間違ったルールを信じるな!ダイエットを邪魔する迷信をCHECK☆

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ダイエットを邪魔する5つの迷信とは?

皆さん、ダイエットについての情報はどこで集めていますか?その情報は正しいものですか?

今回は、ダイエットの「迷信」について専門家のお話をお教えいたします。今やっているダイエット方法が本当に間違いないのかをチェックしよう☆

迷信1:脂肪を摂ると太る

脂肪は炭水化物やタンパク質とくらべるとグラムあたりのカロリーが高く、だからこんな迷信が生まれたのではないか、と考えているのは管理栄養士で『The Little Book of Game-Changers』の著者ジェシカ・コーディングさん。

しかし、実際には脂肪は満腹感を持続させてくれるのだとコーディングさんは言います。「その人に必要なカロリーに見合ったバランスのよい食事や軽食として脂肪を摂取すると、ダイエットを促進し、またリバウンドもしにくくなります」。ここでの脂肪には、アボカド、オリーブオイル、ナッツ類などの健康的な不飽和脂肪酸が含まれます。

もちろん必要量以上に大量の脂肪を摂取した場合は、体重は増えてしまうでしょう。そう注意するのは、ニューヨークにあるプレスビテリアン・ワイル・コーネル・メディカルカレッジ胃腸科専門医キャロリン・ニューベリー医学博士ですが、次のようにも話しています。

「しかし脂肪は健康的な食事を構成する重要な要素であり、細胞をつくり、体温を維持するのには適量の脂肪の摂取が必要ですし、また体にエネルギーを与えるのにも脂肪は欠かせませんよ」

迷信2:炭水化物は体によくない

脂肪と同様に、健康的な食事という点で炭水化物には重要な役割があります。「炭水化物は適度な量であれば消化管を調節し体の主要なエネルギー源となります」とニューベリー医師。

炭水化物には単純炭水化物と複合炭水化物という異なる種類があることを覚えておくのも重要。単純炭水化物には加工食品なども含まれていて、血糖値を上げ、あまり多くを摂取しすぎた場合に体重増加につながる、とニューベリー医師は説明します。

いっぽうで複合炭水化物は、全粒粉のパンや豆類、オーツ麦、特定の野菜など栄養素の高い食品にみられるもので、血糖値を調整するのを助けます。

「すべての炭水化物が悪いのではありません。ただし、自分にとって適切な量を摂取するようにしましょう。また種類についても気をつける必要があるのです」(コーディングさん)

迷信3:夜に食べると体重が増える

これは“しょっちゅう”クライアントが持ち出す話題だとコーディングさんは言います。

「寝る数時間以上前に食べるのをやめることをまったく支障なくできる人もいますが、多くの人にとって、それは精神的にも肉体的にも難しいことなんです。なぜならお腹がすいてしまうから。最後の食事を夜早めに食べちゃおうとがんばっても、結局は空腹にならないようにだらだらとおやつやスナックを食べてしまうことに」

これもまた、夜食に何を食べているかが大きく関係してきます。「夜食を食べる習慣は、カロリーの過剰摂取や貧相な食事を選んで食べていることと関係しています」とニューベリー医師。しかし、夜に健康的でバランスのとれた食べ物を食べているのであれば、心配しなくても大丈夫です。

迷信4:脂肪を燃やす唯一の方法は、有酸素運動をたくさんすること

ランニングやサイクリングに山のような時間を費やすことは脂肪の燃焼を助けてくれるでしょう。でもこれらの運動が嫌いだとしても、これらはやせるための唯一の方法ではないし、おまけに筋肉トレーニングもかなり重要であることが研究でわかっている、とコーディングさんは言います。

たとえば『Obesity』誌に掲載された研究では、太りすぎまたは肥満のためにカロリー制限と筋肉トレーニングを行っている249人の成人を18か月追跡調査しています。その結果はどうだったのでしょうか? 筋肉の減少は少なく、またかなりの脂肪が減っていました。筋肉を鍛えることは体が引き締まって見えるだけでなく、代謝を活発にして体が休んでいる間にも多くのカロリーを燃焼するよう助けてくれるのです。

さらに筋肉トレーニングには体重を減らす以上のメリットがあります。週に少なくとも2回ウエイトを持ち上げることを目標にすれば、骨を守り、姿勢を改善し、背中や腰の痛みを軽減するのにもよいでしょう。

迷信5:グルテンフリーはダイエットにいい

おさらいしましょう。グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦など特定の穀物に含まれるタンパク質の一種です。セリアック病などの限られた人以外には「グルテン自体は危険ではありませんし、繊維質やビタミン、ミネラルなどをたくさん含んだ多くの健康的な食品に含まれているものです」(ニューベリー医師)

グルテンフリーの食事をしていても、最終的に何を食べているかによって体重は増えることがあります。「事実、多くのグルテンフリーの加工食品には、グルテンが含まれた類似品にくらべて、味や硬さを向上させるためにかなりの脂肪と糖質が含まれている」とニューベリー医師は注意しています。

まとめ

正しいダイエット情報についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

ダイエットにまつわる情報は今やインターネットで簡単に取得できる時代。しかし、誤った情報も同時に混在しているため、どの情報が正しいのかを判断することはとても難しく困っている人は、ぜひ参考にしてみてください!

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