メイクやファッションも秋冬仕様に切り替える時期がやってきました。
最近は、メイク方法も「コントゥアリング」など海外のトレンドを取り入れたものが話題になっていますよね。
その中でも特に注目したいのが「クラウニング」というメイクテクニック。
9月にDior(ディオール)から発売されたフィックス イット カラーがきっかけで人気が高まっているようです。
そんな話題のクラウニングメイクテクニックと、実際の効果を体験レポートします!
クラウニングをすると何が良いの?
女性にとってメイクは自分を美しく見せる武器です。
アイシャドウやリップの色で顔を華やかに見せることも大切ですが、一番気になる部分は「お肌」という方も多いのではないでしょうか?
「クラウニング」はその重要な “お肌を整える”ことに効果を発揮してくれるメイクテクニック。
赤みやクマ、シミ、ニキビなどのお悩みを、異なる色のカラーコンシーラーが補正してくれるので、プロのメイクアップアーティストのような仕上りを叶えてくれます。
一見難しそうに感じますが、どのお悩みに何色を使用するか覚えておけば簡単に再現可能!
簡単にメイクの質を上げることができる魔法のテクニックは必見です。
実際にクラウニングメイクを体験レポート!
【フィックス イット カラー】
全4色(ブルー・アプリコット・イエロー・グリーン) 4,200円(税抜)
2016年9月30日(金)新発売
今回は前述にも出てきているディオールのフィックス イット カラーを使用してみました。
こちらはスティックタイプのカラーコンシーラーで、持ち運びにも便利。
外出中にお悩み箇所を見つけたときに、すぐに対応できて常に美肌を保つことができますね。
クラウニングメイクの手順をご紹介

<クラウニングメイクの手順>
①お肌を化粧水などで整えたあと、下地を塗る
②ハイライト効果のある「ブルー」を、Tゾーン・顎・Cゾーンにのせる
③「アプリコット」を鼻筋・頬骨の下・顎下にのせて、立体感とクマをカバー
④頬の赤みやニキビの箇所には「グリーン」をのせる
⑤「イエロー」を小鼻・目の下にのせてクマと小鼻特有の赤みをカバー
⑥これらをスポンジで馴染ませていく

メイク時のお肌の調子に合わせて、カラーを変えることでいつも美しいベースを作ることができます。
<使用感>
最初に手で色味を試してみたときは想像以上の発色に驚きましたが、顔全体に馴染ませるとお肌全体が整った感覚になりました。
テクスチャーは、お肌にのせた瞬間はしっとりしていて、伸ばしていくとベタつくこともなくサラッと馴染んでいきます。
クラウニングメイクはあくまでも下地。
上からファンデーションを重ねる時、リキッドタイプを使う方は特にサラッとした仕上りのテクスチャーを選ぶとヨレ防止にもなりそうです。
くすんだお肌も一変!気になるビフォー・アフターはこちら

Beforeはお肌に何も塗っていない状態。
Afterはメイク下地とカラーコンシーラーのみ。
これだけでもお肌に透明感とほどよい立体感が出ていることがわかりますよね。
休日はクラウニングしたベースの上に、軽くベージュのフェースパウダーをはたく等の簡単メイクでもOK!
クラウニングメイクを取り入れるときのポイント3つ
筆者が実際にクラウニングを体験した結果、クラウニングをより効果的に取り入れるポイントをいくつか見つけたのでご紹介します。
①カラーの特徴を踏まえてメイクする
前述したように「どのお悩みに対して、何色を使うか」を理解してお肌の補正を行うことが重要です。
お肌の調子に合わせてカラーを変えることができますので、下記を参考にしてみてくださいね。
カラーの特徴
【ブルー】:ハイライト効果
【アプリコット】:シミを目立たなくする、シェーディング効果
【イエロー】:シミ・クマの補正、小鼻の赤み改善
【グリーン】:赤みの補正、ニキビ・ニキビ跡を目立たなくする
②外出時に使える万能カラーは「グリーン」
グリーンのカラーにはニキビやニキビ跡の赤みを補正し、目立たなくする効果があります。
またお肌の赤みにも効果的。
外出時にお化粧がヨレて赤みが出てきた部分や、急なニキビなどにも素早く対応できます。
アフター7で夜まで予定がある日も、これで美肌をキープ♡
③ファンデーションは保湿力高めが◎
これからの季節、乾燥はお肌の大敵!
お化粧水などメイク前の充分な保湿と、保湿力が高いリキッドやクリーム状のファンデーションで1日中ツヤ肌を保って。
クラウニングでいつものメイクをプロ級の仕上りに
アイシャドウやリップなどのポイントメイクに気をつかうとともに、ベースとなるお肌を美しく見せることも大切。
「クラウニング」は美しいお肌をつくるための土台をきちんと作り上げてくれます。
話題になりはじめたばかりのメイクテクニックをいち早く取り入れて、ぜひその効果を実際に体験して見て下さいね。