実は唇を刺激する、リップクリームの3つの成分

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唇の荒れにすぐに効くとうたう 製品が巷にはあふれていますが、カサカサ唇との戦いは、近所のドラッグストアに入った瞬間に始まっています。たとえば、かぐわしいフルーツの香りがするリップクリームに心誘われるかもしれません。しかしなかには、効果よりも実は害のほうが大きい不要成分が含まれているものもあるのです。

リップクリームを買うときに一番大切なのは、保湿の働きをする成分と、潤いをしっかり閉じ込めるシーラーの働きをする成分の両方が含まれたものを求めることです」。こう説明するのは、米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology)の広報担当者で、ニューヨーク市内でマドフェス・エステティック(Madfes Aesthetic)を開業するダイアン・マドフェス医師。

唇の温もりでリップクリームが溶けることによって保湿成分が乾燥した皮膚に吸収される一方、シーラーの成分が唇を覆い保護層をつくります。「この層は蒸発によって水分が失われることを防ぎ、また入ってくる水分を閉じ込めてもくれます。ですから、保湿成分とシーラーの成分両方が入った製品を持っていれば、一石二鳥というわけです。」とマドフェス先生。シアバター、イブニングプリムローズオイル(月見草油)といった保湿剤と、みつろうのようなシーラーが含まれた製品がおすすめだそうです。

また、唇をまもる製品を選ぶ上でもうひとつ重要なのは、その製品にSPF(日焼け止め成分)が含まれているかどうかを確認することです。「唇の日焼け防止は、みな忘れがちなんです。」と言うマドフェス先生が推奨するのは、酸化亜鉛でできたSPFです。皮膚の表面にとどまって、有害な光線をブロックしてくれます。お持ちのリップクリームにSPFが含まれていない場合は、保湿効果のあるリップクリームを塗って乾燥させた後、日焼け止めを重ね塗りすればよいとのことです。

あなたの笑顔も唇もとびきりスムーズに自然になるよう、お使いのリップクリームの成分表を再確認して、次の刺激成分を避けましょう。

01.香料

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バブルガムのにおいがする製品には懐かしさを覚えるかもしれませんが、香りを選ぶ際には避けましょう。マドフェス先生によれば「香りや味を少しばかり良くするためにリップクリームに入れられている香料は、実は多くの人にアレルギーなどの反応を引き起こし、ほとんどの刺激反応の原因となっているのが現状なのです」とのこと。香料や日焼け止めによく使われているケイ皮酸やシナモン系の化合物は、最も多い原因となっているそうです。

02.フェノールまたはメントール

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フェノールやメントールなどの成分は、つけた瞬間ひんやりとして心地よいかもしれませんが、その感覚を、治してくれていると勘違いしてはいけません。米国皮膚科学会会員でジョージア皮膚科・皮膚がんセンター(Georgia Dermatology and Skin Cancer Center)に勤務するローレン・プロック医士は「フェノールやメントールを含んだリップクリームは避けることを勧めます。使っているうちに皮膚が刺激され、唇が刺激に対してさらに敏感になる可能性があります」と言います。

03.ビタミンE

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ビタミンEについては皮膚科医の意見が分かれています。人によってはビタミンEによって局所的なアレルギー反応を起こす場合があるものの、アリゾナのメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)で患者に20年間行った検査では、アレルギー反応を起こすのは非常に稀であるという結果が出ています。マドフェス先生がビタミンEを患者に投与しても問題がなかったのに対し、プロック先生は「ビタミンEを局所的に使うことは、あまりおすすめしていません。みつろうのほうが刺激リスクがなく、潤いを閉じ込める効果も高いのです。」と述べ、「安全第一」の姿勢をとっています。

Nora Horvath / 3 Common Lip Balm Ingredients That Irritate Your Lips

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