きちんと見てる?毎月もらう「給料明細」の正しい見方とポイント

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毎月の給与明細はチェックしていますか?「額面だけチェックしている」「あまりチェックしていないけど保存はしている」そんな人もいると思います。

今回は、有給休暇や税金・保険などの情報が詰まった給与明細の見方をご紹介します。

給与明細の正しい見方知っている?

毎月の手取り金額に加えて、各種手当や残業代、交通費、住民税や健康保険料などの税金・社会保険料などの情報が書かれている給与明細。

もらったまま、引き出しに入れっぱなしという人は、将来のためにもきちんと開封して中身をチェック。見た後にはきちんとファイリングしておくことをおすすめします!

数字や慣れない言葉ばかりのように思える給与明細も、見方のポイントさえ押さえれば、簡単に中身を把握できますよ。

何よりも、自分のお金に関すること。きちんと理解しておきたいと思いませんか?

給与明細の見方①天引きされる社会保険料や税金をチェック

ついつい手取り額ばかりに目がいってしまう給与明細ですが、まず見方を覚えて欲しいポイントは、毎月いくらの社会保険料や年金、税金が天引きされるかを確認すること。

例えば、仕事を辞めて数ヶ月間転職活動をする場合、毎月引かれている税金や社会保険料が生活費にプラスしてかかってくることになるんです。

正確にいえば、健康保険料は、無職や自営業の場合は国民健康保険に加入することになるので金額が少し変わるのですが、大まかな金額を把握する上でも知っておいて損はありません。

給与明細の見方②手当や出張経費は「支給」欄をチェック

住宅手当や出張にかかった経費などが記載されているのが「支給」欄です。

それぞれ「◯◯手当」というように、項目が設定されていますので、基本給に加えて自分がいくら受け取れているのかを知ることができます。

年次によっても手当の内容が変わることがありますし、資格取得で新たに手当がもらえたり、子育て手当がある会社もあります。

大きい時には月数万円、手当で変わることもあるので、賢く手当を貰うためにも、給与明細の見方を知って、どんな手当が支給されているのか把握しておきましょう。

給与明細の見方③住民税で社会人3年目に手取りダウンもありえる!?

給与明細の見方をきちんと知っていると、心構えができるのが、社会人3年目の手取り額が減るという事態です。

実は、新入社員1年目のときって、前年度の収入で計算される住民税がかかっていないんです。
また、2年目も全額住民税が引かれるわけではないので、税金で給与が目減りする分が防げているのです。

それが、3年目になるとしっかりと住民税が引かれることに……。
結果、手取り額が減ることが予想されるんですよ。

給与明細の見方④残り有給日数もチェックできる

給与明細の見方を知っていると、他にも役に立つ情報がたくさん載っています。
その一つが、残りの有休日数です。

いったい自分の有休はどのくらい残っているの?というときも、給与明細を見れば一発で確認できます!

給与明細の見方⑤間違いがある可能性もあるのでしっかり見よう

給与明細の見方で、もう一つ注意したいポイントがあります。

それは、人事も残業代などの計算を間違っている可能性があるということ!
会社が支払う金額を確認する意味もある給与明細。

残業が多い人ほど、残業代の計算が間違っている可能性もあるので、自分でもチェックするようにしておきましょう。


給与明細の見方がわかると、自分の経済状況がよく見えてきます。きちんと把握しておけば、転職時の会社選びの参考にもなりますよ。
この機に、見返してみてはいかがでしょうか?

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