塗ると荒れる!?自分に合わない口紅成分を回避しよう!

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口紅を塗っていたら唇が乾燥する、皮が剥けてきた、なんてことはありませんか?化粧品の相性には個人差がありますし、使ってみるまで分からないですよね。買ってから失敗したと思っても時すでに遅し、、。今回は化粧品を無駄にしないために、どの成分が自分に合わないのか把握できるよう、唇を刺激する可能性のある成分をまとめてみました。さらに、もう荒れちゃった、でも口紅はどうしても使いたい!という方のために、荒れた唇に口紅をうまく乗せる即効ケア術をご紹介します。

口紅に含まれる要注意成分とは?

タール色素

タール色素とは、石油を精製するときに生じるナフサという物質を原料とした化学成分で、口紅の多彩な色を作り出すものです。化粧品の成分表では、赤色202号というように「○色○号」と表記されます。色素沈着や健康面での悪影響もささやかれていますが、タール色素のすべてが身体に悪いわけではなく、化粧品によく含まれる青色2号黄色4号のほか12種類のタール色素は食品添加物としての毒性試験もクリアしているほどです。ですが、国によっては注意喚起している色素もありますので、肌に合わない方もいるかもしれません。

合成界面活性剤

口紅やリップクリームは水分補給する水溶性成分と、水分がとばないよう蓋をする脂溶性成分を含みます。これらはそのままでは水と油のように混ざり合わないので、界面活性剤を加えて均一に混ざるようにしているのです。とくに化学的に合成された合成界面活性剤は、「肌のバリア機能を壊す」など肌に悪影響を及ぼすとして世間では賛否のある成分です。そのため、皮膚が薄い唇は肌質によって刺激を受けやすく、そのダメージを受けやすいパーツなのです。合わない口紅に界面活性剤が入っている場合は、界面活性剤フリーのものや、天然素材の界面活性剤の「レシチン」などが配合されたものを試してみるのもおすすめです。

防腐剤

一般的に口紅に使用期限はありませんが、それだけもちを良くするために防腐剤が入っています。化粧品に広く使われているのはメチルパラベン。防腐剤の中では最も低刺激なので普通に使う分には問題ありませんが、敏感な方は反応してしまうかもしれません。また、紫外線を受けると細胞の老化を早めてしまうという話もありますので、気をつけたいところですね。似た物質のパラベンは強力な分、刺激が強いので敏感肌さんは要注意です。

合成ポリマー

合成ポリマーというのは人為的に作った大きな分子というざっくりとしたくくりです。そのうち、化粧品によく使われるのは水溶性ポリマーでカルボマー、○○メチコンなどと表記されます。べたつかずに口紅にとろみをつけ、唇にぴったりと吸着して簡単に落ちないようにするためのものです。成分自体の安全性は高いといわれていますが、吸着力が強いので落とす際に強力なクレンジングを必要としたり、密着性が高く肌自体の保湿力を損なったりする可能性があります。

ガサガサ唇に口紅をキレイに塗る方法

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ホットタオルで水分補給

朝目覚めてから唇の荒れに気付いたら、まずホットタオルを作りましょう。最初にリップクリームを優しく塗ってからホットタオルで唇を包みます。5分ほど温めたら、はずして再びリップクリームやリップ美容液でケア。ふやけてきた皮をそっと取り除いてから、口紅を乗せましょう。格段に乗りがアップしているはずです。

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