好きなアロマの香りに包まれたい。誰でも簡単にできる「練り香水」の作り方

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「いい香りは好きなんだけど、市販の合成香料の香水がどうしても苦手…」という方はいませんか?一般的な香水は、香りがきつく不快感を覚える人も。そんな方におすすめなのが、自分の好きなアロマオイルを使って手作りする「練り香水(ソリッドパフューム)」です。
練り香水は香りも穏やかで、しかも天然の原料しか使わないので安心感もバツグン!ドラッグストアや雑貨店などで気軽に購入できるものだけで、簡単に作れてしまう手軽さも魅力。あなたも練り香水の作り方をマスターして、好きな香りを持ち歩いてみましょう!

さっそく練り香水を作ってみよう

練り香水の作り方って結構面倒くさいのでは?と思われがちですが、今回ご紹介するのはホホバオイルやミツロウなどの基材を溶かして作るものではないので、固まるのを待つ必要もなし!誰でも簡単にすぐに作ることができるので、安心してください。

準備するもの

  • 白色ワセリン(チューブタイプが便利)
  • 好きな香りのアロマオイル(2~3種)
  • 蓋つきの密閉容器(写真は30gのもの)
  • つまようじ

練り香水の作り方

    1. ワセリンを容器の中に入れていきます。

    1. 1のワセリンに、アロマオイルを入れてつまようじで混ぜ合わせます。※アロマオイルの量は、ワセリン1gに対して2~4滴程度が目安。香りをキツくしたくない方は、きちんと計量し、1~2滴から試すことをおすすめします。

    1. しっかりかき混ぜ終わったら、完成!テクスチャーはワセリンとほとんど変わりません。

実際に作ってみて

アロマオイルは後述のフレッシュの材料をそれぞれ単品で購入しました。単品の他にもセットやブレンド済みのものもあるので、気に入った香りがあればそれらを選ぶとよいでしょう。
作り方はとても簡単なので迷うことはありませんが、注意が必要なのはアロマオイルの量です。うっかり指定の量より数滴多く入れただけでかなり強い香りになりました。初めは少なめで試すほうがよさそうです。

香りの特性を知ることも大切

練り香水を作る時は、ノート(揮発速度)を意識して作るのが基本。香水を付けてから10分経った香りを「トップノート」、少し時間が経過してからの香りを「ミドルノート」、時間がだいぶ経って消えるまでの香りを「ラスト(ベース)ノート」と呼びます。

    • トップコート-柑橘系
      例…レモン・グレープフルーツ・オレンジ・ベルガモット・ローズマリーなど
    • ミドルノート-フローラル系
      例…ラベンダー・オレガノ・カモミールなど
    • ラストノート-ウッディー系
      例…シダーウッド・サンダルウッド・ヒノキ・カカオ・バニラ・パチュリなど

アロマオイルを入れる際はお好みで入れても結構ですが、トップノートとミドルノートの分量を多めに入れて、香りが残りやすいラストノートは少なめにブレンドすると、香りのバランスが整うのでおすすめです。

おすすめのアロマオイルブレンド7種

練り香水で使うアロマオイルのオススメブレンドをご紹介します。ここではすべて5gの容器に対して計20滴で計算しているので、入れる容器によって滴数を変えてみてください。

シトラス系

誰にでも好まれるシトラス系の香り。トップノートの傾向が強いので香りはあまり長続きしません。気分をリフレッシュさせたい時に最適。

      ビター … レモン10滴、ベルガモット5滴、ライム5滴

 

    フレッシュ … レモン8滴、グレープフルーツ7滴、スペアミント5滴

フローラル系

女性らしさをいろいろな香りで表現できるのがフローラル系の香りの特徴です。

      スイート … ゼラニウム15滴、ローズ5滴

 

      セクシー … ベルガモット8滴、ラベンダー7滴、ジャスミン5滴

 

    ミステリアス … ラベンダー12滴、フランキンセンス6滴、マジョラム2滴

ウッディー系

一番長く香りが続く傾向のあるウッディー系は、割りと男性的な香りなので男女兼用で爽やかに使える香りが多めです。

      ビター … シダーウッド10滴、ヒノキ7滴、クローブ3滴

 

    フレッシュ … シダーウッド10滴、パイン5滴、ユーカリ5滴

まとめ

自分で作った練り香水をつけるだけで、ちょっと特別な感じを味わえて楽しい気分になるはず。白色ワセリンを使えば簡単ですぐにできるので、自分好みの香りを楽しみたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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