あなたは初対面で会った人でまず目にいくところはどこですか?ほとんどの方が、目元にいくのではないでしょうか。パッチリとした目は、第一印象をとても良く見せてくれるもの。

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しかし、仕事で長時間のデスクワークが当たり前になっている現代人は、目元に疲れが出やすく、年齢とともにたるんでしまいがち。今回は、疲れを感じさせないパッチリ目を手に入れる、眼輪筋を鍛えるトレーニング方法をご紹介します。
眼輪筋を鍛えるとこんなうれしいことが!
眼輪筋は、目の周りをぐるりと囲んだドーナツ状の筋肉。まぶたを開けたり閉じたりするほか、涙嚢の開閉する働きがあるので涙の量を調整する役目もあります。眼輪筋を鍛えると目が大きく見えるだけでなく、女性にうれしい様々な効果が期待できます。
たるみやクマが目立たなくなる
眼輪筋を鍛えると目の周りの血行が良くなって、余分な老廃物や脂肪がスムーズに流れやすくなります。これにより、目元がスッキリ軽くなって、結果的にたるみが目立たなくなります。
また、疲れると目の下のクマが濃くなる方にも、眼輪筋トレーニングがおすすめ。色素沈着が原因の茶グマも、眼輪筋トレーニングでお肌のターンオーバーを促せば、メラニンが排出されやすくなるので、だんだん目立ちにくくなります。
目の周りの小ジワが減る
目尻のシワや、乾燥によるちりめんジワは、老け顔のもと!コンシーラーなどでごまかすことはできても根本的な解決には至りませんし、余計に悪化する場合も。
眼輪筋を鍛えれば、血行を良くなって自然とお肌にハリが生まれるので、こまめなトレーニングでシワも予防しちゃいましょう。
ドライアイも改善
ドライアイは、眼輪筋が衰えることによってまばたきの回数が減り、目が乾燥することから起こる症状。慢性的なドライアイで、目に痛みや違和感があったり、物がかすんで見えたりする場合、そのままにしておくととってもキケン!角膜や粘膜に異常が起きて、目の病気を発症する可能性があります。
眼輪筋トレーニングでまばたきが正しくできるようになると、目に涙が補給されるようになって目が乾きにくくなるといわれています。特に、長時間にわたってスマホやパソコンを使う人はドライアイになりやすいので、空いた時間に眼輪筋を鍛える習慣をつけるといいでしょう。
目元の印象を変える!眼輪筋トレーニング
目玉ぐるぐるトレーニング

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- 目をパッと開き、目のフチを沿うようにしてゆっくり目を回します。
- 同様に先ほどとは逆回しで目を回し、それぞれ10回程度ずつ行いましょう。
- 今度は、上→下→左→右の順番に目を動かします。一度まぶたを閉じてから、次の方向へ目を動かすようにするのがポイント。
まぶたを開閉する時は、目のまわりの筋肉を意識してギュッと力を入れることが大切。このトレーニングは、パソコンやスマホなど、一点を見つめている時間が長い人におすすめです。
ピースサインのトレーニング
- 両手でピースサインを作って、人差し指を上、中指を下に置いて、左右それぞれ目尻を2本の指で軽く押さえるようにします。この時、目は自然に閉じておきましょう。
- そのまま外側に向かって指を動かし、ゆっくりと皮膚を伸ばしていきます。限界まで来たら10秒間ほどキープします。
- 1と2を5~6回程度繰り返しましょう。
涙袋をつくるトレーニング
- 口の形を“オ”の形にして鼻の下を伸ばしたら、そのまま目線を上の方に向けながら、目の下も同時に伸ばしていきます。
- 次に、まぶしい表情になるように、下まぶたをグッと引き上げるようにして5秒間キープ。ゆっくりと元に戻したら終了です。
まとめ
眼輪筋は日常生活においてほとんど使われていない部分なので、今回ご紹介した3種類のトレーニングを毎日コツコツ続ければ、より早く効果を感じられるはず。地道なトレーニングでプチ整形並みのパッチリ目元を手に入れちゃいましょう!