飯テロに対抗!食べ物の写真を見続けると逆に食欲が減ることが判明!!

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ダイエット中に、SNSなどに投稿されたごちそうの写真を見て、食欲を抑えられなくなったり、誰にもぶつけられない怒りに似た感情が生まれたりした経験がある人は多いことでしょう。ただの写真なのに、その香りや食感、味わいまでリアルに想像させる力がある食べ物の写真は、ダイエットの敵!!…ところが、なんと、食べ物の写真を大量に見続けると、逆に食欲が減るという研究結果が発表されたのです。今回は、驚きの研究の概要と、それを応用した「写真見るだけダイエット」のやり方をご紹介します!

食べ物の写真を見続けるだけで、脳が味に飽きる!?

アメリカのブリガム・ヤング大学の実験で、食べ物の写真を大量に見ると、その食べ物をあまり美味しく感じなくなることがわかりました。同大学の研究チームが232人の学生を2つのグループに分け、片方のグループの学生には甘いお菓子の写真を60枚、もう一方のグループの学生には塩気がある食べ物の写真を60枚見せました。その後、両方のグループの学生に、塩気があるピーナッツを食べてもらい、おいしく感じられたかどうかを評価してもらったところ、塩気のある食べ物の写真を見た学生たちは、甘いお菓子の写真を見ていた学生たちに比べてピーナッツの味を美味しく感じていないという結果が出ました。この結果について、研究チームは、食べ物の写真を大量に見ると脳がその味の知覚体験に飽きてしまうため、実際に食べた時、あまり美味しく感じなくなると説明しています。

(参照元サイト(英文):How Instagram can ruin your dinner)

ダイエットに応用すれば、無理せず食欲を抑えられる!?

この研究結果を応用すれば、ダイエットがしやすくなるかもしれません。高カロリーだけど、つい食べすぎてしまう好物がある人は、その好物の写真を見続けることで、食べ過ぎを抑えられるようになる可能性があります。この「写真見るだけダイエット」のやり方はとても簡単です。

検索サイトで、食べ物の名前で画像検索をすると、大量の写真が出てくるので、後はひたすら写真を眺めるだけ。ポイントは、その食べ物を「もう見たくない」とうんざりするまで見続けること。写真10枚程度では食欲を刺激するだけで逆効果ですので、数十枚~100枚以上の写真を一気に見ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?ダイエット中、食べたいものをずっと我慢するのはツラいもの。それだけではなく、我慢しすぎると、ヤケ食いにもつながりがちなのが怖いところ。でも、「もういいや」という気持ちになるまで食べ物の写真を見ることで食欲を抑制できるなら、あまりストレスを抱えずにダイエットできそうですね。しかし、安易に好物の食べ物を見るのは極力避けましょう。

人は好物を見て「おいしそう」と思っただけで、胃や消化管の活動が活発になり、胃に入っていた食べ物を小腸へと送って、追加の食べ物が入るスペース(別腹)を作り出すといわれているからです。そのため、なるべく飯テロ画像を避ける、スーパーで高カロリーの食べ物コーナーに立ち寄らない、などの努力はした方が良いでしょう。それでも、うっかり、おいしそうな食べ物を見てしまって食欲が暴走しそうになったら、思い切って食べ物画像を大量に見続けてみてください。少しは食欲を抑制できるかもしれません。

 

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