辛いのは生理痛だけじゃない!排卵痛の期間やタイミング、症状の解説

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「排卵痛」の期間はいつ?タイミングと症状を解説

生理痛だけではなく、他にも痛みを感じるのが『排卵痛』。年齢を重ねるにつれ、排卵痛の症状が悪化しているという声を多く聞きます。

生理になれば生理痛と分かりますが、排卵は一見して分かるものではありませんよね。実は多くの女性が、認識していないのが排卵日。排卵日がわからないと体調不良なのか排卵痛なのかも分かりません。

ここでは、『排卵痛が起こる日はいつなのか、どのくらいの期間なのか、排卵痛が起こるタイミングと排卵痛の症状』を見ていきましょう。

 

目次

  • 排卵痛はいつくるの?どのくらいの期間なの?
  • 排卵痛はなぜ起こる?知っておきたい原因と症状
  • 排卵痛じゃない?激痛の場合は婦人科系の病気の可能性も
  • 排卵痛がつらい時、市販の薬は飲んでも平気?効果はあるの?

排卵痛はいつくるの?どのくらいの期間なの?

排卵痛とは、排卵に伴って起こる体調不良のことです。生理痛とよく似た症状が起こる人が多く、基本的に排卵痛は、排卵日前後に起こるとされています。…ということは、排卵日を知っておくと、事前に排卵痛のタイミングが分かってくるので安心できますよね。

排卵日の調べ方は主に次の3つになります。

  • 次の生理予定日の14日前
  • 基礎体温
  • おりものの様子

次の生理予定日の14日前

生理の周期に関係なく、次にくる生理の14日前が排卵日です。生理から次の生理までの、周期は次のようになっています。

  • 生理中………………月経期
  • 生理後~排卵日……卵胞期
  • 排卵後~生理日……黄体期(14日間)

排卵日は、生理予定日の14日前をさしていて、その日、1日間が排卵する日となっています。つまり、排卵痛は次の生理が来る14日前の前後と考えておきましょう。

基礎体温

基礎体温を測ると排卵日がしっかり分かりますよ!

生理後から次の排卵日までの卵胞期は、徐々に基礎体温が下がって行きます。卵胞期が終わり、黄体期に入ると、徐々に基礎体温は上がっていくのですが、この黄体期の直前に基礎体温ガクッと下がる日があります。この基礎体温がぐっと下がった日の2日以内には排卵が起きます。

つまり、排卵痛は、基礎体温が下がりだし、ガクッと下がった日の前後となります。

おりものの様子

おりものの様子(色や量など)で排卵時期が分かります。

  • 生理後……少量/粘り気がある/白・クリーム色
  • 排卵前……大量/さらさら/白色
  • 排卵前後…透明/よく伸びる
  • 排卵後……少量/どろっとした粘り気/白

ここから見ると、排卵痛は、生理後にさらさらの白いおりものがたくさん出てきたころに起こると考えられますよね。

このように、排卵日はおおよその目安ですが、上記の3つの調べ方をもとに調べることができます。急に調べるのは難しいと思うので、長い期間をかけて、生理日、排卵日を記録していくと、自分の体のリズムがつかめてわかりやすいでしょう。

毎月の生理日や排卵日を特定しておくことは、排卵痛、妊娠痛がわかるだけではなく、女性特有疾患の早期発見にもつながるので、とても大切なことなんですよ。

排卵痛の期間はいつからいつまで続くの?

排卵痛は、基本的に排卵日の前後で1~2日間の中で痛みが治まる人が多いようです。あまりにも症状が長く続いた場合には、排卵痛ではないこともありますので、病院にかかることをおススメします。

排卵痛はなぜ起こる?知っておきたい原因と症状

排卵日の調べ方や期間がわかったところで、今度は『排卵痛にはどのような症状があるのか?』を、早速見ていきましょう。

排卵痛の主な原因は、卵巣からの出血や、卵巣の腫れ、ホルモンバランスの変化によるものがほとんどで、1日、2日が過ぎれば自然に症状は治まります。そんな排卵痛の主な症状は、次のとおりになります。

排卵痛の大きな特徴は『下腹部痛』です。下腹部の不快感以外の症状も合わせてみていきましょう。

下腹部痛

  • 腹痛
  • チクチク
  • 重い感じ
  • 鈍痛

そのほかの症状

  • 排卵出血(※)
  • 眠気
  • だるさ
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 便秘
  • 下痢
  • 腰痛

※排卵出血は、出血の量がごくわずかで、その症状は3日以内で治まるものが多く、長引く場合には不正出血の疑いがあるので、病院へ行きましょう。

このように、排卵痛の症状は、下腹部不快感だけでも様々で、症状の表れ方も人それぞれなんです。排卵痛の症状のほとんどが、生理痛の症状ととてもよく似ているので、わかりやすいですよね。

排卵痛じゃない?激痛の場合は婦人科系の病気の可能性も

排卵痛は、1~2日間で治まることが多く、ほとんどが一時期の体調不良ですが、中には婦人科系の疾患が隠れていて、症状が悪化したり、長引いたりすることもあります。

どのような症状で婦人科系の病気を疑うべきか、病気のサインは主に次の3つです。

  • 強い痛みがあるとき
  • 痛み止めを飲んでも痛みが引かないとき
  • 症状が1週間以上続いているとき

排卵期の排卵痛が、『異常な痛み』であるときや『長い期間』であるときには、時間をあけず病院へいくようにしましょう。婦人科系の病気ではないとしても、何らかの原因で症状を悪化させている場合もあります。

そういった場合は、原因を特定し、投薬・治療をするだけで、排卵痛の症状を軽減させることができます。何らかの異変を感じた場合には、放っておかず、早めに医師の診察を受けましょうね。

排卵痛がつらい時、市販の薬は飲んでも平気?効果はあるの?

この痛みは病気ではないからあまり薬に頼らない方がいいと言う人もいるようですが、体質的に痛みの強い人には死活問題。痛みのせいで勉強や仕事に集中できない!そんな経験をしたことのある人は多いはず。薬を飲まずに我慢して辛い時間を過ごす方が身体に負担をかけてしまう場合もあります。
ですので、辛い時は無理せず薬に頼ることも痛みを和らげるポイントの1つと言えるでしょう。

鎮痛剤は排卵痛や生理痛の痛みを軽減すると言われていますが、人によって効き目は様々なので確実に効果があるとは断言できません。もし薬で痛みを軽減させたいのであれば、用法用量をしっかり守って服用して下さいね。

排卵痛に対応する上で必要なこと、それは、排卵日を特定することです。排卵日を特定することで、体調不良の原因が、排卵によるものなのか、違うものなのかを特定することができます。 このように、排卵日を特定する方法を覚え、排卵によりどのような症状が起こるのかが分かれば、急な体調不良に驚くこともなく、適切な対応がとれますよね。 生理痛に似た症状である排卵痛、タイミングをつかみ、上手に付き合っていきましょう。

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