今更聞けない!大人女子が知っておくべき“葬儀”に関するマナー

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結婚式とは違い、ある日突然やってくるのが“葬儀”です。
事前準備ができない葬儀のシーンでは、あなた自身の常識が問われる場面も多々あります。
今更聞けないけれど、大人女子として知っておくべき葬儀のマナーをご紹介します。

大人女子が知っておくべき“葬儀”のマナー▶出席できない場合の対応

ある日突然知る、大切な人のご不幸。

まもなく告知される葬儀や通夜の日程ですが、いずれも外せない都合があり、どうしても参加できない……。
そのようなとき、どんな対応をするのが葬儀のマナーとして正解なのでしょうか。

出席できないことが分かった時点で、まず出席する方にお香典を預けましょう。

故人が親しい場合には、通夜の日までにお家へ伺い、故人の枕元で最後のお別れをするのも良いでしょう。

もし、香典を誰にも預けられなかった場合には、自身で葬儀の数日後にお家へ持参するのも◎

故人への気持ちが伝わりますよ。
後日持って行く際には“御香典”と書かず、“御霊前”や“御供”と書くようにしましょう。

大人女子が知っておくべき“葬儀”のマナー▶お香典に包む金額は?

では葬儀のマナーとして、香典にはどれくらいの金額を包むのが正しいのでしょうか。

金額は包んでしまうと見えないものなので、周りの様子をうかがうことができず、悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

香典は、親しい方の場合には5千円〜1万円、それ以外であれば、3千円程が相場です。

この時注意したいのは、6千円や8千円などの区切りの悪い数字の金額にはしないこと。
3千円、5千円、1万円などと、区切りのよい金額を包みましょう。

そして香典はふくさに入れ、受付で渡します。

その後、入り口付近にいる故人のご家族の方に、「この度は、御愁傷様でございました」などとご挨拶して、一礼します。

帰る際にも、同様に家族の方に挨拶や一礼をして帰りましょう。

大人女子が知っておくべき“葬儀”のマナー▶お焼香の仕方

大人女子の中でも、少し戸惑ってしまう葬儀のマナーが、お焼香のシーンではないでしょうか。

お焼香は、葬儀場の方の「焼香をどうぞ」というアナウンスを合図に、順番に並んで行います。

数珠を持って、住職の方や故人のご家族の方にそれぞれ一礼して、焼香台の前に立ちましょう。

焼香台の前で一礼してから焼香します。
そして、終わった後も一礼して、席に帰りましょう。

大人女子が知っておくべき“葬儀”のマナー▶服装・持ち物

では、葬儀や通夜に出席する際にはどんな服装で、どんな持ち物を持参すればマナーとしてよいのでしょう。

ご存知の通り喪服を着用して、バッグなどの持ち物も全て黒を選んで持ちます。

仏式の葬儀の場合には、必ず数珠と香典を持って行きます。

香典には、白黒の水引袋を選びましょう。
そして“御香典”の文字とと自分の名前を書き、その裏に住所と名前、包んだ金額を記入します。

大人女子が知っておくべき“葬儀”のマナー▶お通夜と葬儀、出席すべきはどっち?

通夜と葬儀のどちらに参列すべきなのか、悩んだことはありませんか?

親族や身近な方が亡くなった場合には、通夜と葬儀の両方に出席します。

通夜は、そもそも葬儀の前日の夜に、亡くなった方が寂しくないよう、親しい人達で集まるものです。

より重要なのは葬儀です。
親しい方が亡くなったのであれば、通夜と葬儀の両方に出席するとマナー的にも好ましいでしょう。

通夜のみの出席は、葬儀の日に予定などがあり行けない場合のみと考えておきましょう。


意外にも知らないことが多い、葬儀に関するマナー。
大人になった今、改めて人に聞くことは恥ずかしいと思ってしまいますが、常識がないまま参列するわけにはいきませんよね。
今回ご紹介した基本のマナーを頭に入れておけば、もし突然お別れのシーンを迎えてしまったとしても、慌てず故人とのお別れに集中することができますよ。

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