが出来ます!ぜひ参考にしてみてください。
しかし、ケアをしても臭いが治まらない方は病気の可能性もあるので、その時は専門家に相談しましょう。
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