強く結ばれたカップルに共通する4つの特徴

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この人とともに生きると決めたパートナー。長い共同生活を送る中で2人の関係性は変化していくものですが、土台さえしっかりしていれば絆の固さは変わらないはず。ときどき確認したい土台のチェックポイントとしては「Psychologies」が挙げる「しっかりとした絆で結ばれたカップルの特徴4つ」がヒントになります。

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パートナーとの絆を強く結びつける4つのポイント

1. お互いの相違点を、評価しあっている

パートナーとの性格や好みの違いは、恋愛初期には魅力的に映ることも多いもの。例えば、自分にはない決断力、ユーモアのセンス、おおらかさ、もしくは逆に几帳面なところなど。その“違い”が、今でも2人のバランスを保つのに役立っているなら、そのカップルの絆は問題なし。

反対に、もしそのパートナーの性質や態度が、あなたに我慢を強いるものだったり、文句の種になっているようなら、カップルにとっては脅威になりえます。その場合は、2人で話し合って、良い関係を保つためのラインを見つけましょう

(「Psychologies」より翻訳引用)

2. 思いやりと信頼を持ちあっている

親や子どもよりも長い時間をともに暮らすパートナー。穏やかな関係を保つには、理解と思いやり、信頼が必要です。

注意深く、思いやりを持ち、相手の感情を受けとめ、エンパシーをもって接することができる。決めたことを守り、自分の間違いや弱さを認め、(中略)、自分に課せられた役割―貞淑さ、財政管理、子どもの教育にかかわることなど―を果たす。

(「Psychologies」より翻訳引用)

具体的に挙げられたこれらの態度。相手がどうかよりも、自分ができているかどうかの視点から見直すことも大切です。

3. お互いの価値が対等である

ここでいう価値は、収入の多少や、役職、容姿のことではなく、それぞれの分野で、どの程度その道に長けているかを指します。

どの進化心理学の研究結果も同じ方向を指しているように、われわれは「対等である」と感じる必要があるのです。

(「Psychologies」より翻訳引用)

私の友人に、妻は市の福祉課の責任者、夫は車両を作る工場勤めというカップルがいます。一見インテリの妻と肉体労働の夫に見えますが、もう30年近く車両製作に携わった彼はかなりのベテランで、今は指導者の立場。もちろん自分の仕事に誇りも持っています。また別な知り合いでは、夫は大企業の管理職。妻は専業主婦ではありますが、移民を援助する団体の責任者の立場にあり、精力的に活動し、市から表彰なども受けています。全く別な分野ながら、それぞれ打ち込めるものがあれば、どちらかがどちらかの影になることもなく、対等であると感じられるということでしょう。

4. 自己評価よりも、パートナーが寄せてくれる評価のほうがポジティブである

人は自分自身には意外と厳しいもので、何か小さな躓きひとつで、がっくりと自信を失うことも珍しくありません。また、自分の欠点は、実際以上に大きく見えるものです。そんな時、パートナーが長所に目を留め、ポジティブな評価をしてくれれば好循環な関係を築くことができます。

たいていの場合、人は自分に貼られたレッテルに応えようとするものだということを忘れてはなりません。貼られたレッテルがポジティブなものであれば、それに呼応し、自分自身も相手もポジティブに見られるようになるものなのです。

(「Psychologies」より翻訳引用)

4つとも非常に平明なポイントで、読んでいると頷きたくなるものばかり。とはいっても、自分に当てはめてみると、当然のことのように相手に求めることはあっても、自分はどれだけ実践できていただろうかと、反省する点もいくつか……。パートナーとの良い関係を長く続けるためにも、ときおり忘れず見直してみようと思いました。

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