大人の女性としてのマナー!相手の心に寄り添う聞き方のテクニック

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洗練された大人の女性って、素敵ですよね。マナーや立ち振る舞いはもちろんのこと、相手の話を上手に聞いて、絶妙なタイミングで言葉を返すことができる聞き方美人だとさらに印象的です。
今回は、大人の女性のマナーのひとつとして、ぜひ身につけてほしい聞き方美人の基本テクニックをお伝えします。

大人の女性ってどんな人?

大人の女性って、立ち振る舞いが優雅で品格があって上品な雰囲気をかもし出し、なんとなくみんなから憧れられるようなイメージがありませんか?

でも決して、お高くとまっていたり、接し方が上から目線だったりはしませんよね。親しみがあって、さらに気さくさも持ち合わせ、相手の立場や気持ちがわかり、そしてもちろん、自分の立場もわきまえています。

自分の立場や能力を理解しているので、するべきことややってはいけないことの分別もあり、言うべきことや言ってはいけないこともちゃんとわかっている…これぞ、大人の女性という感じでしょう。

このように大人の女性は、自分のやるべきことや立場がわかっているので、何か相談を持ちかけられたり、アドバイスを求められたりしても、相手の心にほどよく寄り添って話を聞くことができるのです。

話を聞く時の基本

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話を聞く時の基本は、相手がどんな人でも内容がどんなことでも、まずは相手の話を最後まで聞くことです。

つい無意識に行なってしまいがちなのは、相手が話したことに対して、「私も…だよ。それで私はね…」と、遮って自分の話をはじめてしまうこと。

また、相手の話をとりあえず聞いたものの、自分の意見ばかり押しつけたり、否定的なことばかり話してしまったりするのも、雰囲気が悪くなって相手が話しにくくなるばかりです。

相手の話に対して、何かアドバイスや反対意見を伝える時は、まず一旦相手の気持ちを「そうだね」「気持ちはわかるよ」などと受け止めてから、自分の意見や気持ちを伝えるようにすると、相手も受け入れやすくなります。

まずは、相手の話を最後まで聞くこと。そして、話を聞いている間にも、相手の目を見て適度に相づちを打つなど、話をきちんと聞いていることを態度に示しましょう。

上手な相づちのバリエーション

話を聞く時には、こちらの相づちの使い方ひとつで相手がもっと話したくなったり、思わず本音をもらしたりするようになります。

「うなずき」一つとってもいろいろなテクニックがありますが…まずは、共感すること、そして話を展開させていくこと。さらに、相手の話を要約してくり返すことは、相手を安心させ、信頼関係を深めることにもつながります。

相づちのバリエーション

  1. 声のトーン、大きさ、話すスピードを相手に合わせる
  2. 感情の表現を相手に合わせて行う(「わぁ!」「へぇ!」「えっ!」「そうですか!」など)
  3. 相手の気持ちを一旦受け入れる(「そうでしたか」「そうなの」「わかります」「わかるわかる」「よくがまんしたね」「よくがんばったね」など)
  4. 話を展開させていく(「そして?」「それから?」「それで?」など)
  5. 感想を聞く(「どうだったの?」「いかがでしたか?」「どう思った?」など)
  6. 相手の話を要約してくり返す(楽しかった、と言えば「楽しかったんですね」、くやしかった、と言えば「くやしかったんですね」など)

終わりに

聞き方のスキルももちろん大切ですが、相手の心に寄り添うにはやはり心のつながりがとても重要です。「相手の話をきちんと聞こう」と、あなた自身の気持ちが入らなければ、どんなによいテクニックを使っても、聞き方美人にはなれないということを忘れないでくださいね。

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